【偽装不倫】最終話ネタバレ。
丈と再会を果たした鐘子でしたが、丈は手術の後遺症で鐘子のことをすっかり忘れていました。
ショックを受ける鐘子でしたが、裏には隠された真実が。
そして、葉子と賢治の関係も決着がつくこととなります。
【偽装不倫】最終話ネタバレ
丈から忘れられたことを落ち込みつつ、気持ちを切り替え最初からやりなおす決意をする鐘子。
彼がウソをついていると疑う灯里は、丈を問い詰めますが話をはぐらかされてしまいます。
藤堂に事情を話した鐘子は、彼から改めて交際を申し込まれました。
しかし、鐘子は丈の事がやっぱり好きだと藤堂の申し出を正式に断り、藤堂も鐘子の幸せを応援することにしたのです。
鐘子は、丈に思い出してもらおうと、2人の最初の出会いの事から話し聞かせますが、丈は「覚えていない」とそっけない態度。
そんな丈の態度に、鐘子は改めて忘れられたことの辛さを痛感しました。
一方、離婚を切り出された賢治は、風太にボクシングでの直接対決を挑みます。
葉子が止めましたが、風太も「男と男の勝負だから」と受けて立つことにしたのです。
賢治と風太の対戦は、プロである風太の圧倒的な強さに賢治は全く歯が立ちません。
しかし、倒れても倒れても諦めようとしない賢治に「旦那さんは本気だったんだよ」と優しく葉子に告げたのです。
そんな中、パリから返ってきたまさ子と話していた鐘子は、彼女が空港で丈と会った際に取った行動を聞いて驚くのでした。
【偽装不倫】最終話の見どころ
賢治は最後までいい人だった
葉子に離婚を突き付けられた賢治は、葉子の不倫相手・風太の元へ向かい、ボクシングの勝負で負けた方が葉子と別れるという約束をしました。
プロのボクサーに素人の賢治が勝てるわけがないことは誰が見ても明らかです。
しかし、この勝負は賢治が 自分の気持ちにケリをつけるためにも必要なことでした。
ボロボロになった賢治の姿を見て、どれほど彼を傷つけてしまったかを気づいた葉子は、ごめんなさい、と頭を下げて泣き、賢治はそんな葉子を優しく見つめます。
賢治と葉子は、両親に離婚の報告をしたものの、青天の霹靂といった事態に泣き崩れる母と賢治に謝る父。
葉子を責める母に賢治は「周りが何といっても、この件で葉子を責められるのは僕だけです。」と優しく葉子をかばいます。
そして、「僕達ちゃんと幸せになりますから。」といって家を去っていったのです。
賢治がだんだん豹変していくのかと思っていましたが、賢治は最後までいい人でした。
葉子のことも彼なりにちゃんと愛していたし、賢治には全く非がないように思えて、別れのシーンでは賢治が不憫で泣けたという方も多いのではないでしょうか。
高スペックな賢治ですから、新しい相手を見つけ、幸せな家庭を築いてもらうことを願います。
まさに、このときの賢治の潔さというか男らしさは、最終話の見どころのひとつといえるでしょう。
まさか?まさ子がやらかした!?
今回、鐘子と丈がこんがらがってしまった原因を作ったのはまさ子であることが分かりました。
空港で偶然丈を見かけたまさ子は丈を追いかけ、鐘子に対しての酷い仕打ちを責めまくります。
「鐘子はようやく新しい恋に踏み出したのだから邪魔しないように」と、しっかりと釘まで刺してしまったものだから、丈も性格上、鐘子の幸せを優先しようという気持ちにシフトしてしまったのです。
その後、前回予想した通り、丈が藤堂とのツーショットを目撃したという流れ……。
そんなことがあった事から、鐘子が丈に会いに来た時にとっさに覚えていないとウソをついたのです。
友達思いのまさ子ですが、今回ばかりは余計なことをしてしまったようですね。
ただ、まさ子も悪気があったわけではないので、鐘子を想っての友情として着目しましょう。
一之瀬がセラピストに?
一之瀬の診察を受けていた丈は、手術をしても命の保証がないと知り、スペインへ行く前に鐘子にわざと冷たくして別れたことなど色々と話します。
鐘子へ対する気持ちや、それゆえの自分の行動などの話を聞く一之瀬は、脳外科医というよりセラピストのような……。
しかも灯里の元を訪れ、丈が記憶障害ではないこと、目に問題を抱えていてカメラマンとしてやっていけるか分からない為、こんな状態では鐘子を幸せにできないと思っていることなどを伝えました。
一之瀬もドクターとしてこんなことをやってはいけないのだけど……と言っていましたが、それでも彼のおかげで事態は好転することとなったので、結果オーライですね。
ようやく想いが通じ合ったラストシーン
鐘子は、スペインへ向かおうと空港にいる丈を追っていきました。
広い空港の中で丈を見つけた鐘子は、まだウソをつき続けようとしている丈に「もうウソはやめよう」と言います。
自分の幸せは自分で決めるという鐘子の強い気持ちに、丈もようやく「ごめん、僕ももうウソはつかない」といって鐘子を抱きしめました。
「ずっと一緒にいたい。愛してるよ。ずっとずっと愛してる」という丈の言葉に鐘子も涙。
ようやく結ばれた2人に、感動の涙が止まらない視聴者も多かったと思います。
やっと想いが通じ合ったラストシーンは、最終話最大の見どころとなりました。
【偽装不倫】最終話の感想
丈と鐘子は色々ありましたが、最後は収まるところに収まったハッピーエンドとなってスッキリした気分になれました。
葉子は、賢治と別れて風太の元へ荷物ひとつで向かいましたが、100%祝福できない気持ちになるのは、やはり何か突っ掛かりがあると感じてるのか……。
でも、いつでも誠実に対応している風太が幸せになれたなら、それはそれで良かったのかもしれませんね。
葉子夫婦が去った二世帯住宅の家に、鐘子と丈が入居したらご両親も喜ぶのでは?なんて思いました。
やっと幸せになれた丈と鐘子のその後も見たかったと、少しの間「偽装不倫ロス」に陥りそうです。
それほどまでに全編通して楽しいドラマでした。