シーズン1ではソ連の潜入スパイとして、偽装夫婦から本物の夫婦へと変化していくエリザベスとフィリップの究極の愛が描かれました。
シーズン2は偽装生活の中で子供たちとの関係も深まり、家族の在り方や親の愛と責任について問うようなストーリーになっています。
今回も、スパイ夫婦のスリリングな諜報活動が描かれます!
やめたくても、スパイは続くよ……どこまでも!
【ジ・アメリカンズ】シーズン2あらすじ
シーズン1ラストでエリザベスが撃たれ、フィリップの介護で夫婦の絆を取り戻しました。
しかし、アメリカで潜入している彼らの同志コナーズ夫婦が娘もろとも殺害されてしまいます。
彼らを殺ったのは FBIか?CIAか?それともKGBか……?
次の標的はフィリップ一家なのか!?
一方でFBI捜査官スタンは、KGBの女性局員ニーナの弱みを掴んで脅迫し、情報提供者として取り込みますがいつしか彼女を深く愛していくことに……。
更に立場は逆転し、スタンはニーナを人質に取られアメリカの機密をKGBに渡す裏切り者になっていくのです。
実は、ニーナはKGB支局長に自分は裏切り者であることを告げ、許される代わりに二重スパイとなってスタンからFBIの機密情報を収集するよう指示されていたのです。
また、フィリップの長女・ペイジは以前から両親の動きに不信感を持っていました。
密かに隠れ家の叔母を訪ねたり、地下室を探ったり……。
両親への不信感はドンドン膨らみ、その救いを”神の館”に誘われキリスト教に傾倒していきます。
そんな娘をエリザベスとフィリップは激しく叱咤し、同時に自分たちの仕事を恨んでいくのです。
子供たちとの生活を優先したくても、悲しいことに2人は祖国の為にスパイを続けるしかありませんでした。
【ジ・アメリカンズ】シーズン2見どころとネタバレ
フィリップがスパイやめたくなった!?
シーズン1の初めから「家族でどこかに逃げよう!」と訴えるほど自分の仕事に苦しんでいたフィリップですが、シーズン2ではますます精神的に追い詰められていきます。
フィリップが、基地に侵入してデータを盗みに入った時にも、偶然居合わせた20代の不運な若者を殺すハメになり「あんな子供を……殺した」と辛そうでした。
もう耐えられない!スパイやめたい!これ以上ひとりで背負っていく十字架は重過ぎて抱えきれないと、スパイ活動にウンザリしてきます。
しかも次から次へと指令は来る一体いつまで、どこまで続ければいいのか!
そして、同時に襲い掛かる家族への危機も増え父親としての頑張りどころです。
エリザベスも消耗!
祖国愛に身を投じるエリザベスも、言葉では「これは戦争、大義のため!」と割り切ってるけど過酷なミッションを繰り返す度に、苦しみと危険は増していきます。
母親らしく振る舞い、せめて子供達だけには普通の安全な暮らしを与えたい!そう願いながらも常に任務との板挟みの毎日で、心身ともに消耗してきているのです。
しかも、次から次とハニートラップを仕掛けなければならないし身体が持たない。
そんな彼女の、母親としての頑張りどころが描かれています。
夫婦セットのスパイゆえ、苦悩と消耗も2人セットで進行するのです!
可哀想なFBI事務官マーサ
シーズン1から、FBI高官の秘書・マーサはフィリップのハニートラップの罠にかかり、FBIの機密情報をフィリップに流しています。
マーサは決して美人ではないので、長年男性に縁がないところをフィリップに読まれ、完全にフィリップとの関係に夢中になり「あなたの為なら何でもするわ」という惚れ込みよう。
マーサはフィリップに、結婚したいし子供もほしいと迫りますが適当にはぐらかされてしまいます。
そんなマーサがいじらしくて気の毒にも思えましたが、彼女はシーズン2でもフィリップの言いなりに、極秘情報を流し続けるのです。
そしてシーズン2・ラスト。
殺害された同志コナーズ夫婦の犯人を捜すフィリップたちに、危険を告げる知らせが届きます。
ネイビーSEALSの、プロの暗殺者の魔の手が迫ってきていました。
2人は子供たちを連れて逃げる事になったものの、激闘の末最後に明かされる真相は2人の予想を超える最悪のものだったのです。
最悪の真相はシーズン3へ!