ディスクレーマー夏の沈黙(Apple TV+)第6話のネタバレ解説と考察。キャサリンの息子ニコラスが薬物接種による脳卒中で入院し、キャサリンとロバートは打ちひしがれます。未だジョナサンの父スティーヴンの本性を見破れないロバートは、良かれと思ってニコラスの死を願うスティーヴンを見舞いに招いてしまいます。また、スティーヴンの過去の回想により、妻ナンシーの異常性が見えてきました。
第6話のあらすじ
キャサリンは早朝に電話がかかってきた際の息子ニコラスの様子が気掛かりで、夫ロバートの家を訪れました。しかし、そこにニコラスの姿はなく、ロバートは何も知らないようでした。するとその時、キャサリンの元に病院から電話がかかってきます。
ニコラスが薬物摂取による脳卒中を引き起こしており、意識がないとのこと。現在、ニコラスの容体は安定してはいるものの障害が残る可能性があり、その程度は目を覚まさない限りわからないようでした。それからは、キャサリンとロバートが交代でニコラスに付き添います。
ニコラスに対する罪悪感に苛まれるロバートは、ジョナサンの父スティーヴンに連絡を取り、ニコラスの入院を伝えます。スティーヴンは見舞いのフリをしてニコラスに手を下そうと目論み、不敵な笑みを浮かべます。
しかし、そんなことを知る由もないロバートは、スティーヴンを見舞いに招いてしまうのでした。
一方、ジョナサンの父スティーヴンは、ニコラスに接触を図ったSNSのアカウントを消去して証拠隠滅を図ります。また、スティーヴンはナンシーとの過去を振り返り、その回想シーンにて「行きずりの人」に関する事実を明かしました。それは、あの物語が脚色されていることに加え、”ジョナサンの元カノのサシャが帰国した理由も異なる”というもの。
サシャが帰国して間もなくサシャの母エマから電話があり、サシャがジョナサンと喧嘩別れして帰国し、その内容にエマは激怒していました。最初は丁寧に対応していたナンシーは突然声を張り上げ、一方的に電話を切ってしまいます。