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【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン1あらすじと解説。キャストはイケメンづくし!?

ヴァンパイアダイアリーズ ホラー

【ヴァンパイア・ダイアリーズ】あらすじ・キャスト(シーズン1)。

本作は、ヒロインとヴァンパイアの情感あふれる恋模様が見どころのドラマです。

イケメンづくしのキャストや、引き込まれるストーリー展開も魅力。

この記事では、見どころの他ネタバレ感想もお届けします。

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【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン1のあらすじ

主人公のエレナ(ニーナ・ドブレフ)が通う高校に、イケメン男子のステファンが転入してきました。

ステファンは実はヴァンパイア

女子たちから熱い視線を浴びるステファン(ポール・ウェズレイ)ですが、彼は周りの女子には興味がない様子。

落ち着いた雰囲気を持ち、それでいてどこかミステリアスなステファンに、エレナは少しずつ惹かれていきます。

エレナのその感情がに変わったのは、ステファンが自分と同じく“日記”をつけていると知ったときでした。

そこから2人の距離は急接近し、エレナはステファンの正体を知らぬまま交際をすることに。

しかし、ヴァンパイアであるステファンは隠し事が多く、自分の話もあまりしたがりません。

隠し事が大キライなエレナは、何も話さないステファンに疑念を抱くようになります。

ある時、偶然出会った老人から「ステファンは50年前と姿が変わっていない」と聞いたエレナは、過去の映像を探し出し、ステファンが年を取っていないことを知るのです。

エレナがステファンを問い詰めると、彼は自身がヴァンパイアであることを告白し……!?

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【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン1の見どころ

ラブストーリーが軸になっているから見やすい

【ヴァンパイア・ダイアリーズ】は恋愛を軸としたストーリーなので、海外ドラマ初心者の女性にオススメです。

登場人物の心情が丁寧に描かれているため、感情移入をしやすいのもグッド。

主要人物は高校生という設定ですが、キャストたちの多くは20代なのであまり高校生という感じはせず、大人も楽しめるラブストーリーとなっています。

エレナの相手役であるステファンはヴァンパイアなのですが、人間の血を吸うのは絶っており、動物の血を飲んで生きているTHE善人のような男性。

ひたすらに誠実で優しいステファンとエレナの恋模様は必見です。

また、難解なストーリーではないので気軽に見られるのも魅力のひとつ。

それでいて、随所で意外な展開や驚きが用意されているので、飽きずに楽しめるはず。

丁寧なストーリー展開の中で、が少しずつ明かされるといった構成が見事です。

どのような過程でヴァンパイアになるのか、ステファン兄弟は初めからヴァンパイアだったのか、他にもヴァンパイアは存在するのか。

などなど、ささやかな疑問が少しずつ明かされていくストーリー展開に引き込まれてしまうこと間違いなしです。

ステファン派?デイモン派?イケメンづくしのキャストたち

本作のもうひとつの見どころは、登場するキャラたちが見渡すかぎりイケメンであることです。

ステファン

エレナの相手役であるステファンは、優等生で爽やか系のイケメン。

正統派の相手役という感じで恋模様も王道ではありますが、エレナとのラブシーンは感情がこもっているのが伝わってきます。

数あるキスシーンもすべてが同じ表情ではなく、その時々のステファンの感情がしっかりと表情に乗せられているのです。

デイモン

ステファンの兄・デイモンは、闇を抱えている系のイケメン。

衝動的で、愛情深いかわりに裏切られたときの残酷さも容赦ありません。

エレナだけに見せる特別な優しさは必見。

ジェレミー

ジェレミーはエレナの弟で、心に傷を負った母性をくすぐる系のイケメン。

タイラー

タイラーは心が荒れた御曹司で、内面はまだまだ未熟だけれど外見は文句なしのイケメンです。

マット

マットはエレナの元カレで幼馴染でもあります。

海外ドラマのキャラにしては硬派なタイプのイケメン。

こうして挙げてみると、本当にイケメンしかいない【ヴァンパイア・ダイアリーズ】。

推しのイケメンが見つかれば、きっとより一層ドラマを楽しめることでしょう。

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【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン1のネタバレ

ヴァンパイアとの恋

町ではここ最近、人間が“動物”に首を噛まれて大ケガをしたり死亡する事件が相次いでいました。

人間を襲ったのは動物ではなく、本当はヴァンパイアのしわざ。

ステファンの正体を知ったエレナは、今までどおり交際することはできないと告げます。

ステファンは、

・事件の犯人は自分ではなく兄のデイモン(イアン・サマーホルダー)

・自分は人間の血は吸わず、動物の血を飲んで生きている

とエレナに話しました。

話を聞いても受け入れることができないエレナは、改めてステファンに別れを告げます。

しかし、危険が迫るたびに助けてくれたり、いつでも誠実で真摯なステファンと接するうちに、彼の本質を改めて知るエレナ。

2人は愛を再確認し、再び交際することとなるのです。

ところが、新たな問題が発生。

デイモンから「ステファンは元カノのキャサリンをいまだに忘れられずにいる」とウソを吹き込まれたエレナは信じてしまいます。

ステファンの部屋でキャサリンの写真を見つけたエレナは、ますますデイモンの話を信じ込みました。

しかも、写真で見たキャサリンは自分に瓜二つ

エレナは、またステファンに隠し事をされたと感じ、怒りを募らせるのです。

デイモンの目的とは?

