蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~18・19・20話ネタバレ。先代の月尊は七情の根を全て断つには本来は幾千年もかかるが、自らの手で親を殺すことでいち早く断てるのだと言いました。そのために先代の月尊は東方青蒼に自分を殺させたと言い……。
18話 和解
父殺しの真相
先代の月尊は七情の根を全て断つには本来は幾千年もかかるが、自らの手で親を殺すことでいち早く断てるのだと言いました。そのために先代の月尊は東方青蒼に自分を殺させたというのです……。
蒼鹽海に戻った東方青蒼は巽風が81回雷に打たれる刑のうち30回打たれたところで残りは自分が代わりに受けると言い出します。
巽風が東方青蒼は何かを企んでいるのではないかと怪しむ声を聞き、小蘭花は忘川での先代の月尊の言葉を記録を見るように言いました。
小蘭花は刑を受けた後に倒れた東方青蒼を看病します。目を覚ました東方青蒼は泣きながら小蘭花に、以前は父の命日に何も感じなかったが今は胸が苦しくなると言いました。小蘭花は東方青蒼を抱きしめます。
海市の創設
父殺しの真相を知った巽風が東方青蒼に会いに来ました。巽風は海市のことを次のように説明します。
3万年前、東方青蒼が殺されたという噂が蒼鹽海に伝わると、南北の幽王が攻めてきて巽風は窮地に立たされた。その時、仮面の男が現れて”海市を創設するのを助ければ南北の幽王を抑える”と言った。
また海市主の素性を調べないことも助ける条件だった。
3万年の間、負けそうな時は海市主が流れを変えてくれたが優勢になるとなぜか敵が盛り返してくるということが続き、今思えば海市主の策だったのかもしれない。
東方青蒼は海市主の狙いは戦を続けさせ勝敗をつけないようにすることだと言いました。巽風は長い戦の間に月族の力は無駄に衰え、自分は愚かだったと言います。
その言葉を聞いた東方青蒼は犯した過ちはこれからの戦の場で償うようにと言いました。
小蘭花はそれでもまだ巽風が東方青蒼に対して萎縮していることが気になります。小蘭花は東方青蒼に今度巽風に会ったら口角を上げて笑うようにと助言しました。
笑う練習をする東方青蒼を”かわいい”という小蘭花に結黎は、東方青蒼に本気になったのでは?と指摘するのでした。
東方青蒼は巽風に、赤地女子はもうすぐ謝惋卿という名の人間に転生するのでその元神を手に入れれば封印された月族の兵を解放できると話します。
そして巽風に人間界である雲夢澤へ行って赤子の謝惋卿を連れて来るように命じました。