『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第4話~6話ネタバレ。裏切りと壮絶過去、銃口を向ける相手とは?

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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4ネタバレ。

ニックを失ったアリシアたちは、真実を話すというアルとの約束を果たしました。

あの時、何が起こったのか。

ニックが亡くなった今、全てがアリシアたちに委ねられます。

この記事では『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第4話~6話までのネタバレをお届けします。

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シーズン4第4話:「埋葬」ネタバレ

物資調達

作物は全滅、物資もハゲタカ一味に先を越され食べるものも無くなってしまった野球場の共同体。

駐車場には相変わらず、メルたちが居座っていました。

共同体ではついに食べ物が底がつき、牛のエサを食べ始める事態にまで陥っていたのです。

牛のエサではなく牛を食べれば?という声があがるも、マディソンは”生き物を殺さない”と言います。

誰もが「いつかは良くなる」そう信じていたのです。マディソンは、ハゲタカがいかない場所で食べ物を探せばいいと前向きで、行先の範囲が広いため手分けして探すことにしました。

しかし、それが最初の間違いだったとストランドは言うのです。

ストランドは、共同体の一員のコールと、植物を栽培していたであろうビニールハウスに行きました。

トゲがあるもの、黒と紫色の植物以外のものをが食べられると探していましたが、数体のウォーカーが現れ一時は危機的状況に陥ってしまいます。

ニックとルシアナは、食料を探すはずがなぜか図書館にいました。

ニックは、チャーリーがハゲタカを家族だと思わせられていると思い込み、彼女のために本を探していたのです。

また、アリシアとナオミはプール場で食べ物を探していました。

しかしナオミは、プール場へ着くなりいきなり外にあった車をチェック。

ナオミは、帰りにこの車を持って行こうというものの、アリシアは彼女の行動を疑問に感じていたのです。

プールの敷地内には、人が住んでいた形跡があるものの周りはウォーカーの死骸だらけ。

居住空間は、プールの滑り台の頂上のようでしたが、階段にはバリケードが敷かれており、入るには滑り台を逆走して登っていく他ありません。

しかし、プールの中にはウォーカーが複数体いるため、万が一滑り落ちれば命の危険に晒されてしまいます。

それでも、食べ物を持ち帰らなければ皆が苦しむことになると、2人は危険を冒して登り始めたのです。

逃亡と裏切り

居住空間に生存者はなく、箱の中から大量の医療道具を発見。

貴重だから出来るだけ持って行こうというナオミでしたが、詰めている最中に双眼鏡を取り出すとアリシアに「他にどこかないか見てほしい」と言います。

アリシアは言われた通り、次に行く場所を探していましたが、次にナオミに声を掛けたときには彼女の姿は消えていたのです。

ナオミは、先ほどの車のキーを見つけ出し、一足先に逃げようとしていました。

なぜか彼女はひとりになりたがる。

どうしても人から逃げ出してしまう……。

過去に起こった何かが彼女をそうさせているようです。

一方でストランドたちは、収穫した植物をトラックに積み帰りの道を走っていました。

その途中、ストランドが車置き場に入って行きます。ストランドは、その1台の車の中に物資を隠し溜め込んでいたのです。

ストランドはコールに一緒に逃げようと誘いますが、彼は「この食料は皆で分けるべきだ」と、ストランドを蔑みます。

「分けたら1日でなくなる」というストランドに、「その1日が生きるか死ぬかの境目だ」と反論し、ストランドを置いて野球場にひとり戻ってしまったのです。

野球場では、マディソンがメルに「協力しあえば上手くやっていける」と提案しましたがメルは受け入れません。

またマディソンも、受け入れるつもりはなく、あくまでも協力をし合うだけのよう。

そんな中、まずはニックとルシアナが戻ってきて”彼ら(ハゲタカ)が行っていない場所”に行こうと提案し、マディソンが受け入れます。

しかも行くのは一度で、種と肥料を見つけて戻るだけ。

その頃、コールが野球場に戻り、続いてストランドも物資を積んだ車で帰ってきました。

物資を積んだ車に乗り、”誰かが積んだまま忘れたんだろう”と嘘をついて……。

現在:亡くなったニックの遺体を埋葬するために、ある場所へと向かったアリシアたち。

土の中には、大量の武器が隠されていました。

その武器はどこから持ってきたのか、なぜ隠していたのか……。

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シーズン4第5話:「ローラ」ネタバレ

ジョンとローラの出会い

ジョンはかつて、川沿いにある自分の小屋(家)でくらしていました。

川の側ということもあってか水には困らず、木の実や果実を摘んで食べたり、時々川からやってくるウォーカーを倒す程度で、この世界であることを忘れてしまうほど穏やかな暮らしをしていたのです。

