『ボイス 110緊急指令室』7話ネタバレ考察。
妻を殺された敏腕刑事の樋口(唐沢寿明)と、父を殺された声紋分析官ひかり(真木よう子)がタッグを組み、殺人鬼を追う犯罪サスペンスドラマです。
新たな殺人事件が発生……。
『ボイス 110緊急指令室』7話のネタバレ解説と感想を紹介します!
『ボイス 緊急指令室』7話のあらすじ
自分の裏切りを後悔し、落とし前をつけようと1人で“カチカチ野郎”(手塚とおる)を捕まえようとしていた沖原(木村祐一)ですが、ひかりが到着すると何者かに殺されていました。
息子を襲った犯人を追っていた樋口は、沖原の悲報に凍りつきます。
犯行方法は、樋口の妻とひかりの父親と同じ。
真犯人は、大手建設業本郷ホールディングス社長の本郷雫(伊勢谷友介)。
雫は義理の兄に濡れ衣を被せ、優雅に暮らし暮らしていたのです。
なんと彼の部屋には、犯行で使った血のついたハンマーが綺麗に並べられていました……。
同じ人間とは思えないほどの心を持つ雫……。
真犯人の存在を疑うひかりと樋口は捜査方針を変え、過去の事件の真相を突き止めます!
果たして、なぜ未希は殺されたのか?
そして真犯人の本当の狙いは何なのか?
『ボイス 110緊急指令室』7話のネタバレ
未希と真犯人の意外な接点
「調子に乗るからだ。」
未希が殺される時の犯人の言葉から、“カチカチ野郎”こと上杉との繋がりがないか調べ始めます。
すると、当時ソーシャルワーカーとして自立支援センターで働いていた未希と上杉との接点を発見。
クローバーフレンズという派遣会社で働いていた未希。
実は、上杉はクローバーフレンズの役員だったのです。
ひかりは、未希が何らかの闇に踏みれいて殺されたのではないかと疑い始めます。
未希が担当していた何人かの素性を調べると、“早川亮司”という人物が殺される直前に担当していた人物だと分かりました。
そこで、クローバーワークスに登録していた何人かから事情を聞くと……。
支配される義理の兄
雫は上杉の義理の弟にあたります。
未希とひかりの父を殺した雫は、義理の兄である上杉に罪を被して暮らしていました。
暴力と恐怖で義理の兄を支配する雫……。
上杉自身、雫本ことを人間じゃないと言います。
上杉は指名手配され行き場がなく、手下も捕まってしまいどうしようもなくなったため、雫に助けを求めに来ました。
すると、雫はある交渉を持ち出したのです。
「樋口を殺せ。そうすれば兄さんの言うことは何でも聞く。」
「……断ったら?」
「今この場で兄さんを殺す。」
準備は整っていると言う雫は、上杉に樋口を殺させようとしますが……?
未希に潜む新しい男の影……?
クローバーフレンズは、ワークナー商事に派遣していたことが発覚。
しかし、ワークナー商事はペーパー会社だったのです!
ワークナー商事に派遣された人々は何人も消息不明になっているそうで、“早川亮司”もその1人のようで……。
未希は早川亮司と連絡が取れなくなったことを不審に思い、ワークナー商事を調べ始めたため、殺されたのではないかとひかりは推測しました。
また、未希と早川亮司を知っているという人物から2人関係について連絡が……。
その人物曰く、2人は恋人関係にあったと言います。
事実かどうかわからないが、そのことをひかりは樋口に言えません。
上杉変死体事件発生
雫の指示通り、樋口を呼び出し殺そうと計画する上杉。
上杉は直接樋口に電話します。
「お前の女房を殺した真犯人を教えてやるよ。」
未希との思い出のコテージで待ち合わせることとなった2人。
ひかりは1人で行くのは危険だと必死で止めますが、警察内部に内通者がいる可能性から下手に援助を要請したくないと、1人で行くと聞きません。
コテージに着くと未希の声が……。
「亮司さんが好き。」
聞きたくない言葉が聞こえる中、ベランダに出ると上杉の靴が……。
下を見ると、上杉の無残すぎる変死体があるのでした。
『ボイス 110緊急指令室』7話の感想
妻の秘密が明かされた7話……。
ただの通り魔殺人ではなく、真犯人には未希を殺す必要がありました。
愛する妻が殺され、刑事仲間である沖原まで殺され、ただでさえ辛くて仕方ない樋口にとって亡き妻の浮気相手を知ることは耐えられなかったでしょう……。
ひかりの告白からは信じなかったものの、未希の肉声を聞くと信じないわけにはいきません。
本当に未希は早川亮司と浮気していたのでしょうか?
見ているこちらも信じたくない事実です。
事件の真相を知っている人間が次々に殺されていく絶望的な状況の中で、ひかりと樋口は真犯人にたどり着くことができるのでしょうか?
次回も目が離せません!