「慶余年」シーズン2第19話・20話のあらすじネタバレと感想。
春の科挙の当日、試験会場の入り口では范閑と郭錚の監督のもと荷物チェックが行われ、楊万里の荷物の中からカンニングペーパーらしきものが見つかってしまいます。郭錚は楊万里を試験会場から追い出そうとし……。
「慶余年」シーズン2第19話のあらすじネタバレ
范閑は郭保坤を連れて、郭攸之が投獄されている牢屋にやって来ました。范閑は郭攸之に、郭錚からもらった冊子(春の科挙のタブーと規則が書かれている)を見せ、内容に間違いがないか確認してもらいます。冊子に目を通した郭攸之は、規則については書かれているもののルール外のルール(?)が書かれていないことに気づきました。
話が受験生のことになると、范閑は楊万里や史闡立に接触してしまったことを打ち明けます。郭攸之は、他人の目にはそれらの受験生が范閑の門下生だと映ってしまうことを指摘しました。
范閑が屋敷に戻ると柳如玉と范思轍が待っていました。柳如玉は范閑に、范思轍を北斉に行かせないでほしいと頼みますが、范思轍は自分の成長のため、そして慶国に貢献するため北斉へ行きたいと申し出ます。范閑は自分と林婉児の結婚式に参加してから北斉へ行くように言い、范思轍は承諾しました。
春の科挙の当日。大勢の受験生が試験会場に向かう中、謝必安は楊万里の荷物の中にカンニングペーパーを忍ばせました。試験会場の入り口では范閑と郭錚の監督のもと荷物チェックが行われ、楊万里の荷物の中からメモが見つかります。
郭錚は楊万里がカンニングペーパーを持ち込んだとして試験会場から追い出そうとしました。すると、1人の侍衛が突然「自分がメモを忍ばせた」と自白します。実はこの侍衛は林若甫の配下で、試験会場で何かあれば動くようにと指示されていたのです。
郭錚は侍衛の自白を信じず、楊万里の受験資格を取り消すことを主張すると、范閑はみんなの前でメモの内容を読ませました。すると、メモに書かれていたのは軽食店のメニューの値段表でした。
楊万里は無事、科挙を受けられることとなりましたが、范閑は科挙のこの3日間のうちにニ皇子(と郭錚)が必ず罠を仕掛けてくるはずだと確信していました。
科挙の試験が始まると、受験生たちにロウソクが用意されました。郭攸之から事前に「防火がもっとも重要だ」と聞かされていた范閑はロウソクをひとつひとつ折って調べると、何本かのロウソクの中に油が仕込まれていたのです。
范閑は鑑査院が用意したロウソクと交換し、飲み水も安全な水に変え、受験生たちが使うトイレも安全なものを設置しました。