ある日の夜、物音に気付き外を確認しに行くと女性が流れ着いていました。

どうやら彼女は感染していない様子。ジョンは、彼女を引き上げてベッドに寝かせて傷の手当てをしました。

翌朝、彼女はジョンの車で逃げようとしましたが鍵が見つからず、彼女がいないことに気づいたジョンは、鍵の場所を教えますが車には問題が……。

ギアをバックに入れると戻らないこと、さらにバッテリーを交換しなければエンジンがかからないこと。

断念した彼女は小屋に戻り、傷の手当てをすることに。

ジョンは、改めて自己紹介をしましたが彼女は名前を教えてくれません。

するとジョンは、「あんたはローラって顔をしてる。そう呼んでいいか?」と、彼女をローラと呼ぶことにしたのです。

ローラは傷が治るまで、ジョンの家に滞在しました。

ジョンは元警官で、毎週火曜日に船で川を上り決まった店に行ってるとのこと。

その日はローラも同行したいと言い、ジョンは彼女も連れていったのです。

彼女はすぐに出ていくかと思いきや、ジョンの人柄に触れ次第に笑顔を見せ始め、釣りや魚のさばき方を教わったり、夜はゲームをして楽しむようになります。

そしてまた数日と過ごして傷口も塞がった頃、ローラは出ていく決心をしたのです。

ジョンの過去

ジョンは元警官で、毎日おそろいの2丁の拳銃の手入れをしていました。

しかし、彼は手入れをしてしまっているだけで、一度も使おうとはしません。

ローラが持ち出した際は、温厚なジョンが激怒するほど……。

発砲すればウォーカーが集まると言いますが、彼が拳銃を使わない理由は、警官だった頃のある出来事が関係していたのです。

自分は悪人とは思わないが、人が悪人と呼ぶ人物を撃ったこと。

誤射や故意とかで、簡単に片づけられなかったことだというジョン。

故意だが事故。

ガソリンスタンドに寄った際、強盗に出くわし銃を置けと言ったものの相手は聞かず。

脚を狙った瞬間に男が向きを変え狙いが外れて出血死してしまったというのです。

ジョンは、人々からヒーロー扱いされることに耐え切れず、小屋に住むようになったということでした。

そしてその日の夜。

大量のウォーカーが橋げたの壁を壊し、次々と川に落ちて流され、ジョンの小屋付近にやってきてしまいます。

あまりにも多すぎて、2人で相手にできる数ではありません。

しかし、ローラに危機が迫った瞬間、ジョンはウォーカーに向けて発砲したのです。

これによりウォーカーの退治が進み、すべてを始末することが出来ました。

拳銃の必要さに気づいたジョンは、2丁のうちの1丁をローラに持たせます。

ジョンは、数日間過ごしたローラを愛するようになっていたのです。

その晩、2人は結ばれましたが、朝起きるとすでにローラの姿は無くなっていました。書きおきを残して……。

「わたしも愛してる、ごめんなさい」

現在:ジョンは、すべてをモーガンに話しました。

またやり直せると思ったと……。

そしてモーガンは、誰でもやり直せるアリシアもストランドもみんな……。

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シーズン4第6話:「万が一のために」ネタバレ

因縁の戦い

「わたしは戦いに加わらない、私は撮影するだけ」アルは徹底してジャーナリストを貫く構え。

彼女は、アリシアたちを旗のところまで案内する代わりに、話を聞かせてもらう取引をしていました。

アリシアたちに何が起こったのか、真実だけが知りたいと言うのです。

