Netflixオリジナルドラマ【五行の刺客】は、2019年に配信開始となった武道アクション。
アメリカのチャイナタウンを舞台に、1000人の僧侶の顔と力を受け継いだ主人公が、5人の将と闘う物語です。
ダークな背景で映えるキレッキレで爽快なアクションをお楽しみ頂けます。
【五行の刺客】シーズン1あらすじ
アメリカのチャイナタウンで、シェフとして働いていた主人公カイ。
彼の夢は、フードトラックで音楽祭を巡ること。
ある日、友人の妹ジェニーが経営するレストランを手伝っていた時、裏社会を牛耳るトライアド(三合会)ともめ事を起こしてしまいます。
それが原因で、トライアドのメンバーに命を狙われることに……。
翌日、カイがフードトラックで商売をしていた時、トライアドのメンバー2人が襲撃してきました。
カイは、何とか2人を倒しフードトラックで逃げ出します。
しかし、急ぎ過ぎていたせいか途中でイン・インという女性をはねてしまったのです。
ところが、カイがイン・インに近づいて声を掛けると、彼女はスッと立ち上がり「探した」と言いカイに僧侶のピースというものを渡しました。
「これは僧侶のピース 1000人の僧の力が宿る 」
ピースは不思議な光を放つとそのままカイに吸収されていったのです。
その瞬間、周りの景色が一変し、鉄の鎧を来た5人の男が表れます。
先頭の男が水の竜を呼び出すと、それがカイの体に巻き付き締め付けたのです。
そこへイン・インが現れ水の竜を倒すと、カイにこう言いました。
「あれが あなたを殺しに来る 五行の力によって腐敗した最初の将たちよ すなわち地・水・金・木そして火。古代中国で戦争を起こし 大地を血で染めた。彼らを止めるために1000人の僧侶が選ばれし者に力を与えた」
出典:Netflix【五行の刺客】シーズン1第1話から引用
イン・インはさらに、サンフランシスコに集結する5人の将を殺すよう指示したのです。
【五行の刺客】見どころ
冒頭から無駄のないアクションさく裂!
冒頭のアクションシーンは、カイが五行の力を手に入れた後のことですが、いきなり無駄のない爽快アクションに一気に引き込まれます。
カイが住んでいるアパートを舞台に、ひとりまたひとりとカンフースタイルで次々と倒していきます。
スピード感もあり、カイを魅せるためのカメラワークもよく、短時間で見入ってしまうこと間違いなし。
カイがまだ五行の力を手に入れていない、フードトラックで襲われた時の動きと比較して頂ければ一目瞭然です。
色鮮やかな映像美
まず、1話で登場する水の竜の美しさに目を奪われます。
竜から滴り落ちる水滴や竜の動き、カイの前に現れた5人の将が着用している鎧兜もリアルに表現されていました。
また、火の将であるシックスが手のひらに灯らせる火も本物さながらの色鮮やかさ。
物語の背景がダークなので、より一層引き立たせてくれています。
【五行の刺客】作品情報
作品概要
【配信】
2019年
【制作】
Netflixオリジナルドラマ
キャスト
カイ・ジン役/イコ・ウワイス
フードトラックで音楽祭巡りを夢見る、腕利きのシェフ。
中国とインドネシアのハーフで、三合会の幹部のシックスに息子同然に育てられたが今は縁を切っている。
突然現れたイン・インから”五行の刺客”だと言われるも当初は”人殺し”はしないと突っぱねていました。
しかし、殺さなければ自分も周りの人も殺されると言われ1000人の僧侶の力で5人の将に立ち向かう。
アンクル・シックス役/バイロン・マン
三合会(トライアド)のボスでチャイナタウンを牛耳る人物。
カイの養父で、火を操る能力がある。
なぜかカイに執着しており、手放そうとしない。
イン・イン役/セリア・アウ
カイの前に突然現れ、1000人の僧侶の力と顔が宿るピースを渡した。
時々、天と地の境目にカイを引き込み助言したりする。
ジェニー役/リー・ジュン・リー
カイの友人トミーの妹。
カイが手伝っていたチャイニーズレストランの経営者でもあり、カイに思いを寄せている。
ルーシン役/ルイス・タン
カイの夢を応援する友人のひとり。
表向きは車関係の会社の経営者だが、盗難車ともかかわりがある。
トミー役/ローレンス・カオ
カイの友人でジェニーの兄。
仕事はやれば出来るタイプだが薬物中毒。
トライアドのメンバー。
CG役/キャサリン・ウィニック
サンフランシスコ警察の捜査官で見かけはかなりやんちゃなタイプ。
マクロウ役/トミー・フラナガン
主に欧州で活動していたが、半年前にサンフランシスコに映りチャイナタウンを狙っている。
【五行の刺客】まとめ
突っ込みどころはあるものの、比較的楽しんで頂けるドラマだと思います。
また、”子が一生懸命親に認めてもらおうとする”流れは、中国系ドラマであるあるな展開です。
アジアを舞台にした作品には、そういった印象が強く表現されているような気がしますね。
時代背景にもよると思いますが、アメリカは自由の国だけあって親と衝突するシーンも多く、どちらかというと親が子に~~という感じが……。
そんな雰囲気も感じながらぜひご覧になってみてください。
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