【13の理由】シーズン3ネタバレ解説(9話)
遂にブライス殺人容疑の重要参考人として警察にマークをされたクレイですが、クレイの家の養子となったジャスティンにも注目が行き始め……。
この記事では【13の理由】シーズン3第9話の見どころとネタバレ解説をご紹介します!
【13の理由】シーズン3あらすじ(9話)
警察はクレイを殺人事件の重要参考人に断定。ブライスがジャスティンを危険な状況から救ったことを知ったアニは、ジャスティンのウソを見抜く
出典:Netflix公式サイト【13の理由】シーズン3第9話から引用
ジャスティンのカバンの中から、ブライスの名前が入ったオキシコドンを見つけたクレイは、ジャスティンに詰め寄ります。
するとジャスティンは、葬式の日に出来心でブライスの家のトイレからオキシコドンを盗んだと告白し、クレイは彼の言葉を信じるのですが……。
一方警察では、クレイがブライス殺害の重要参考人であると会見を開いていました。
名誉棄損だと怒ったクレイの両親は弁護士に相談。
クレイにも学校を休むよういいますが、「やましいことがないのに逃げるのは嫌だ」と学校に行ったのです。
しかし、学校では早くも噂が広がっていたため、クレイは孤独感を感じてしまいました。
学校中から腫れ物扱いされているクレイを見たアニは、ジャスティンがついている嘘を伝えたのでした。
【13の理由】シーズン3(9話)ネタバレ解説
対抗試合の日、ジャスティンは浮気していた?
ブライスの強◯に、見て見ぬ振りをしていたジャスティンと、被害者のジェシカが付き合っているという事実は、学校の一部で非難されていました。
ジェシカは数日間ジャスティンのことを避けていましたが、2人が廊下で鉢合わせになった際、お互いの愛を抑えきれずキスをしてしまいます。
しかし翌日、ジェシカがジャスティンに甘えようとしましたが、逆に別れ話を切り出されてしまったのです。
その理由はジャスティンの浮気でした。
“乱闘事件”があった対抗試合の後、ジャスティンは浮気をしていたというのですが……。
ブライスはジャスティンの命の恩人
ブライスが殺害される前の話、ジャスティンが働いているカフェに義理の父親セスが現れます。
過去にセスから虐待を受けていたジャスティンは、家を出る際にセスのお金を持ち出していました。
その盗んだお金を理由に、ジャスティンは売人の仕事を手伝わされることになります。
ジャスティンはその仕事の最中に、くすねていたコカインを使用しているところを警察に見つかり、連行されてしまったのです。
その後、警察にジャスティンを迎えに来たのはクレイの両親ではなくブライスでした。
ブライスはジャスティンを保釈させ、手切れ金として5千ドルをセスに渡したのです。
そして、ジャスティンを覚せい剤から手を切らせるために、オキシコドンを渡していました。
そう……、薬物に依存して命の危機にあったジャスティンを救っていたのは、ブライスだったのです。
取り戻せない昔の自分
アニとクレイとジャスティンは、セスの元でブライスの腕時計を見つけました。
これによりクレイは、セスがブライスを殺して時計を盗んだのだと思います。
さらに家に戻ったクレイは、ジャスティンがコカインを使用しているところを見てしまったのです。
ジャスティンの裏切りに激しく怒るクレイに、ジャスティンは自分がコカイン中毒であることを告白。
彼がアメフトの薬物検査をクリアしていたのも、実はザックの尿と取り替えてもらっていたからだったのです。
スラム街でホームレスとして暮らしていたジャスティンは、アメフトを始めて自分を変えようとしていましたが、
結局は薬物中毒から抜けられず、自分の弱さにただ涙を流す事しかできませんでした。
【13の理由】シーズン3(9話)感想
13の理由シーズン3すごいよ…いろんな人に共感しちゃうよ…
— つしろ (@_tsushiro) September 20, 2019
#13の理由 シーズン3、ブライスとモンゴメリーの結末が色々思うことがありやるせ無い気持ちだったけど面白かったかな、ブライスは最低な男だったけど、最後の方は少し感情移入してしまったなぁ…
— Ryxo (@2dfloreani814) September 19, 2019
Netflixの13の理由やっとシーズン3見てるけどブライスがいいやつになりすぎて良心が痛む…
— ビャットン (@lantern3636) September 20, 2019
クレイが重要参考人として第一容疑者になってもなお、クレイを信じ続けたのはジャスティンでした。
セスの虐待や、ホームレスの生活を経験しているジャスティンは、誰よりも義理深く誰よりも優しい子です。
だからこそ、抱えているものが人よりも多い分、薬物に依存してしまったのかもしれません。
そういった意味では、ブライスに依存していた理由もわかる気がします。
ブライスもお金には恵まれていたものの、愛を感じずに育ってきた子です。
似たような境遇に立たされた2人だからこそ、離れようとしても惹きつけられてしまう。
ジャスティンはどんなにブライスを憎んでいても、恋人のジェシカやクレイたち家族に頼れないことを頼れたのが、ブライスでした。
ジェシカの事件から、2人は“兄弟”から“取り戻せない友情”へと変わってしまったのが、何とも切ないです。
【13の理由】シーズン3(10話)どうなる?
9話のラストシーンで、クレイに電話をかけてきたのはハンナの母・オリヴィアでした。
憶えていますか?
ブライスを殺す1番の動機を持っているのは、彼のせいで娘が死んでしまったオリヴィアなのです。
ハンナの夢を叶えるため、NYへ行ったオリヴィア。
実はこの街に戻ってきていていたのです。
そして、ブライスが殺された日にもこの街にいたということは……!?
第10話でのキーマンは、ハンナの母・オリヴィアです!
ミニ情報:アメリカの薬物事情について
第9話では薬物が大きなテーマとして挙げられていました。
ジャスティンが常習していたコカインは“セレブドラック”と言われ、常習化してしまう恐ろしいものです。
更に、ブライスがジャスティンに渡していたオキシコドンは、痛み止め系の反合成麻薬であり、重度の薬物中毒者から症状の悪化を和らげるために摂取されます。
【13の理由】の中で度々出てくる薬物ですが、アメリカでは10代から薬物に手を出す人が年々増加し、薬物依存による10代の死者数も、ここ16年間の間に倍増していることも分かりました。
犯罪であると同時に命を落とす危険があるため、政府は薬物患者に対して罰則を強化するよりも、医者の管理下での治療を最優先としているということでした。