その頃、アルと離れたジョンとモーガンは、ハゲタカの一員をみつけ次の集合場所を聞き出そうとしていました。

どうやら、アリシアたちの戦いを阻止したい様子。

男は仲間はいないとシラを切りますが、ジョンが男のポケットから集合場所を示す地図を発見しました。

モーガンは男に「あんたらの命を狙っているやつらがいる、仲間に集まるなと伝えろ。襲われるぞ。」を忠告して逃がします。

そして、男が残して行った車に乗り戦いを止めるために集合場所へと向かったのです。

ジョンは、ナオミの居場所を知るため、モーガンは不要な戦いを止めさせるために。

過去:食べ物が不足していた野球場では、翌日も物資を探しに行く準備が行われていました。

数個の缶詰じゃやっていけない、生きていくためには種と肥料が不可欠だというニック。

そんな中、目を離した隙にナオミがまた車で野球場から出て行こうとしていました。

マディソンやストランドらが集まるとナオミは、逃げるのではなく行きたい場所があると地図を渡したのです。

「種や肥料や食料があるかも。軍の物資よ」彼女はかつて、この施設にいたと話します。

今は廃墟と化しているその場所のことを、ナオミが隠していたのには理由があったのです。

そこは危険な場所で、危ない目に遭わせたくないといいましたが、そんな理由がマディソンに通用するはずがありません。

そこでマディソンとストランドも同行し、その場所へ向かうことにしたのです。今回、メルの襲撃に備えてニックとアリシア、ルシアナは野球場にに残ることに……。

連邦緊急事態管理庁

ナオミが行こうとしていた場所は野球場から遠く、日帰りでは帰って来れない場所にありました。

夜になり、途中で廃墟となったモーテルで休憩を取ることにした3人。

ストランドがナオミに「君がいた場所はどんなところか」と尋ねると、彼女は政府のシェルターだと答えますが、それ以上は話したくないと口を閉ざしました。

翌朝、マディソンが目覚めたときには既にナオミの姿はありません。

マディソンとストランドは、途中で車を見つけ彼女の後を追いました。

ナオミが着いた先には、”連邦緊急事態管理庁”の看板が落ちており、政府の緊急避難所となっていたことが分かります。

中には、たくさんのウォーカーがいるため、そのまま入るのはとても危険。するとナオミは、ウォーカーを正面入り口に呼び寄せて裏から侵入。

まず最初に向かった部屋で、すでに使用されているノートと”J,I,C”と書かれた札がついている鍵をリュックに入れます。

その後、ウォーカーの群れの後方を音を立てないよう静かにゆっくりと通りました。

しかし、壁に貼ってある”絵”と見たナオミは動揺して倒れ込んだとき、音を立ててしまったのです。

音に気づいたウォーカーは、一斉にナオミの方に歩いてきました。

20体以上いるウォーカーが、四方八方からナオミに向かってやってきたものの、危機一髪の所でマディソンに救出されたのです。

ナオミの過去

助け出されたナオミは、マディソンに真実を話しました。

連邦緊急事態管理庁にいた人たちに償いたかった、自分が行くべきだと思ってた、私たちも安全だと思ってたと。

ナオミには娘がいました。名前はローズ。父親は亡くなったから娘だけは守りたかったというナオミ。

「ここには食べ物も水もあって指導者もいた。エレンという女性にいろいろ教わった。”JI.C”という教室で、”万が一”に備えてサバイバル術を習ったの。無駄だった。ある日、ローズが咳をし始めて肺炎になり、抗生物質が必要だった。私はあの子を倉庫に隠して鍵を掛けておくように言った。」

