「サイロ」シーズン2第6話ネタバレ考察。今回はサイロ18号の話がメインに展開されました。先手を行っていたバーナードに対し、機械部はその上を行く作戦で次々と上層部の思惑を打ち破っていきます。一方で、感染症をおこし倒れたジュリエットをソロは自分が調合した抗生物質で救い、命を助けた見返りとしてポンプの修理を強要します。
サイロ18号
攻防戦
バーナードは130階にバリケードを張って封鎖しました。これにより配達人も立ち入ることができず、下層階の人々は食料だけでなく生きるために必要なもの全てが手に入らなくなってしまいます。
住民は群衆となり声を上げ、それは襲撃隊も恐怖を感じるほど大きくなっていきました。
さらに、フルーツや肉、卵などすべての食料の在庫品は何者かに殺鼠剤を撒かれ、食べ物を一切失ってしまったのです。これは、ノックスとシャーリーに自首させるため、危機を感じた住民が2人を差し出すように仕向けたものでした。
バーナードは、反乱前から伝えられてきた事実として「正常に機能してきた社会も9食抜くとカオスになる」というのを実行したのです。
ノックスとシャーリーは、カフェテラスで住民たちに「自分たちはメドウズを殺していない。市長とシムズにハメられた」と訴えますが、住民たちは食べ物を手に入れられないことを不安になり納得しません。
それを沈めたのはウォーカーでした。ウォーカーは「仲間を責めて出頭させ死に追い込むなんて上に勝利を与えるのか?私も外に出ようか?これはまさに上層部の思惑で、仲間内で対立させサイロの問題はすべて機械部が悪いと思い込ませる。それは間違ってる」と訴えかけたのです。
機械部はこれまでにも食料を分けてきたといっても、飢えたくないという住民は納得しません。するとそこにテディが大きな荷物を運んできました。
それは食料でした。「廃品回収室で働いた人ならわかる。上から降ってくるのはゴミとは限らない」ノックスが叫びます。袋のなかに入っていたメッセージには「機械部の友よ電力の供給に感謝する。122階の仲間より。ジュリエットは生きている」と書かれていました。
このことはすぐにバーナードの耳に入りましたが、想定内だったようで、次にダストシュートに襲撃隊を配置するよう命じます。
そのころ、カフェテラスではノックスとシャーリー、テディの3人は今後のことを相談していました。現在バリケードが張られているのは130階。シャーリーはそれが120階なら?と言います。
バリケード
保安官たちは機械部の一室で、ケネディをひそかに匿っていました。保安官の妻のキャスリーンは、夫からのお願いをニコルズ医師に伝えます。ケガ人がいるみたいなので診てほしいと頼むと、ニコルズ医師は「保安官事務所を通して依頼するのが通常だ」と首をかしげます。
保安官事務所を通さずにと伝えたところ、ニコルズ医師は何かを察したようで引き受けました。
一方で、保安官たちはウォーカーのところに行きメドウズのことを尋ねます。ウォーカーは聞きたいならノックスたちに聞け、私はマクレーンの居場所がわかるまで何も話さないと締め出したのです。
ニコルズ医師をキャスリーンは129階にやってきましたが、襲撃隊は「何も聞いてない」と2人を通そうとしません。そこでキャスリーンは、保安官の妻であることを伝え「女性が産気づいてる。帝王切開できる医師は2人しかいない、彼がそのひとりよ。協定の第12節第6款”救命医療を受ける権利”に反することになる」と言ったのです。
襲撃隊は2人を通し、ニコルズ医師とキャスリーンは130階のバリケードを通ることができました。ニコルズ医師は保安官のいる部屋につき、けが人を治療します。
そして、バリケード前にノックスを先頭に武器を持った機械部の住民がやってきました。襲撃隊は「戦術的防衛装備(銃)がいる」と焦り、襲撃隊のひとりがアムンセンに連絡を取ると、アムンセンもカメラを確認し慌てて現場に向かいます。