【俺の話は長い】4話ネタバレ。
屁理屈男を囲む家族の絆を描いたホームコメディドラマ!
満に転職の勧誘が来ますが、遂に満も定職に就くことが出来るのでしょうか?
この記事では、【俺の話は長い】4話のネタバレと、スペシャルゲストをご紹介します。
前回までのあらすじ
“屁理屈×言い訳×自分勝手”で実家に寄生する無職でニートの岸辺満(生田斗真)。
口を開けば右に出るものはないほど口が達者なダメ男。
綾子(小池栄子)・光司(安田顕)・春海(清原果耶)が岸辺家に仮住まいを始め、数日が経ちました。
満は6年前に珈琲店を起業しますがわずか9ヶ月で閉店してしまい、亡き父に認めてもらいたいという気持ちから再企業への未練が残っているよう……。
しかし、綾子の説得により思い切って珈琲関連の道具を全て処分。
これで満も一歩前進かと思われましたが、満は相変わらず再就職する気は一切ないようです。
そんな満を見かねた綾子は、30歳を過ぎても母・房枝(原田美枝子)に小遣いをせびっていることを情けないと痛烈に非難しました。
その言葉は、果たして満に届いたのでしょうか?
間宮祥太朗の出演が決定!
【俺の話は長い】4話でも、もちろん満節は炸裂!
その対戦相手となるのが、薗田(本多力)の後輩・渡利潤平を演じた間宮祥太朗さんです!
渡利は満と同じく大学を中退し、バックパッカーとして世界中を渡り歩いていましたが、数年前から薗田の後輩として定職に就いています。
満を就職させようと奮闘しますが、返り討ちを打つことになり……?
【俺の話は長い】4話の出演について、間宮祥太朗さんは以下のようにコメントをしています。
撮影日数は少なかったですが、知っているスタッフさんの方ばかりでリラックスした状態で現場に居ることが出来ました。台本を読んだ時に生田さんの台詞量に愕然とし、いざ撮影では流暢に放たれるその言葉たちと確かな説得力により一層衝撃を受けました。
出典:【俺の話は長い】公式サイトより引用
【俺の話は長い】4話ネタバレ
其の七 アイスと夜の散歩
陸の彼女から、光司と陸がメールのやり取りをしていることを聞かされた春海。
春海は親友から光司のふざけた画像を送られ、相当気になるもの満にも光司にも詳しく聞けずにいました。
一方光司は今の職場が自分に向いてないと思い、転職を考え始めますが……。
そんな中、満が大事にとっておいた250円のアイスがゴミになっていた!
「無職のくせに250円のアイス食べてんの?」と言いながら、ゴミは捨てたもののアイスは食べていないと言い張る綾子。
「アイスのゴミだけ捨てて、でも食べてないなんて通用すると思う?川に拳銃捨てたけど、撃ったのは私じゃありませんって誰が信じるよ?」と嬉しそうに推理を始める満。
そこから誰が満のアイスを食べたのか疑ぐり合いが始まりました。
「この部屋から出ないでください!」と言い、「これはアイスの問題ではなく、この中にアイスを食べたことを黙っている人がいるということです。」と言う満。
最初の容疑者は、房枝と最近やけに親密で昼間に圧力鍋を取りに来た牧本(西村まさ彦)。
しかし、綾子がゴミを捨てたのは今日の朝であり、牧本の疑いが晴れます。
相当な時間口論をした後の満の結論は……、この事件の犯人はいません⁉︎
この事件のトリックとは……、
- 満は1週間前にアイスを食べ、ゴミを捨てずに台所のテーブルの上にゴミを置きっぱなしにしていた。
- 房枝はそのゴミの上に新聞を置いた。
- 綾子は新聞に目を通したいから捨てないでと房枝に頼み、1週間分の新聞がそのゴミの上に積み重なれていた。
- 1週間分も溜まった新聞を見かねた房枝は、綾子に新聞の処分をお願いした。
- 綾子はそれを受諾。
- その後房枝は新聞を資源ゴミに出し、アイスのゴミに気づいた綾子が袋と棒を分別することなくゴミ箱に入れた。
それが、犯人なき完全犯人の全てだったのです。
結局満のゴミだったのにみんなを疑った怒った満に謝れと綾子は要求しますが、強いて犯人を選ぶなら綾子だと笑いながら言う満。
そして、満はこの事件の1番の問題はアイスではなく、房枝が牧本と再婚しようとしていることだと断言します。
満は老後に必要な条件が揃っていない牧本との再婚を、断固反対!
