蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~21・22・23話ネタバレ。東方青蒼は夜市で小蘭花を捜しますが見つかりません。東方青蒼は觴闕と結黎にも小蘭花を捜すように命じました。小蘭花は謝惋卿と蕭潤が今夜無事に出会えるようにと妓楼に向かい……。
21話 歴劫を成功させるために
入れ替わった出会い
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東方青蒼は夜市の人込みの中で小蘭花を捜しますが見つかりません。東方青蒼は觴闕と結黎にも小蘭花を捜すように命じました。実は小蘭花は謝惋卿と蕭潤が今夜無事に出会えるようにと妓楼に向っていたのです。
一方、東方青蒼は近くの屋根の上から妓楼にいる謝惋卿を見守ることにしました。すると謝惋卿は毒薬を飲んで自害しようとし……。
小蘭花は妓楼の近くで蕭潤が賭博場の追っ手に袋叩きにされそうになっているのを見かけます。小蘭花はこっそり仙術を使って追っ手を眠らせるのでした。
謝惋卿を見かねた東方青蒼は毒薬を飲むのを止めさせます。東方青蒼の顔を見た謝惋卿は赤地女子としての記憶からどこかで会ったことがあるような気がするのでした。また謝惋卿は首の後ろの業火の傷痕が痛むのを感じます。
東方青蒼は謝惋卿を仙術で眠らせて妓楼から去りました。
蕭潤に顔を見られた小蘭花は逃げ出しますが、蕭潤は小蘭花が自分の夢によく出てくる仙女に似ていると言って追いかけます。
仙女の姿絵
東方青蒼は小蘭花が蕭潤から逃れるために夜店に隠れているところを見つけました。東方青蒼は蕭潤は長珩が転生した姿だと気づいていて、小蘭花が蕭潤と会っていたことに激怒します。
そう言われた小蘭花も東方青蒼が謝惋卿の元神を奪いに来たことに気づいていると言い返しました。
東方青蒼は小蘭花が会っていたせいで蕭潤が妓楼に来れなかったと責め、小蘭花は蕭潤が止めるはずだった謝惋卿の自害を東方青蒼が止めたことを責めるのでした。
屋敷に戻った蕭潤は小蘭花の姿絵を描こうとします。以前蕭潤は自分の夢によく出てくる仙女は謝惋卿だと思っていましたが、今は小蘭花であったと考え直していました。
曲水が屋敷の庭を歩いていると東方青蒼に遭遇します。曲水が賊だと言って騒いだので、東方青蒼は仙術で曲水を眠らせました。
東方青蒼は騒ぎを聞いて駆けつけた蕭潤も眠らせます。そして眠った蕭潤の小蘭花と出会った記憶を消すのでした。
その後、結黎は東方青蒼と觴闕が蕭潤に近づき、小蘭花と自分が謝惋卿に近づき、2人を意図的に引き合わせることを提案します。
翌朝目覚めた謝惋卿は侍女に昨夜現れた人物のことを尋ねますが、誰も見てないと言われてしまうのでした。
また屋敷の庭で目覚めた蕭潤は昨夜のことを覚えていませんでした。ところが部屋に戻って自分で描いた仙女の姿絵を見た蕭潤は小蘭花のことを思い出します。
東方青蒼は同じ学問所に入って蕭潤に近づくことにしました。蕭潤が講義中に東方青蒼に話しかけたため、2人は外に立たされてしまいます。
蕭潤は東方青蒼に、曲水と觴闕を代わりに立たせ学問所を抜け出して蹴鞠に行こうと誘いました。蕭潤は蹴鞠の得意な東方青蒼をすっかり気に入ります。
22話 容昊の想い
太歳
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水雲天では息山神女の力で凶神である太歳が抑えられていました。3万年前に太歳は赤地女子を蘇らせるためだと容昊を唆かして息山神女の元神を奪わせようとしたことがありました。
息山神女の両親はそれを阻止するため、息山神女の霊力を封じて記憶を消し顔かたちも変えてしまったのです。太歳は容昊に息山神女を見つけ出すまで赤地女子の元神を歴劫させるように命じました。
また太歳は赤地女子は今は祟気で生かせられていると言い、命を保ちたければ祟気を作るよう容昊を脅したのです。
偶然を装った出会い
蕭潤と謝惋卿を引き合わせるため、東方青蒼と小蘭花はそれぞれを同じ酒楼に誘いました。小蘭花は謝惋卿が元宵節の夜に会った人が”私の心を占領した”と言うのを聞いて東方青蒼のことだと焦ります。
