古相思曲(こそうしきょく)13話・14話ネタバレ。「すぐ去るよ 別れがつらくないように」と言う沈不言を陸鳶は「一緒の時間を大事にすべきよ」と言って説得します。その言葉を聞いた沈不言は陸鳶に駆け寄って抱きしめ……。
13話 おやすみ、さよなら
幸せな日々
沈不言は陸鳶の問いに「すぐ去るよ 別れがつらくないように」と答えました。陸鳶は「一緒の時間を大事にすべきよ」と説得します。その言葉を聞いた沈不言は陸鳶に駆け寄って抱きしめるのでした。
陸鳶の家で幸せに暮らす中、沈不言が陸鳶のほしがっていた箜篌を持ち帰ってきました。陸鳶が高かったのではないかと心配すると、沈不言は“要らないもの”と交換したと言います。
実は沈不言が言う“要らないもの”とはヒスイの玉佩でした。沈不言は玉佩を手放せば、ずっと陸鳶のそばにいられるのではないかと考えたのです。
ある日、倚華は陸時の剣の稽古を見に行き、陸時が浮かない顔をしているのが気になりました。陸時は剣の腕が強くても顔が女性のように綺麗なため、予備軍でバカにされているというのです。
陸時は戦場に行っても敵に恐れられないのではないかと心配していました。
倚華は顔を隠して目だけを見せればいいと言ったり、眉間にしわを寄せて虎や豹のような凶暴な顔をすればいいと言ったりして陸時を元気づけようとします。
ふざけているうち、倚華は思わず陸時に抱きついてしまいました。見つめ合う2人……陸時は照れて訓練に行くと言って立ち去ります。
陸鳶の任務
その後、火烽堡にいる陸時から陸鳶宛てに“形勢が悪い 火烽堡は近いうちに落ちる”という文が届きました。陸鳶は戦に備えて金目の物を換金するために市場に行きます。
陸鳶は市場でヒスイの玉佩が売られているのを見て、沈不言が箜篌と交換したことに気づきました。陸鳶は換金するはずだった物をヒスイの玉佩と交換して買い戻します。
市場からの帰り道、節度使の使いが来て李擁が陸鳶を呼んでいると言いました。李擁は演奏が得意な女子たちを集めていて、女子たちに「なぜ呼ばれたか分かるか」と尋ねます。陸鳶は次のように答えました。
北烈は城を落とすたびに楽師に演奏させ兵を慰労し士気を高める。北烈に入り込める密偵が必要なのでは?
陸鳶は密偵の任務を受け、李擁に家族に別れを告げさせてほしいと願い出ます。陸鳶が家に帰ると陸時も帰ってきていました。陸時は前線に行くことになったので家族に別れを告げに来たと言います。
祖父は当初陸鳶と陸時が受けた任務に反対しますが、最終的には2人を送り出すことを決めました。
陸鳶は沈不言にはヒスイの玉佩を渡して”やることがあって今日発つ”とだけ言いました。それを聞いた沈不言はヒスイの玉佩を陸鳶に手渡します。陸鳶は沈不言の頬に口づけして発つのでした。