その後春海はアイスが食べたくなり、気まずくなりながらも光司とコンビニへ行きがてら夜の散歩へ。
そこで春海は、陸と連絡先を交換した経緯を光司に聞きます。
焦って言い訳をする光司に、春海は嫌じゃなければ陸とこれからも仲良くしてやって欲しいとお願いしたのです。
家に帰り、1人でアイスを食べる光司はどこか少し嬉しそうでした。
其の八 バーニャカウダと犬の散歩
いつものように光司とバーで飲む満は、知り合いの犬の世話を海星(杉野遥亮)から頼まれました。
満が朝早く犬の散歩をしているところを見かけた薗田は、驚いて房枝に報告し、満に中途採用試験を受けることを提案しました。
薗田の働く会社自体に全く興味がないものの、薗田自身に興味を持った満は話を聞くことにしました。
バーニャカウダを食べながら、話題は薗田に同行してきた渡利(間宮祥太朗)の経歴について。
渡利は大学を中退後、バックパッカーとして世界中を飛び回っていたと言います。
大学を中退したという共通点や、若くして起業したことに感心する渡利は、満に会う前から親近感を沸いていたと言うのです。
満と同じようにフラフラしていた渡利ですが、「好き勝手生きてきたこんな僕でも楽しく働けているんで、満さんにもうちの会社気に入ってもらえると思うんですと」勧誘します。
同じ頃、牧本と食事に行っている房枝は、満は何かに打ち込めば熱中できる子だから、薗田の会社に入社すれば何か変わるかもと期待を抱いていましたが……。
「働く気のない人間に働くことを強要して恥ずかしいとは思わない?君がやろうとしていることは、動物園のライオンに檻から出て自分で獲物を捕って来いって言ってるようなもんだよ?動物園のライオンは戦ってないように見えて、野生のライオンより戦ってんの。客に笑われて指さされながら毎日夢と孤独の狭間で戦ってんだよ!」
渡利のことを批判する満に薗田は激怒!
しかし、海星は実は薗田が満は“社会という名の列車に乗り遅れた可哀想なやつ”だと馬鹿にしていたことを大暴露!
さらに自分は働かなくて良い才能が備わっていることを薗田に自慢する満に、何と渡利は……。
「俺、今日で会社辞めます!」
流石にそんな渡利を見かねた満は、お前は会社を辞めるなと渡利を鼓舞したのです。
その頃、綾子・光司・春海の3人は満が今後就職するかについての話題が持ち上がっていました。
春海は、好きなことを貫いてる満はある意味立派ではないのかと満を支持します。
【俺の話は長い】4話感想
これだけ理屈で言い負かされてしまうなんて、もはや才能だと思ってしまいました。
短時間で渡利を会社辞めたいと思わせてしまう話術、母親のように仕事一途で幸せそうじゃないよりも好きなことだけをしている姿を春海に魅力的に感じさせる満の生き様は、満自身の人柄の魅力なのではと感じてきました。
【俺の話は長い】4話のラストシーン、犬の着ている服より光司の着ているスーツの方が安かったとしても、光司の方がかっこいいと言っていた満。
生き方は人それぞれであり、今の仕事が本当に天職だと思っている人は少ないはずです。
でも、家族のために働く光司や綾子はかっこよく見えました。
頑張れ綾子!頑張れ光司!