蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~27・28・29話ネタバレ

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蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~27・28・29話あらすじネタバレ。長珩から改めて想いを打ち明けられた小蘭花は長珩への想いは愛ではなく憧れだったと言って霊玉を返します。長珩を見送った後、小蘭花は疲れて動けないと言って東方青蒼に甘え……。

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27話:長珩の失望ネタバレ

同心錠

猟師の集落の女子たちが慰霊の儀式をしているのを見た東方青蒼は心を入れ替え、長珩と慰霊の曲を演奏して忘川にさまよっていた元神を救いました。

蒼鹽海から帰る際、長珩は小蘭花に改めて自分の想いを打ち明けますが、小蘭花は長珩への想いは愛ではなく憧れだったと言って霊玉のついた帯飾りを返します。

忘川のほとりで長珩を見送った後、小蘭花は疲れて動けないと言い、東方青蒼は小蘭花をおぶって帰るのでした。

その頃、巽風は觴闕から同心呪を解く唯一の方法は承影剣で小蘭花を殺すことだと聞き出していました。

恋人たちが愛を誓い合う山月節が近づきます。街では山月節の夜に恋人たちが橋に掛けると永遠に一緒にいられるとの言い伝えがある同心錠が売られていました。

觴闕は結黎に山月節の日の予定を聞かれて喜びますが、結黎は山月節に儲けるために店の手伝いをさせたかっただけで觴闕はがっかりします。

東方青蒼と小蘭花は口では興味がないと言いながらもそれぞれ同心錠を購入していました。

そんな中、巽風は東方青蒼に承影剣を鋳直して小蘭花を殺すように進言します。しかし東方青蒼は愛する者は殺さないと断言。巽風は小蘭花を絶対に認めないと言って立ち去ります。

容昊の過去

東方青蒼と小蘭花から容昊が祟気を使っていて海市主とも関わりがあるようだと聞いた長珩は容昊を訪ねていました。容昊から”待っていた”と言われて”待っていたのは容昊か、海市主か?”と尋ねる長珩。

容昊はある人間の少年の話だと言って次のように話しました。

その少年は生まれつき目が見えず親もなく笛を吹いて食いつないでいた。寒さが厳しかった年の冬、少年は外で笛を吹いている時に意識が遠のき、凍え死ぬと思った。

だが少年は目を覚ますと、ある人が見えた。少年は赤地女子に助けられ、目も見えるようになっていた。

その話を聞いた長珩はその少年が容昊だと気づきます。容昊は赤地女子を蘇らせるためなら手を血で染めると言いました。

長珩が祟気を作り出すために仙族を殺したのかと尋ねると、容昊は赤地女子の元神は祟気を使わないと保てなかったと答えます。

さらに容昊は月族の元神から祟気を作るため、月族が相争うのを煽るために海市を創設したことを明かしました。

容昊は長珩とともに雲中君の前に出頭します。雲中君は澧沅仙尊に取り調べまでの間、容昊を閉じ込めて見張るように命じました。

また長珩は雲中君に小蘭花が愛する者のために蒼鹽海に残った今、余生をどう過ごせばいいのかと言って死刑を望みます。

屋敷に戻った澧沅仙尊は昔の出来事を思い出していました。

澧沅仙尊はかつて月族の女子である星落せいらくとの間に子どもを授かり、身重の星落と逃亡していました。その時、森の中で遭遇した容昊が兵に嘘をついて2人を逃がしてくれたのです。

澧沅仙尊は容昊が取り調べで丹音の母が月族であることを話すのではないかと心配していました。そこへ長珩が死刑になると聞きつけた丹音が部屋に飛び込んできます。

自分の出自を知らない丹音は澧沅仙尊が握りしめていた星落の形見を見て、月族の物を持っていたら雲中君の怒りを買うと不安がりました。

丹音を帰らせた後、澧沅仙尊は星落に謝りながら形見を破壊するのでした。