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「フロム -閉ざされた街-」シーズン3ネタバレ解説と考察。ついに見えてきた!アンクーイの意味、そして街にいる訳とは!?

フロム閉ざされた街,あらすじ,キャスト ホラー
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*記事にはプロモーションが含まれています

「フロム-閉ざされた街-」シーズン3ネタバレ解説と考察。入ってしまったら決して出ることができない街は、よる外に出ると人の姿をした化け物に襲われ命を落としてしまう場所でした。シーズン3では、通常の世界に戻ったタビサがヴィクターの父と共に再び街へ戻ってきてしまうことから始まります。次第に明らかになっていく街の秘密……そして「アンクーイ」の意味や白い子供たちが見える理由も判明します!

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作品情報

あらすじ

フロム,シーズン3,あらすじ
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タビサが目覚めたのはメイン州にあるカムデンの病院でした。倒れて気を失っている女性がいるとの通報で、タビサは病院に運ばれて治療を受けていたのです。

タビサは身元を証明するものを持っていなかったため、医師から「警察が事情を聞きにくる」と聞き、点滴の注射針を抜きヴィクターに渡された”ランチボックス”を肩にかけて病院を抜け出しました。

久しぶりに見るにぎわう街に動揺しながらも、タビサは近くにいた女性に携帯電話を借り自分も家族も無事でいることを伝えるため母親に連絡しました。

詳しいことは話さず、心配しないでとだけ伝えて電話を切ります。しかし、何をしたらいいのか、どこに行けばいいのかわかりません。

すると近くにある教会に目が留まりました。タビサは告解室に入り神父に打ち明けます。しかし、トーマスの話を仕掛けたところで辛くなり告解室を出てしまいました。

心配した神父に事情を聞かれましたが、話の内容から精神状態を疑うような目で見られていることに気づきます。「イカれていると?」

神父は心配しているといい、ランチボックスの中を見せてほしいと伝えます。タビサはランチボックスを開けて中身を取り出すと、箱の底に住所が書いてるのを見つけました。

「カムデン バロウ通り1597」

行き先がわかったタビサは急いで教会を後にしました。

一方で、閉ざされた街ではジムとケニーがタビサを捜すため森に向かいます。また、これまで降ったことがない雪が降ったため、土が凍結し育てていた食物はほとんど腐ってしまったのです。

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解説

再び閉ざされた街へ

フロム,シーズン3
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ランチボックスの中に書かれていた住所に向かったタビサは、ある老人と出会いました。実は、彼はヴィクターの父ヘンリーだったのです。ヴィクターが、自宅の住所をランチボックスに書いていたのはきっと忘れないためだったはず。

彼は見たことを絵にして忘れないようにしていて、絵にかいていないことは忘れてしまうと考えていました。はじめ、ヴィクターの父は信じていませんでしたが「塔に閉じ込められた子供たちを救えば」というタビサの言葉に反応します。

実は、ヘンリーの妻(ヴィクターの母)ミランダは失踪する前に謎の声を聴いていました。彼女は「子供たちに呼ばれてる。子供たちは塔に閉じ込められてる」と言っておびえていたとヘンリーは話します。

ヘンリーは、ヴィクターのランチボックスを持っていることや塔の話からタビサの言っていることが本当だと信じ始め、地下に案内しました。

ヘンリー宅の地下には、声が聞こえるようになり幻覚を見るようになったミランダが、見たものすべてを書いた絵がたくさんあったのです。

そこには、白い子供たちの絵や塔の絵などたくさん残されていました。ミランダは、過去にも選ばれた人がいたが誰も子供を救うことができず、誰ひとりとして戻ってはこなかったと言っていたとヘンリーは言います。

もし白い子供たちが呼びかけたならタビサも選ばれた人だとタビサに伝えました。

新キャラクター

ヘンリー,ロバート・ジョイ

ヘンリー(演:ロバート・ジョイ)
ヴィクターの父

サマンサ・ブラウン

アコスタ(演:サマンサ・ブラウン)
警察官

手がかりはボトルの木

フロム,シーズン3
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ヘンリーとオリジナルのボトルの木がある公園に向かう途中、タビサは車のダッシュボードからブレスレットを見つけました。ヘンリーは、それはミランダが作ったものだと言いますが、タビサは”むかし自分が作ったけど失くしたブレスレット”だと言ったのです。

木を通って灯台にいったのも、町の病院で目が覚めたのも、ヘンリーと会えたのも全部おとぎ話だと思い込んでしまいました。「ここはカムデンじゃなく、あの場所の続きなのよ」

タビサはヘンリーにも疑いを掛けるようになり、ボトルの木に行くことをやめると言ったためヘンリーは無理やり車を走らせました。これが原因で事故を起こし2人とも救急車で運ばれることになったのです。

幸い、タビサは軽傷でしたがヘンリーは体を強く打ったようでベッドに固定されて運ばれます。そこで、救急車は閉ざされた街に入ってしまいました。

ボトルの木はミランダが作り、ヘンリーの家の庭にあったのはレプリカです。タビサが塔に行けたのはボトルの木の穴に入ったから。ボトルの木は閉ざされた街を解明するために重要な手がかりになりました。

これを確信したジェイドは分析をはじめる一方、タビサはみんなを救うための行動を起こせなかったことを住民に責められます。

そこで、コロニーハウスのデイルは自分なら役に立つことができると言い、ジェイドやタビサが止めるのも聞かずにボトルの木の穴に入ってしまいました。

そしてデイルが出た先は、プールの壁の中。デイルはそこで息絶えてしまいました。ボトルの木の穴に入って、塔に行ける者と行けない者には違いがあるようです。