「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングが、ショーン・レヴィ監督の「スター・ウォーズ」新作映画に出演交渉中であると、米紙hollywood reporterが報じました。これにより、スター・ウォーズプロジェクトは急速に進んでおり注目を集めています。本記事では、新作映画の内容や進展についても詳しくご紹介していきます。
ライアン・ゴズリングがショーン・レヴィ監督のスター・ウォーズ新作映画に出演交渉中
「ラ・ラ・ランド」や「バービー」で知られるライアン・ゴズリングが、「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィが監督を務める「スター・ウォーズ」の最新作に出演交渉中であると、米紙hollywood reporterが報じました。
レヴィは2022年から本作の開発を進めており、「さようなら、コダクローム」や「アダム&アダム」でタッグを組んだ脚本家のジョナサン・トロッパーが、1年以上かけて脚本を執筆しています。なお、レヴィはアメリカの制作会社ルーカスフィルム・リミテッドの社長キャスリーン・ケネディと共に、自身の制作会社21ラップス・エンターテインメントを通じて製作も務めます。
情報筋によれば、ゴズリングの起用はレヴィ監督の映画スケジュールにとって遅めの動きだとのこと。そもそもレヴィ監督は、ライアン・レイノルズやヒュー・ジャックマンと再会するはずだったパラマウントのボーイズ・バンド映画の監督を狙っていました。
しかし、ゴズリングの関心と関与によって、「スター・ウォーズ」プロジェクトは突如としてハイペースに移行したのです。もしこのままゴズリングとの契約が成立すれば、本作はレヴィ監督の次回作となるだけでなく、次の「スター・ウォーズ」映画として今秋にも撮影が開始される可能性があります。
ゴズリングの参加は、「スター・ウォーズ」映画がトップ俳優を起用する非常に稀な例となります。オリジナル3部作では、マーク・ミハル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーといった俳優を一躍有名にし、新進気鋭の俳優やイギリスのベテラン俳優を起用しました。
第3部作「プリクエル・トリロジー」も同様のモデルを採用しましたが、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」は、「シンドラーのリスト」でアカデミー賞にノミネートされたリーアム・ニーソンを起用して勢いをつけました。ディズニー時代には、J・J・エイブラハムがオリジナルのスターを呼び戻しながらも、新進気鋭の才能を紹介しています。
偶然にも、ゴズリングは2013年に「スター・ウォーズ」の役で名前を挙げられたことがありました。当時、ゴズリングとザック・エフロンがJ・J・エイブラハムによって注目され、最終的にカイロ・レンになったかもしれない家族的な役割に抜擢されるのではないかという噂がネット上で広がりました。
「スター・ウォーズ」新作映画の内容や公開日について
ショーン・レヴィ監督が手掛ける「スター・ウォーズ」新作映画が、いつの時代を舞台にしているのかはまだわかっていません。「スター・ウォーズ」の物語は、何百年にも渡る銀河共和国から独裁政権、そして反乱軍への移り変わりを描いてきました。
この新作映画がジェダイや、その敵であるシスに関係するかどうかも定かではありませんが、唯一わかっていることがあります。それは、ルーク・スカイウォーカーや彼の父アナキンといった、よく知られた愛されるキャラクターたちを中心とした”スカイウォーカー・サーガ”とは無関係だということです。
レヴィ監督の新作映画は独立した映画になる予定だと、情報筋はhollywood reporterにコメントしました。製作を務めるルーカスフィルムは、差し迫った契約やプロジェクトの詳細についてはコメントを控えています。
レヴィ監督の新作映画は今秋には撮影が開始される可能性がある状態で、公開はまだ少し先になりそうです。とはいえ、ルーカスフィルムは2026年5月22日、2026年12月18日、2027年12月17日にそれぞれ「スター・ウォーズ」の新作映画を全米公開すると発表しています。
そのトップバッターを切るのは、エピソード9以来のスター・ウォーズ新作映画となる「ザ・マンダロリアン&グローグー(原題)/The Mandalorian & Grogu」。これは2025年12月中旬に完成し、2026年5月22日に米国公開されます。
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