出典:『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第6話から引用

そして3日間。ナオミは食事も睡眠も取らずに抗生物質を探し続け、やっと見つけて戻った時にはもう娘は変わっていたのです。

娘を隠していた倉庫にはウォーカーは入れませんでした。ナオミは、ローズの症状のことを皆に黙っていたこともあり、それを知らずに倉庫を開けた誰かがローズに襲われ、みんなに広がってしまったというのです。

彼女がローズの症状を黙っていたのは、他のキャンプで追い出されたことがあるからでした。

娘の安全を願うために隠していたことが、施設の皆を変えてしまうことになったのです。

自分がしたことで、皆が巻き添えになってしまった。

このことがあって以来、ナオミは集団で生活することを恐れていたようです。

せはなぜ、ナオミは今になってこの場所に戻ろうとしたのか。

それは、逃げたくてもマディソンに止められて逃げられなかった。

だから過去の償いとして、マディソンたちの役に立ちたいと思ったからだったのです。

ハゲタカ撤退!しかしマディソンに不安が過る

ナオミが言うには、エレンは万が一のために車を用意していたとのこと。裏口には、車内にウォーカーが1体いるトラックがありました。

どうやら、そのウォーカーがエレンという女性のよう。

マディソンが助手席からおびき寄せ、ナオミが運転席からはいってウォーカーを始末し、無事に種を確保しました。

その一方、野球場ではアリシアとニック、ルシアナの3人がメルに話をしに行きます。

ちょうどそこに、マディソンたちがたくさんの種と食料を積んで戻ってきました。

「出ていくことね、食料や肥料を手に入れた。ここでやり直せる」

ニックは、「この辺りの食料はあさり尽くしただろ。食料が底を尽きそうか?」と形勢逆転。

するとメルは悔しそうに、野球場から撤退したのです。

しかし最後、マディソンに忠告しました。

「気を付けろ、経験上 最悪なことは突然訪れる」と……。

それを聞いて不安に思ったからか、マディソンはアリシアに「物資と医療品とライフルをランドローバーに積んで駐車場の奥に止めておいて、誰にも言わず」と指示しました。

現在:アリシアとストランド、ルシアナの3人はハゲタカとの交戦に向けて、集合場所で待ち伏せしていました。

そこにジョンとモーガンが乗った車がやってきます。

ハゲタカの車でやって来たため、アリシアたちはモーガンらがハゲタカの一味だと勘違いして銃口を向けます。

止めに来たといっても信用せず、やつらは来ないとモーガンが言った矢先に忠告を無視したハゲタカの一味がやってきました。

数十人対3人で銃口を向け合い、お互い1歩も引かない状態のなか”あのランドローバー”に乗ったナオミがやって来たのです。

ジョンは彼女をローラと呼び、2人は再会を果たします。

アリシアはナオミが裏切ったと思い、彼女に向けて発砲。しかし、ジョンが庇って脇腹に命中し彼は倒れてしまったのです。

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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第4話から6話を観た感想

ジョンの過去、そしてナオミ/ローラの過去が明かされた内容でした。

ストランドは、やっぱりクズだったのか、という場面もありましたが、彼が今そこにいられるのはマディソンのおかげ。

マディソンがストランドを変えたといっても過言ではありません。

シーズン2でストランドの船に助けられたものの、あの時のストランドは傲慢でゲスな男でした。

それもこれも、マディソンに必要とされていた、信じられていたということが、ストランドを変えた大きなきっかけでしょうね。

ニックは、何気に交渉上手だし戦略家な一面がありました。彼が居なくなったことは非常に残念で、6話のような対峙シーンでは彼の必要さが浮き彫りになります。

そしてナオミ。彼女はなぜ、マディソンが”万が一”のために用意していたローバーにのってやって来たのかと言う事です。

無線でメルと通じていたことから、彼らの仲間になったと考えていいでしょう。

マディソンたちの役に立ちたいと言っていたものの、彼女はまた逃げ出したのか……。

次はシーズン4第7話から9話のネタバレとなります。