蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~3~5話ネタバレ。東方青蒼は橋から突き落とされた小蘭花を受けとめます。東方青蒼は小蘭花が死んだら自分も死んでしまうため「私の視界から離れてはならぬ」と言いますが、小蘭花は好きになられたと勘違いし……。
3話:命簿の修繕
息蘭聖印
小蘭花と花の精は蝶衣の配下に橋から突き落とされました。その時、東方青蒼が現れて小蘭花を受けとめます。蝶衣は東方青蒼に何者かと尋ねますが、東方青蒼は名乗らずに蝶衣の配下を次々と倒し小蘭花を連れ去りました。
もし小蘭花が死んだら東方青蒼も死んでしまうため、東方青蒼は小蘭花に「私の視界から離れてはならぬ」と言います。その言葉を聞いた小蘭花は東方青蒼が自分のことを好きになったと勘違いするのでした。
小蘭花が「きっともっといい出会いがあるわ」と言って帰ろうとすると、東方青蒼は「私にかけた術を解け」と言います。東方青蒼は2人が同期されたのは小蘭花が術をかけたせいだと思っていたのです。
その時、東方青蒼の額に息蘭族の印”息蘭聖印”が浮かび上がります。それを見た小蘭花は私はただの蘭の花の精で術を解けるほど強い力は持っていないと説明しました。
小蘭花を観察した東方青蒼は根が腐っていることに気づきます。根が腐っていることを指摘され怒って帰った小蘭花はせっかく買った根を治す薬を落として行ってしまいました。東方青蒼はその薬を拾います。
同じ頃、蝶衣は海市主に命簿を奪われたことを報告し謝罪していました。
その後、司命殿に帰った小蘭花が薬をなくしたことに気づいて泣き始めると、離れたところにいる東方青蒼も”悲しみ”の感情を感じて涙が流れてくるのでした。
東方青蒼が司命殿に行くと小蘭花は逃げようとしますが、東方青蒼は腕を掴みました。小蘭花が腕を振り払った拍子に留芳閣から持ってきた命簿が落ちます。命簿を拾った東方青蒼はそれが赤地女子のものだと気づきました。
小蘭花が取り返そうとして取り合いになり、命簿は床に落ちてしまうのでした。
赤地女子の命簿
長珩は500年前に傷ついて森の中をさまよっていた時に蘭の仙女に助けられたことがあり、それが小蘭花だったと気づきます。昊天塔から脱獄があった後、司命殿は見回りがされていないと知った長珩は自ら司命殿に行くことにしました。
司命殿では赤地女子の転生先を知るために東方青蒼が小蘭花に命簿の修繕を命じているところでした。長珩が訪ねても東方青蒼に捕まって出られない小蘭花の代わりに司命殿の花壇に住む雑草の精が応対します。
東方青蒼が怖くて本当のことが言えない雑草の精は長珩に中に入って小蘭花の勉強を指導してほしいと言って引き留めますが、長珩は修行の邪魔はしないと言って帰ってしまうのでした。
その後、小蘭花が長珩に会えなかったことや薬をなくしてしまったことで泣き出すと、東方青蒼も涙が出てきてしまいます。東方青蒼は拾っておいた根を治す薬を小蘭花に見せますが、命簿を修繕するまで返さないと言うのでした。
小蘭花は命簿を修繕しようとしますが、今日は散々な目に遭って疲れているために力が足りません。一晩休んで明日修繕すると言う小蘭花に、東方青蒼は監視するために自分もここに泊まると言い出します。仕方なく小蘭花は東方青蒼に司命の部屋を使わせることにしました。