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『後妻業』第4話の見どころとネタバレ。幹夫との掛け合いはまるでコント!体を張った女同士のバトルも必見!

2019冬ドラマ

木村佳乃が主演のドラマ『後妻業』第4話が放送されました。

今回は、小夜子vs朋美のバトルが勃発。体を張ったビンタ合戦は目を見張るものがあります。

また、朋美と夫の夫婦関係にも焦点が当てられ、それぞれの苦悩が浮き彫りになってきました。

そんな『後妻業』第4話の見どころとネタバレ解説をお届けします。

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ドラマ『後妻業』第4話のあらすじ

主人公の小夜子(木村佳乃)は、耕造の遺産を手に入れました。小夜子は、耕造の喪がまだ明けていないのにもかかわらず、次のターゲット・幹夫との接触を続けます。

一方、耕造の娘・朋美は、小夜子が”後妻業”であることを知りました。これ以上、父と同じような被害者を出したくないと思った朋美は、幹夫のもとを訪れ「小夜子には騙されないで」と説得を始めます。

しかし、認知症を患っている幹夫とは会話がかみ合わず苦戦する朋美。するとそこに小夜子が現れ、「何しに来たんや」と言い争いが始まって……!?

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ドラマ『後妻業』第4話の見どころ

幹夫の存在がコントのようで面白い!

“後妻業”の次のターゲットとなったのは富樫幹夫。うどん屋の社長です。

小夜子は、老人ホームで暮らす幹夫にたびたび会いにいきますが、幹夫が認知症を患っているため意思疎通がなかなかできません。しかし小夜子はめげずに、“公正証書遺言”を作成するための予行練習として、幹夫に署名の練習をさせるのでした。

【公正証書遺言】……法律のプロが仲介人(公証人)となって作成する遺言書

しかし、幹夫が署名欄に書いた文字は「出汁ひとすじ」。やはり、認知症により、うどん屋の社長をしていた頃に戻ってしまうようです。

他にも、二人の会話がとにかくすれ違っていて、コントのようで笑えました。しかもアドリブなのか分かりませんが、幹夫が何度も、小夜子の胸を鷲掴みにしていたのには目を見張りました(笑)

小夜子vs朋美

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なんとか幹夫を篭絡したい小夜子と、幹夫が騙されるのを阻止したい朋美。二人は幹夫を奪い合ってバトルが勃発します。

「うちは幹夫さんの彼女やろ?」と幹夫を説得する小夜子と、「その女はあなたを騙そうとしています」と説得する朋美。しかし徐々に、幹夫そっちのけでビンタ合戦が始まり、体を張ったバトルに発展していく様は壮絶で釘付けになりました。

そんな二人のバトルを収めたのは幹夫でした。幹夫は、小夜子と朋美の胸を同時に鷲づかみ「大きいから小夜子の勝ち」と判定を下します(笑)

幹夫は”可愛いおじいちゃん”という感じで、シリアスなシーンが続いたあとに幹夫が出てくると気持ちが和みます。

次回もまだ、幹夫を奪う(説得する)小夜子と朋美のバトルは続くようなので楽しみです。

小夜子の弟は憎めない可愛さ!

今回初めて登場したのは、小夜子の腹違いの弟・博司。刑務所から出所した博司は、小夜子の相方である柏木のもとを訪れ、小夜子の住所を聞き出します。

博司という人物は、表向きは威圧的な態度で振る舞っていますが、ふとした時に子犬のような表情を見せるため、憎めない可愛さがあります。博司は生きるために悪の道を歩んできたとは言え、心根にはずっと孤独を抱えていたはずで、そんな弱さが博司のちょっとした表情から窺えました。

そのあと博司は、柏木に教えてもらった小夜子の住所を訪ねます。

小夜子がいない間に、暇だったからとカレーを作ったり、「まだ残ってるから食べてもいいよ!」と言うシーンは、純真さが見え隠れしていて可愛かったです。博司は何かにつけて、小夜子との距離を縮めたがっているように見えました。

一方の小夜子は、どうやら博司とは距離を置きたいようで、柏木に「ここから離れた遠い場所で住むとろこを探してあげて」と頼みます。小夜子は「面倒を見るのが嫌だから」と口では言っていますが、本当の理由は、そばに置くと情が湧いてしまうからではないでしょうか。

そして、ラストでは衝撃の事実が明らかになりました! なんと博司は弟ではなく、小夜子の息子だったのです。当の博司は真実を知らない様子。

博司が今後、ドラマにどのように絡んでくるのか注目したいですね。

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ドラマ『後妻業』第4話のネタバレ解説

後妻業の尻尾を掴みはじめた本多

探偵の本多(伊原剛志)は、今もなお小夜子の素性を探るために尾行を続けていました。その結果、小夜子が老人ホームで新しいターゲットに接触していることを突き止めます。

一通りの情報を手に入れた本多は、新聞記者を装って、小夜子の相方である柏木(高橋克典)のもとを訪れました。

柏木は、”ブライダル微笑”という結婚相談所の社長。そして小夜子は表向きは”ブライダル微笑”の会員ということになっています。

本多は「小夜子はいつからここの会員なんですか?」と質問を投げかけますが、柏木は「警察でもないあんたに会員のプライバシーは明かせない」と上手くかわしました。

本多は、柏木との対話で“間違いなく黒だ”と直感しますが、今あるのはあくまでも状況証拠のみ。罪に問えるだけの証拠をそろえるために、さらに探ることを決意したのでした。

本多の行動考察

ところで、本多はなぜそこまで懸命に小夜子の件を追うのでしょうか。それはおそらく、依頼者の朋美に好意を抱いていることが理由のひとつだと推測します。

本多と朋美はもともと大学時代の友人で、当時はお互いに好意を抱いていた模様。久し振りに再会して、本多の心が揺れ動いたとしても不思議ではありません。

とは言え、朋美は今は結婚をしている身です。そのため、本多は朋美への気持ちを今は抑えているようですが、何かの拍子に爆発してしまいそうな内なる好意を感じます。

今回のラストで、「帰るところがない」と言った朋美に対して、「うちで良かったら……来るか?」と言葉をかけた本多。

次回、ふたりの関係はどうなってしまうのでしょう。

朋美と夫の溝

【事実婚】……婚姻届は出していないが、夫婦同然に暮らしている男女のこと

朋美は、結婚をしていますが実際は“事実婚”と呼ばれるものです。朋美と夫は、お互いに子供を作る気がなかったことから事実婚を選択。

普通の夫婦のように暮らしてはいますが、性は別々ですし、必要以上の干渉もなく自立したカップルのような印象を受けました。

そんな二人ですが、最近になって少しずつ溝ができ始めます。

子供は作らないと約束していたのに朋美が子供を欲しがるようになったこと、朋美の父・耕造が亡くなったこと、会社の新人女性が夫に接近していること。それら全てが積み重なって、徐々に二人の溝が広がったのです。

その溝は二人の会話にも表れていて、夫は朋美の話を他人事のように受け流しています。

たとえば、朋美が「小夜子は”後妻業”で耕造を殺害したかもしれない」と相談した時も、夫は適当に頷くだけ。自分にとっての義父である耕造の話なのにとても無関心で、見ていて朋美が気の毒でした。

いくら自立した夫婦だとは言っても、夫の言動はあまりにも朋美に無関心だと感じました。

そしてさらに、二人の関係が壊れてしまう出来事が起こります。なんと朋美は、会社の新人女性と夫が浮気している現場を目撃してしまったのです。

夫の浮気を目撃してショックを受けた朋美が連絡した先は……!?

Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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