与君歌(よくんか)~乱世に舞う運命の姉妹~15・16・17話ネタバレ|8年前の真相

歴史 / 時代劇
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作品情報
  • 原題:与君歌
  • 製作:2021年/中国
  • VOD[U-NEXT]

与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~15・16・17話ネタバレ。8年前の真相を聞き、程若魚は遺詔に”皇位は珖王(斉宸)に”と書かれていたことを知ります。程若魚が玉真坊に囚われていると聞いた仇煙織は先に厳修を玉真坊に向わせ……。

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15話ネタバレ

斉宸が8年前の”朝露の変”の真相について語る

斉宸は程若魚に8年前の”朝露の変”の真相を語りました。

先帝は忠臣に相談し、強大な権力を持った仇子梁を誅殺することにした。しかし仇子梁は事前に情報をつかんで忠臣の李叙と鄭禄を殺害し、先帝を軟禁。

先帝は死を覚悟し遺詔を書き、今は鎮呉の軍師である韓岳かんがくに当時宰相であった王揚に届けさせた。韓岳は王揚を守ろうとしたが目を射られて倒れ、王揚は仇子梁に見つかり殺された。仇子梁は遺詔を見つけられなかった。

程若魚が遺詔には何と書いてあったのか尋ねると、韓岳が”皇位はこう王(斉宸)に”と答えるのでした。

斉焱から程若魚が玉真坊に囚われていることを聞いた仇煙織は先に厳修を玉真坊に向わせました。そこへ左馬が夏紫苑という者が訪ねてきていると伝えに来ます。

左馬は仇煙織を夏紫苑が待っている部屋に案内すると後ろ手で扉を閉めました。仇煙織は夏紫苑は玉真坊を、左馬は将棋営を裏切っていると気づきます。

その部屋には仏見笑のロウソクが燃やされていて、仇煙織は気を失ってしまうのでした……。

斉宸は程若魚に8年前の真相の続きを語っていました。

先帝は斉宸への皇位継承を考えていたが仇子梁に8年間軟禁され、臨終の際に斉焱への皇位継承を黙認した。

その後、仇子梁が玉真坊に到着しますが、そこにあったのは将棋営の兵の骸だけでした。

仇煙織は王揚の孫娘だった!

仇煙織が目を覚ますと、そこは将棋営の地下牢で斉焱も倒れていました。斉焱は単身玉真坊に乗り込んだものの、仏見笑のロウソクで気を失ってここに連れて来られたのです。

そこへ韓岳が来て斉焱に用済みの程若魚は殺すと言いました。韓岳の顔を見た仇煙織は見覚えがあるようで2人だけで話がしたいと言います。

韓岳は応じようとしませんでしたが、仇煙織は”左金吾衛さきんごえい大将軍”というかつての韓岳の役職を口にします。すると韓岳は左馬に斉焱を連れて行くように命じ、仇煙織と2人だけで話をすることにしたのです。

斉焱は程若魚、斉宸のいる牢に連れて行かれました。程若魚は斉焱を心配させないように心脈が傷ついていることを伏せます。

一方、仇煙織は韓岳の前で1編の詩を暗唱します。それを聞いた韓岳は仇煙織が王揚の孫娘だと気づきました。仇煙織は自分は王若清だと名乗るのでした。

その頃、厳修は仇煙織の部屋で目を覚まします。将棋営の兵とともに玉真坊に踏み込んだところ、仏見笑のロウソクで気を失って左馬にここに連れてこられたのです。

左馬は自分は復讐のために正体を隠していると言い、仇煙織が正体を隠している本当の目的を一緒に探ろうと厳修に言うのでした。

牢で斉宸は斉焱に朝露の変後に韓岳を治療して逃がしたことを明かします。仇煙織は8年前に韓岳が射られた後のことを話しました。

王揚は斉焱に射られて死に、自分と妹も斉焱に胸を射られた。目覚めた時、妹は見つからず、誰かが来たので1人で逃げた。

その途中、偶然薬舗の前で倒れて店の主人が傷の手当てをしてくれたが、迷惑をかけないように翌日に店を去った。

その後、人買いに連れられて都に戻って来た。人買いのところに仇子梁が来たことがあり、策略を巡らせてついに将棋営の一員となった。将棋営の拠点が王揚の屋敷に設けられていて驚いたが、復讐を決意した。

仇煙織は韓岳に「どうか私に力を貸してください」と言うのでした。

牢では斉焱が程若魚を抱き寄せるふりをして何かを密かに渡しました。その時、仇煙織も牢に連れて来られますが、程若魚に尋ねられても仇煙織は韓岳と何があったのか明かそうとしないのでした。