【13の理由】シーズン3第6話のネタバレ解説。
犯罪歴のあるトニーは、ブライスの件で取調室に連れて行かれます。
一方、ブライスの葬式では酔った父親が現れ自体は思わぬ事態に……?
この記事では【13の理由】シーズン3第6話の見どころとネタバレ解説をご紹介します!
【13の理由】シーズン3第6話あらすじ
手錠をかけられ取調室に連行されるトニー。
前科があり、不法移民者を従業員として働かせているトニーは、警察から手荒い扱いを受けながらブライスとの面識について聞かれます。
ブライスの家からトニーの中古車が見つかり、アニはトニーが犯人なのではと疑いますが、トニーに限ってありえないと思っていたクレイはブライスの父ハリーを疑いました。
ブライスの葬儀当日、ハリーは浮気相手の女性と共に現れます。
ハリーは酒を飲んでいるのか、まるで結婚式かのように来場者たちと楽しそうに挨拶を交わしている姿を見たブライスの母親ノラは、不快に感じていました。
ブライスの死を悲しむノラと反対に、息子を自分の人生から消そうとしていたハリー。
事件の前、ハリーのある秘密が原因でブライスと口論になったこともあり、クレイはハリーがブライスを殺す動機を探ります。
一方、高校ではトニーが逮捕されたという噂が広がっていました。
心配したクレイとアニは、トニーの家へ向かいますがもぬけの殻。
同性愛者であるトニーの恋人のケイレブに話を聞き、トニーと家族の衝撃の事実が明らかになります。
なぜトニーの中古車がブライスの家にあり、クレイに何も言わず身を潜めていたのか?
【13の理由】シーズン3第6話のキーマンは、ブライスの父親ハリーと同級生トニーです!
【13の理由】シーズン3第6話の見所
シーズン1、2では、学校では生徒を支配していたブライスですが、家庭内のブライスは見たことはありません。
第6話ではブライスの家庭環境による悩みに焦点が当たるため、家庭内での彼の様子が見ることができます。
ブライスは母親をとても大事にしていました。
“強姦者”としてのレッテルを背負うことになったブライスに、ノラはどう接するべきなのか悩んでいましたが、彼の母親への愛情や優しさは昔から変わってはいなかったのです。
特に、祖父ハリソンに非難されるノラをかばうシーンは印象的でした。
夫に浮気され、父親に罵声を浴びせられる日々を送っていたノラにとって、ブライスの優しさだけが支えだったのかもしれません。
ブライスとノラの仲睦まじいシーンがいくつか出てくるので、是非注目してみてください!
【13の理由】シーズン3第6話のネタバレ
ザックによるブライスへの答辞
ブライスの葬式の日、答辞を述べることになっていたザックは何を話すべきか迷っていました。
しかし、クロエから「正直に彼の良いところを話せば良い」という言葉に背中を押され、舞台に立ちます。
価値観も行動も違っていたブライスの悪態に言及しながらも、彼の内に秘められていた“正義感”を称え、確実に“仲間”出会ったと伝えました。
仲間の死に、ただただ残念だと伝えるザックにノラは、ブライスとの幸せだった頃に思いを馳せながら涙します。
すると、参列者の中にいた女子生徒たちが立ち上がり、「彼は強姦者!」「彼は地獄に落ちるべき!」と叫び、ブライスを痛烈に批判しました。
垂れ幕まで用意されており、生徒たちは警察に連行されたものの、ノラは深く心を痛めるのでした。
ハリーの秘密
アニは、ブライスとハリーが激しく言い合いをしていたことを回想します。
突然家に現れたハリーは、頭に血が上っているようでブライスに多額のお金を請求します。
何でも、ハリーが浮気相手と住んでいる家の内装が、何者かによって壊されていたのです。
仲裁に入ったノラはブライスではないと言いますが、ブライスは自分がやったと認めました。
全額弁償しろというハリーに、ブライスはケイトリンという名前を出します。
ノラは、何のことか分かりませんでしたが、ブライスの暴露でハリーには“隠し子”がいることが発覚したのです。
その後、ブライスはハリーに報復しないのかとノラに問いますが、報復はしない、ただ2度とハリーに振り回されずに暮らそうと言います。
父親のお金で買った中古車
クレイとアニは、保釈が認められたトニーの元へ向かいました。
そこで2人は、ブライスの家にあった中古車をトニーが売っていたことを知ります。
実は、トニーの家族は数日強制送還されており、家族を救うために弁護士をつけようとしていたのですが、貯金が底をつき愛車を売ることにしていました。
そこで中古車を買うと申し出てきたのがブライスだったのです。
ブライスは売値の倍の額を渡しますが、トニーは拒みます。
しかし、そのお金はハリーがブライスを遠ざけるためのお金だと知り、複雑な感情のままトニーはお金を受け取りました。
トニーがひとりで背負いこんでいた辛さを感じ取ったクレイは、彼を強く抱きしめ「愛してる。」と伝えます。
改めて家族と一緒にいることの有り難みを感じたクレイは、家に帰って両親をハグし、リビングに養子であるジャスティンの写真を飾ることを提案したのです。
【13の理由】シーズン3第6話の感想
ブライスの葬式での騒動にはあまりにも驚きました。
少し前から、葬式でデモを起こそうと計画しているシーンは出てきましたが、まさか本当にするとは……。
タイラーが、「人の死を喜ぶべきではない。」と、最もなことを言っていました。
そこでは、他の女子生徒の意見に打ち消されていましたが、必ずしも“死”が償いになるわけではないと思います。
もちろん、シーズン2でのブライスの判決には納得がいきませんが、法で裁けなかったものを自分たちのやり方で裁こうとするのは違います。
しかも家族や部活の仲間の前で。
モンゴメリーがその後、悔しそうにその時の様子をコーチに話していました。
今でもコンタクトを取り仲間であったモンゴメリーは、怒りが止まらなかったことでしょう。
ブライスは生きて償っている最中でした。
例え彼を一生許せなくても、“死ぬべきではなかった”ことは確実です。
【13の理由】シーズン3第7話はどうなる?
ブライスの家の、防犯カメラの映像を見ていた保安官たちが目にしたのは、クレイがブライスに銃を向けているところでした。
すぐにクレイを連行することを決定。
遂にクレイも容疑者のひとりになってしまうのか?
【13の理由】シーズン3第7話のキーマンはクレイです!