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

・ステファンはいつも、部屋の机にキャサリンの写真を置いている

・キャサリンとエレナはあまりにも似ている

その2つの理由から、“ステファンはキャサリンを忘れられず、ゆえに似ている私と交際をしたのではないか?”

そう思い込むエレナでしたが、真相は違いました。

ステファンはキャサリンのことをとうに吹っ切っており、忘れられずにいるのはむしろデイモンの方だったのです。

かつて(150年前)、キャサリンとステファンとデイモンは三角関係にありました。

しかもただの三角関係ではなく、なんと、キャサリンはヴァンパイアだったのです。

当時はまだ人間だったステファン兄弟は、キャサリンの毒牙にかかり、いいように弄ばれていました。

ステファンは、ヴァンパイア特有の色香によって彼女にハマッただけだと気づきましたが、デイモンはいまだにその感情をキャサリンへの愛だと思っています。

その愛ゆえに、デイモンは140年以上もキャサリンを探し続け……。

ようやくキャサリンの居場所(墓の中に封印されている)を知ったデイモンは、キャサリンを封印から解き放つために動き始めました。

これまでのデイモンの行動は、すべてキャサリン復活のためだったのです。

増えるヴァンパイア

キャサリンが封印されているであろう墓には、他にも20体近くのヴァンパイアが封印されています。

何とか墓の封印を解こうと必死になるデイモンですが、同じくヴァンパイアのアンナも封印を解くために動いていました。

アンナは封印を解くのに必要な3つの材料を集めており、デイモンに協力を頼みますが断られてしまいます。

その後、材料の1つ(書)がエレナの家にあると知ったアンナは、エレナの弟に近づき書を手に入れようと画策。

ヴァンパイアたちの間で材料の奪い合いがありながらも、ついに封印を解く日がやってきました。

デイモンはキャサリンだけを助け出す予定でしたが、封印をといた魔女の力不足により他のヴァンパイアも墓から逃げ出してしまい……。

その後、エレナの弟・ジェレミーは、先祖の遺品を調べているうちにヴァンパイアが実在することを知りました。

やがてアンナがヴァンパイアだと知ったジェレミーは、アンナを恐れるどころか頼みごとを口にするのです。

「僕もヴァンパイアに変えてほしい」と。

闇落ちする兄弟

デイモンの闇落ち

墓の封印を解いたものの、そこにキャサリンの姿はありませんでした。

アンナによると、何十年か前にキャサリンに会ったけれど、彼女はデイモンのことなど微塵も気にかけていない様子だったとのこと。

140年以上もキャサリンを探し続け、キャサリンを想い続けたデイモンはアンナの言葉に打ちのめされてしまいます。

それからというもの、デイモンは酒に溺れ、若い女性との色香に溺れていくのです。(もともと衝動的な性格ではありますが)

ステファンの闇落ち

デイモンの闇落ちが落ち着いてきたころ、今度はステファンに魔の手が……。

ある時ステファンは、ヴァンパイア同士の戦いで瀕死になってしまいます。

エレナはステファンを助けるため、やむなく自分のを与えました。

ステファンは普段は動物の血しか飲みません。ゆえに、ヴァンパイア同士の戦いでは力を出しきれず、不利になってしまうことが多々あるのです。

エレナの血のおかげで力を取り戻し、ピンチを切り抜けたステファンでしたが、その日から地獄のような毎日が始まりました。

ステファンは長年“人間の血”を絶っていたため、その反動で苦しむこととなるのです。

エレナの血を飲んでしまったことで、ステファンはその日から“人間の血を飲みたい”という欲求が抑えられなくなります。

どれだけ抑えようとしても抑えることができず、デイモンの持っている血(病院から盗んだ輸血用の血)をこっそり飲むようになりました。

人間の血のことしか考えられなくなったステファンは、ついにエレナにまで「動物の血を飲む生活に戻ったからもう大丈夫」だと嘘をついてしまいます。

さらにステファンは人間を襲ってしまうようになり……!?