一方、遅れて来た蕭潤は酒楼の広間に大きな小蘭花の姿絵を貼り出し、娶るためにこの女子を捜すと言い出しました。騒ぎを聞いて広間の様子を見に行った小蘭花は慌てて謝惋卿の待つ個室に戻ります。
その後、蕭潤は東方青蒼に義兄弟の契りを交わそうと持ちかけました。東方青蒼は渋々受け入れます。
觴闕と結黎が広間に貼り出された姿絵を外そうとすると、曲水が止めに来ました。結黎は曲水を見つめて「どこかで会った気がする」と言います。觴闕は結黎の態度に嫉妬するのでした。
結黎は曲水を何とか唆し、広間の姿絵を外させます。ところが曲水は蕭潤に命じられて町中にも数百枚の姿絵を貼ったというのです……。
その後、それぞれ酒を取りに行った東方青蒼と小蘭花は廊下で遭遇。
蕭潤が小蘭花を覚えていたことについて、東方青蒼は小蘭花が隠れてまた蕭潤と会ったのではないかと疑い、小蘭花は東方青蒼が記憶を消すのをしくじったのではないかと疑って言い争いになりました。
そうしているうちに、なかなか戻ってこない2人を捜しに蕭潤と謝惋卿が個室から出てきます。東方青蒼が先に戸棚に隠れ、小蘭花も後から偶然同じ戸棚に隠れてしまいました。
東方青蒼と小蘭花は蕭潤と謝惋卿が自分たちを捜しているうちに偶然会うことを期待して戸棚の隙間から様子を窺いますが、蕭潤と謝惋卿はただすれ違ってしまいます。
別々の場所に隠れるために戸棚を出た2人でしたが小蘭花は蕭潤と、東方青蒼は謝惋卿と遭遇してしまうのでした。
22話 2つの婚礼
東方青蒼の策
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町中の姿絵を剥がして屋敷に戻った觴闕と結黎は策が失敗したことを知ります。次の策として小蘭花が醜い化粧をして蕭潤に会いに行き粗暴な態度をとることになりました。
ところが小蘭花の化粧と態度を見た蕭潤は自分は試されていると思い込み、小蘭花を褒めまくります。遠くから様子を窺っていた東方青蒼はしびれを切らして2人の前に出て行きました。
なんと東方青蒼は蕭潤に小蘭花は私の妻だと言ったのです!そして東方青蒼は義兄弟だから君が捜しているのが自分の妻だとは言いだせなかったのだと嘘をつくのでした。
小蘭花が憮然とするのにも構わずに東方青蒼は手を引いて蕭潤の前から連れ去ります。
その夜、東方青蒼と小蘭花は灯籠を飛ばしに行きました。東方青蒼は”小蘭花 永遠に私のそばにいてほしい”と願い、小蘭花は”ずっとそばにはいられないけど東方青蒼の幸せを願ってる”と祈るのでした。
結黎の策
翌日、謝惋卿は妓楼で稼いだ財産で自らを身請けし、自由の身になって元宵節の夜に会った人を捜すと言い出します。
また蕭潤は東方青蒼に、小蘭花から離れるために辺境の守りの職に就くことにしたと告げに来ました。辺境に行ってしまったら謝惋卿と婚姻させることができないので、東方青蒼はなんとか蕭潤を引き止めたいと思います。
東方青蒼から策を考えるように無茶振りされた結黎は……。
なんと結黎は、小蘭花は東方員外(東方青蒼)の実の妹で蕭潤を試すために妻だと偽ったと言ったのです!仕方なく結黎に話を合わせる東方青蒼と小蘭花。
蕭潤は辺境行きを取りやめ、小蘭花との婚礼の準備をすると言い出します。
屋敷に戻り浮かない顔をする東方青蒼、小蘭花、觴闕。ところが結黎は平然として小蘭花が蕭潤と、東方青蒼が謝惋卿と同じ日に婚礼を挙げて初夜に相手をすり替えればいいと言ったのです!
感想
元宵節の夜の出会いが見事に入れ替わってしまったのがおもしろいです。また東方青蒼と小蘭花がそのことをお互いのせいだと責め合う姿にも思わず笑ってしまいました。
容昊の回想でなぜ息山神女が行方不明になったのかもわかりましたね。
そして結黎が最終手段で考えた策がすごいです!東方青蒼と小蘭花は無事に同じ日に2つの婚礼を挙げてすり替わることができるのでしょうか。
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