「慶余年」シーズン2第29話・30話のあらすじネタバレと感想。
賞菊大会の当日、懸空廟に3人の刺客が現れ慶帝の命を狙いました。慶帝は白装束の刺客が四大宗師である四顧剣の弟であることを認識し、范閑に追跡を命じますが……。
「慶余年」シーズン2第29話のあらすじネタバレ
慶帝の勅令により、范閑は菊の植木鉢を懸空廟の最上階まで運びます。運び終えた范閑は外に人の気配を感じますが誰もいませんでした。ただこの時、范閑は自分の中の真気が乱れた気がしました。
范閑が屋敷に戻ると、家族みんなが牌九(牌を使ったポーカーのようなゲーム)をしていました。北斉行きを決めた范思轍の出発を引き延ばしたい范建が、范思轍を牌九に誘ったのです。しかし、范思轍は北斉行きの決意を変えませんでした。
その頃、費介はぼんやりと目を覚ましましたがなぜか鎖に繋がれていました。そこへ、陳萍萍が現れます。賞菊大会(菊祭り)の当日。范閑は馬車に乗って懸空廟へ向かいました。道中、葉霊児の父で宮典の師兄でもある葉重に足止めされた范閑は、葉重に手合わせを申し込まれ仕方なく応じます。
その頃、皇子たちは懸空廟の最上階を目指して歩いていました。二皇子は突然 皇太子を突き落とそうとし、落ちそうになった皇太子は肝を冷やしますが、二皇子は冗談だと言って笑います。
皇子たちが最上階で慶帝と合流する中、懸空廟に煙が立ちこめます。火災だと気づいた范閑はすぐに最上階にいる慶帝に報告しに行きました。火はすぐに消し止められたものの、范閑は慶帝の身の安全のため慶帝に帰宮を促します。しかし、慶帝は聞き入れず菊の鑑賞を始めました。
そのとき突然、禁軍のひとりが慶帝を暗殺しようとし現場は混乱に陥ります。さらに、白装束の刺客が空から降りてきて、まっすぐ慶帝に向かっていきました。宦官のひとりも短剣を抜いて慶帝の命を狙おうとしましたが、この宦官はすぐに始末されます。
范閑は始終 皇子や慶帝を守ろうとし、状況が悪いと見た白装束の刺客はこの場から逃亡しました。慶帝は白装束の刺客が四大宗師・四顧剣の弟であることを認識し、范閑に追跡を命じます。