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ヴァンパイアについての解説

ヴァンパイアの特徴

※以下の内容はシーズン1のみの情報となります。シーズン2以降の情報も随時追記します。

・人間の血を欲する。よほどの空腹でもない限り、相手が死ぬまで血を吸ったりはしない

・動物の血だけでも生きてはいけるが、相当な忍耐力が必要

・ヴァンパイアになるとあらゆる感情が増長される。ゆえに、愛している人間の血ほど欲しくなる

・人間の目を見て念じれば、その人間を操ることができる

・出歩けるのは夜のみ。しかし、ステファン兄弟は指輪のおかげで昼間も外に出られる

・人間が住んでいる場合、招かれないと家に上がれない

・ヴァンパイア同士の場合、基本的に年長のほうが力が強い

・子孫を残す能力はない。ただし女性の場合、ヴァンパイアに変異する前に子を宿すことはできる

ヴァンパイアの殺し方/弱点

・木の杭でヴァンパイアの心臓を貫くと死ぬ

・木の銃弾でヴァンパイアを撃つと、死にはしないが力が弱まる

・火で体を丸こげにすれば死ぬ?

・バーベラの花も弱点

指輪がない場合は太陽の光も弱点となる

ヴァンパイアに変異するまでの過程

……ヴァンパイアの血を飲む

……①で飲んだ血が体をめぐっている間に死亡する

……②で死亡したあと、人間の血を吸うとヴァンパイアに変異する

本作は、人間がヴァンパイアに変異する過程が少し特殊。

そう簡単に変異するわけではないので、町中がヴァンパイアだらけになったりパニックになったりということはありません。

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【ヴァンパイア・ダイアリーズ】シーズン1の感想

ストーリー展開の巧さに唸る!

前半から中盤までは文句なしに面白かったです!

シーズン8まで続いている人気作なだけあって、視聴者を惹きつけるストーリー展開でした。

情報の出し方も巧くて、たとえばヴァンパイアの特徴に関しても、初めからすべてが明かされるわけではありません。

中盤になってから「ヴァンパイアは招かれないと家に入れない」ということが分かって驚いたり。

実際に過去のシーンを確認してみると、ヴァンパイアは本当に招かれた時しか家に入っていませんし、時には、ヴァンパイアが中へ招かれるために必死で会話を誘導しているシーンもありました。

こういう形の伏線もあるのだと感心しきりです。

逆に、1度招かれた家には自由に出入りできる

ただ、途中から一気に登場人物が増え、過去の話も平行して進んだため少し混乱……。

前半は易しいストーリー展開だったのに対し、中盤は慌ただしかった印象です。

とは言え、登場人物の心情がしっかりと描かれているので総体的にはとても楽しめました。

それから、素晴らしいのはラブラインの描き方。

作中ではエレナとステファンの揺るぎない恋模様が描かれており、デイモンの入る隙はありません。

しかし、過去の回想ではキャサリンとデイモンの熱いラブシーンが描かれているので、デイモン派の視聴者も満足できる内容になっているのです。

エレナとキャサリンを演じているのは同じ女優

ステファン派とデイモン派、どちらの願望も満たすように描かれているところが非常に巧いと感じました。

デイモンにどハマり!

本作をより楽しめたのは、間違いなくデイモン(イアン・サマーホルダー)という存在のおかげ。

少しずつ謎が明かされるストーリー同様、デイモンという人物像も少しずつ分かってきます。

初めは善悪の区別もなく人間を襲ったり、弟のステファンに憎しみをぶつけたりと、悪役キャラのように描かれていたデイモン。

しかし話が進むにつれて、デイモンの本当の人柄が見えてくると同時に、彼に深く感情移入をするようになりました。

中盤で“ヴァンパイアになると感情が増長される”ことが明らかになるのですが、そこで初めて、デイモンの衝動的な一面はヴァンパイアに変異したからなのだと分かったり。

非道に見えたデイモンの行動はすべてキャサリン復活のためだったことも分かり、デイモンの愛情深さに心を打たれました。

また、ステファンを憎んでいるように見えて実は大切に思っていることも、話が進むにつれて手に取るように伝わってくるのです。

エレナに対するデイモンの柔らかい態度にもグッときました。

デイモンがエレナに優しいのは、愛するキャサリンに似ているという理由もあると思いますが、本気でエレナに惹かれ始めているようにも見えます。

最終話にいたっては、エレナへの好意がだだ漏れだったデイモン。

シーズン2以降の恋模様はどうなるのか、ヴァンパイア同士の争いや、ヴァンパイアを退治する人間との問題はどうなるのか。

次シーズンも見どころが多そうです!

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【ヴァンパイア・ダイアリーズ】の作品概要

【制作】

アメリカ

【公開】

2009年

【原作】

L.J.スミスの同名小説

【キャスト】

ニーナ・ドブレフ、ポール・ウェズレイ、イアン・サマーホルダー、スティーヴン・R・マックイーン、サラ・カニング、カテリーナ・グレアム 他

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