若きヒーローチームの活躍を描いたDCコミックの実写ドラマ『TITANS/タイタンズ』3話では、超絶強い”家族”に手も足も出なかったハンクとドーン。ついにレイチェルが連れて行かれ、その様子を車の中から見ていたコリーの手にはレイチェルの写真が……。
『TITANS/タイタンズ』3話あらすじ
ハンクとドーンが、謎の”家族”に滅多打ちにされレイチェルは連れ去られてしまいました。また、ドーンはアパートの屋上から投げ落とされ、意識不明の重体となってしまいます。車からその様子を見ている女性がいました。
彼女は、交通事故で記憶を失ってしまったコリー。
所持品には少女の写真と鍵らしき物があります。コリーは自分が何者なのかを調べている中で、ある少女のことを調べていたことを知り、彼女を探していました。
2日前、コリーはミシガン州にある少女の自宅を訪れ、写真の少女が誰なのか、なぜ自分はその少女を追っていたのかを探っていた中で、探していた少女がレイチェルであることを知ります。
そして現在。コリーは、レイチェルを乗せた家族の車を尾行し、オハイオ州クールビルに到着。家族が途中で立ち寄ったガソリンスタンドで、トイレに入ったレイチェルを見張っていた家族の父親を炎の能力で始末し、レイチェルを救出しました。
一方、ハンクは病院で”家族”に屋上から投げ落とされて重体のドーンを見守っていました。その間に、ディックの幼少時代の様子が語られます。
ウェイン家に引き取られた当日の夜、ディックは持前の身体能力を生かしウェイン家を抜け出したのです。
第3話の見どころと考察
ブルース・ウェインはなぜディックを引き取ったのか。
ブルース・ウェインがディックを引き取った理由は、彼を自分(バットマン)の後継者”ロビン”にするためでした。
ディックは、両親とサーカス団で活躍していたこともあり、驚異的な身体能力の持ち主だったのです。ブルースは、実際にサーカスに出向きディックの動きを見て知っていました。
彼の両親が亡くなった当日にサーカス見に行っていたことから、もしかしたら彼はディックの両親が亡くなることを知っていたのかもしれません。
ディックの両親が何かに関わっていたかなど詳細は不明ですが、レイチェルを狙った”家族”が所属する組織と関係があるのかも?
ですが、ただ単に身体能力が高いというだけで、ブルース(バットマン)はディックを後継者にするでしょうか…。その辺りも少し情報が欲しいところです。
コリーがレイチェルを連れ去った理由は?
コリーがレイチェルを連れさらったのは、レイチェルが自分が何者かを知っているかもしれないという期待があったからでした。しかし、レイチェルはコリーのことを知りません。
そこで一旦、希望が失われかけましたがレイチェルの家から持ち出した写真の裏に、聖パウロ教会と記されていたことから、コリーはレイチェルを連れて教会を訪ねるました。
写真には生まれたばかりのレイチェルを抱く母が、数人のシスターと一緒に写っていたものですが、シスターの様子からコリーもまた教会で暮らしていた時期があったようです。
シスターに話を聞くところによると、レイチェルの母は”何か”から必死に彼女を守ろうとしていたとのことですが、シスターはその”何か”を知っている様子。
また、コリーの所持品の中にあった鍵はコンテナの鍵で、その中にはコリーが”何か”について調べていたことも見えてきました。訳の分からない不思議な文字、コリー自身が記録を録音したテープなど、それらはすべてレイチェルに関する情報ばかりだったのです。
コリー自身が何者なのかが分からない以上、彼女がレイチェルを調べていた目的も不明です。ただ、”家族”を仕切る組織もレイチェルを狙っていることから彼女は重要人物であることは間違いないでしょう。
謎の家族に新しい父親を用意した組織とは?
”家族”の父親がコリーによって始末された後、残された”家族”はある組織へと向かいます。家族らしくみせるために、新たな父親を用意するとのことですが、この組織の詳細はこの時点では不明ですが悪の匂いがプンプンしました。
なぜレイチェルを追っているのか、”家族”は一体どんな存在なのか……。
レイチェル自身が重要人物であることは先ほどお伝えしましたが、コリーと同じ目的なのか、全く別の目的なのかはわかりません。
謎の家族には”新しい父親”も用意されたことから、一般的にいう家族とは違う家族である可能性は極めて高いですし、そういう設定で組まれているのかも?
レイチェルは世界の破壊者か!?
シスターは、レイチェルの保守というのを目的(?)に、彼女を教会の地下に閉じ込めました。そのことに恐怖を感じたレイチェルが、悪魔のような顔(別人?)になって、教会を爆発させてしまいました。
レイチェルの能力には驚異的な破壊力があり、組織が狙っているのも彼女の能力なのかもしれません。その能力を利用されないように、シスターは組織から彼女を守ろうとしていたのかもしれません。
3話のタイトルになっている「世界の破壊者の誕生」というのは、まさにレイチェル自身のことでしょうし、コリーが彼女を調べていた理由も、これが原因なのかもしれませんね。