【ホット・ゾーン】2話ネタバレ。
1989年にアメリカを震撼させたエボラウイルスの脅威。
広がればアメリカは最悪の事態に陥る油断できない状況で、学者たちはどうやってウイルスを封じ込めたのか。
実話ゆえ、正確な知識に基づいたリアルなストーリーをぜひご覧ください。
【ホット・ゾーン】2話あらすじ
エボラウイルスの可能性を捨てきれなかったナタリーは、新鮮な組織片を求めサルの検体を手に入れました。
舞台は1976年。
カーター博士(リーアム・カニンガム)は、ザイールの軍事用飛行機でトラビス(ジェームズ・ダーシー)とコンゴ(旧ザイール)に向かっていました。
彼らの目的は”疫病”の真相を確かめるためで、現地で車を調達してヤンブク村へと走らせます。
報告書には「疫病が広まっている かかった者は人間らしさを失う 」と書かれていましたが、カーターは「おそらく新型のインフルエンザだろう」と考えていたのです。
しかし、「ただのインフルエンザなら助かるけど、報告書によると感染力が強く 死者が多数」と書かれていたため、トラビスに不安が過りますが、現地に行って検体を手に入れたら帰ることに……。
その後、現地に到着しましたがヤンブク村に異変はなく、病人もいませんでしたが、村人によると”森が血を流している”というのです。
そして1989年。
ナンシーから”モンスターが来た”と書かれて送られて来たファックスを見ていたカーターは、当時(1979年)のことを思い出し、危険を感じていました。
一方でピーターは、ウイルスの匂いを嗅いでしまったことが気になって眠れないまま、心配する妻をなだめると、朝5時に研究所へと向かい血液検査の結果を確認すると”汚染物質 不明”の文字。
これは、細菌混入ではないことを表していました。
この結果に動揺したピーターは怯えながら、かつてアフリカで発生したエボラウイルスに関するビ映像を確認したのです。
”初期症状は頭痛 発熱 吐き気”
またナンシーは、検体を積んだ車で渋滞する道路を走っていましたが、そこでトラブルが……。
検体を入れた袋が破れ、車の下から血液が漏れ出してしまったのです。
そこで、もしもの時にと後ろからついてきてもらった施設長と対処し、ウイルスが広がらないよう何度も消毒します。
こうして、何とか片づけて研究所に搬送したものの、ナンシーはレベル4「バイオハザード区域」へ入室は出来ません。(前回、防護服が破れるという事故を起こしていたので→★)
ドアの前でもたついているところに、青ざめたた顔のピーターがやってきました。
そして「細菌は出なかった。あなたの言うことが正しかった」と言い、ナンシーに協力し2人でレベル4に入室したのです。
【ホット・ゾーン】2話ネタバレ
ザイール型エボラ
1989年、エボラウイルスが初めてアメリカに襲来した時の実話小説をドラマ化した #ホットゾーン
\ただいま第1話を無料配信中/
YouTubeで↓https://t.co/ulFAlEs1t1
放送は10月15日(火)22時よりスタート。#エボラ #エボラ出血熱 #パンデミック #国立感染症研究所 #ウイルス #実話 pic.twitter.com/jCVbDhDMse
— ナショナルジオグラフィック(TV) (@natgeotv_jp) October 11, 2019
ピーターが自ら検体を調べた結果、ウイルスはザイール型エボラであることが確認されました。
この時点で感染していると思われるサルは少なくとも6匹。
すでに5匹が死亡していましたが、ピーターの恐怖が終わったわけではありません。
ピーターはすぐに大佐と連絡を取り、ナンシーは兵士づてにカーターへファックスを送るよう指示します。
ナンシーは大佐とヘイズルトン社を訪れると、今回の件の報告と感染が広がっていないかなど、施設のチェックを行いたいと伝えました。
また、ピーターは前回匂いをかがせたベンに知らせようと連絡を取ると、その足でエイズ患者の手助けをしている団体へと行きます。
ピーターの狙いは、政府や職場に追跡されない血液検査。
通常、病院などで血液検査を行えば、ウイルス感染の可能性があるだけでも隔離されてしまいます。
これだけは避けたいという思いからで、ピーターはその場で検査を行わずに”自分で検査を行うための血液”を採取してもらったのです。
一方で、エボラへの対処は最後のサル1匹を安楽死させて、部屋を消毒するという方向で対処ことに……。
1979年、エボラの脅威
物語の舞台は再び1979年。
カーターとトラビスは、今回の件に関して報告書を送って来たエワンダ医師がいるというヤンブク村に向かいます。
その日は、住民がワクチン接種を行っていました。
(ここでのワクチン接種は、同じ注射器を使いまわして行っていました)
カーターは、シスター・モニカにエワンダ医師の居場所を聞きますが、彼女が言うには「病気が大量発生した別の村に行ってから数週間連絡がない」とのこと。
そこでカーターたちは、エワンダ医師が行ったという エボラ川を上がった場所にある村へ向かうことに……。
1989年。
カーターは、ナンシーを訪ねて研究所にやってきて、エボラに関する詳しい話を聞きます。
・2回検査したか?
