『グレイズ・アナトミー』シーズン12&13が丸わかり。交通事故で最愛の夫デレクを失ったメレディス。そして、新しくシアトルグレーズ病院へやってきた医師でカリーの新しい恋人がデレクを死なせてしまった医師だと判明。
メレディスは更に苦しむこととなります。複雑に絡み合う人間関係『グレイズ・アナトミー』シーズン12&13のネタバレ。
シーズン12~13のネタバレとポイント
メレディスの苦難
最愛の夫デレクを亡くしたメレディスは、心に傷を抱えながらも、子ども達と自宅へ戻り、日々の生活を取り戻すべく仕事にも復帰しました。
しかし、カリーが連れてきた新しい恋人は、デレクを死なせてしまった研修医ペニーでした。デレクの死は彼女だけの責任ではないと分かっていながらも冷たく当たってしまうメレディス。
しかも、外科のレジデンスに採用されたことでメレディスが彼女の指導を担当することに。仕事だと自分に言い聞かせて、ペニーに接するメレディス。ペニーも、メレディスに認められるよう必死についていきます。
そんな中、事故で運ばれてきた大男ルーを診察中に、発作を起こしたルーにメレディスは襲われてしまいます。ペニーが発見し、なんとか命は取り留めたものの、動くことも話すことも出来ず、寝たきり状態が続くメレディス。
身動き取れないストレスは増していき、襲われた原因を作ったアメリアに苛立ちをぶつけるメレディス。アメリアも自分を責めてしまい、お酒に走ってしまいます。
ウェーバーによって、少しずつ心身ともに回復したメレディスは、全ての人を許せるようになりました。デレク以上の出会いはないと思っていたメレディスですが、陸軍病院で知り合った医師ネイサンと良い関係になっていきます。
そして、はずみでネイサンと一線を越えてしまったメレディスですが、二人の関係をそれ以上進めることはできませんでした。しかも、異父妹のマギーがネイサンに惹かれていることを知り、微妙な三角関係に。
シーズン13に進むと、マギーとトラブルになりつつも、ネイサンを受け入れる準備ができてくるメレディスでしたが、二人の間を引き離す大事件が起こります。
エイプリルとジャクソン
子どもを失った悲しみを乗り越えるために、一人で勝手に戦地へ行くことを決めたエイプリル。ジャクソンも子どもを失った悲しさは同じでしたが、エイプリル逃避により一人で乗り越えざるおえない状況に。
二人で支え合いながら苦しみを乗り越えることが困難な状況に耐えれないジャクソンは離婚を要求しました。しかし、エイプリルは断固拒否!二人は、離婚を巡って大げんかを繰り返しますが、成り行きで一夜を共にしエイプリルは妊娠してしまいました。
妊娠したことをジャクソンに伝えずに離婚に応じたエイプリル。離婚後に知ったジャクソンやジャクソンの母キャサリンは大激怒。裁判を起こす大騒ぎになってしまいます。揉めながらも、なんとか仲直りした二人。
エイプリルはオーウェンとアメリアの結婚式当日に突然産気づいてしまいました。病院へ行く時間がないと判断したエイプリルは、メレディスの自宅で出産することを決意。
そこに居合わせたベンに診てもらうと、赤ちゃんは危険な状態に……。動揺するベンでしたが、エイプリルは麻酔なしの帝王切開を要求し、なんとか赤ちゃんを出産することができました!
何かあったら、自分よりも赤ちゃんを優先するようにベンに頼むエイプリルに、胸が熱くなりました。苦難を乗り越えて3人家族となったエイプリルとジャクソンですが、このまま3人で幸せに……という訳にもいかず。
とりあえず、二人で子育てすることにしますが、お互いに新しいパートナーを作る方向に進むようです。
オーウェンとアメリア、そしてネイサン
新しく病院へやってきたネイサンに冷たいオーウェン。実は、ネイサンは、オーウェンの妹メイガンの恋人でした。しかし、ネイサンは浮気によりミーガンを傷つけ、しかもミーガンは戦地で行方不明になってしまったのでした。
ミーガンの死がネイサンが原因だと、ネイサンを責め続けるオーウェンでしたが、自身もミーガンの死が自分にも責任があると悔み苦しむのでした。
アメリアも、兄の死に苦しみ、アルコール依存も抱えて気持ちが安定せずにいました。大事な人を亡くした悲しみを共有するオーウェンとアメリアは、メレディスの後押しもあって二人で新しい人生を踏み出すことに決めました。
シーズン12では、めでたく結婚し、幸せに向かって歩み出したかのように見えた二人でしたが、子作り問題でもめることに……。クリスティーナの時も、これが原因で別れたようなものなのに、違う相手とまた同じことでもめるオーウェン。
アメリアも最初は子どもを望んでいたのですが、過去のトラウマを乗り越えることができず苦しみます。その原因をオーウェンに伝えることができないアメリアは、しだいにオーウェンと距離を置くようになります。
ミーガンが生還!?
シーズン13では、アレックスの暴行事件やジョーの偽名&既婚発覚など細かい出来事はありましたが、さほど大事件はなく。しかし、最後の最後に衝撃的な大事件が起こります。
軍からの電話に動揺するオーウェン。なんと、ミーガンが発見されたという知らせでした。
喧嘩も一時停戦となり、オーウェンの話を聞き慰めるアメリア。でも、ミーガンの遺体が発見されたことで、ようやく次のステップが踏み出せて良かったね、というアメリアに、
「ミーガンは死んでいない。生きていた」というオーウェン。ミーガンを知るテディが現地で確認したとのことで間違いなさそうです。
ようやくネイサンと付き合う決心をしたメレディスでしたが、ネイサンはこの知らせを聞き、ミーガンの元へ飛んでいきます。メレディスも、私も同じ立場だったらそうしたと、ネイサンを快く送り出したのでした。
シーズン12&13を観た感想
主要キャストが次々といなくなり、ストーリーを支える骨太なキャストが少なくなってきましたが、それでも毎回起こる人々の苦難に苦しみつつも進んでいくストーリーは心を揺さぶられます。
ミーガンが見つかったことは、物語に大きく影響を与えそうです。傷を負ったミーガンは、みんなの事を覚えているのでしょうか?ミーガンの姿は、最後の最後でヘリから運び降ろされる一瞬しか映りませんでしたが、今後の展開が楽しみです。
養子のゾラ、デレクとの子・ベイリー、そしてデレクが亡くなった後に産んだエリスの3人の子どもを抱えるシングルマザーとなり、仕事に復帰するものの悲しみを乗り越えれずにいるメレディスにさらなる追い打ちはさすがに……。
今回も、複雑に絡み合う人間模様が描かれていましたが、今後もドクターたちの試練の連続に目が離せません。