・例の研究の成果は?
・感染範囲は?
・人間には?
・従業員は隔離したか?
従業員の隔離についてはナンシーに権限がないということもあり、感染が疑われる人間が野放し状態になっていることをピーターは危惧しました。
そこで、警告を出して従業員を隔離しようと提案し、まずは大佐にカーターの協力を得ることを承諾してもらいます。
ナンシーは大佐を説得し、カーターをチームのメンバーとして認めることができました。
ウイルスが広がりつつある脅威
ピーターは、ベンに今回のウイルスがエボラの可能性があることを話します。
ベンは、「シュードモナス細菌」だと言い張っていたピーターを信じて、検査の時に匂いをかがせられており、もしかしたら彼もエボラに感染している可能性があると説明。
ただ、往生際が悪いことに「エボラは空気感染しない、飛沫を吸い込んだ可能性も限りなく低い、でも多分大丈夫だ。もし感染していたとしても、移るのは体液だけだし、汚染直後は感染しない。大丈夫、僕たちは感染していない」と、100%安全ではないものの、大丈夫と言い張ったのです。
さらに、報告しようと言うベンに対し「話したら家族も隔離される。」と言い、ベンの口を封じます。
家族の隔離を懸念したベンは、21日間毎日血液検査をすれば問題ないというピーターの浅はかな考えに同意し、ナンシーには知らせず秘密裏で処理をしようと思ったのです。
一方で、ナンシーとカーターは問題のあったヘイズルトン社の施設に行き、従業員に知られずにサルを安楽死させて室内を消毒を行いました。
ところがその後、カーターの調べで別の部屋にもサルがいることが判明。
「間に合わなかった」
もはやエボラウイルスが、どこまで広がっているのか分からなくなっていたのです。
1979年。
カーターはトラビスと、エボラ川を上り病気が多発していると言う村にたどり着きました。
その村はすでに軍が立ち入り、病気を恐れるあまり発症した病人を銃殺し、村全体を焼き払っていたのです。
その中には、エワンダ医師のものと思われる焼死体もありました。
兵士は最後に生き残った村人をも銃殺しその場で焼き払ってしまったため、カーターたちは検体を手に入れることが出来なくなってしまったのです。
【ホット・ゾーン】2話の感想
実話ということもあり、面白くて見入るというよりリアル過ぎて入り込むというドラマです。
1979年と1989年が交合に描かれており、カーターがエボラウイルスの専門家と言われる経緯が分かってきました。
ただ、この時点ではなぜカーターが厄介な人物とされているのかは不明。
また、カーターに同行しているトラビスは、1989年ではCDCの職員となっているようです。
静かに忍び寄るエボラウイルスの恐怖。
ベンとピーターは感染しているのかどうか。空気感染はないと言うものの、ウイルスは変化することもあるので、それも100%ではないはず。
この時点でナンシーに報告していれば、拡大は防げるとは思いますが隔離は予想以上に過酷なようです。
ただ、本当に家族の事を思うのであれば報告するのが当たり前。
ベンは真面目で家族思いの人物ですが、ピーターの押しに弱いというのはちょっと問題があるのかと……。
ナンシーとピーターはどちらが信用できるのか。これまでの経緯を考えればナンシーを信頼する方が正解だったような気がします。
Amazon Prime Videoで関連作品を観る
Amazonプライム会員は月額500円 詳しくはAmazon Primeへ
Powered by Amazon