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【ロスト・イン・スペース】シーズン2第8話ネタバレ。
大勢の仲間を救うためにはロボットがエンジンをセットしなければいい。
そのためには何をすればいいのか?
ロビンソン家は、ドクター・スミスも交え反乱を起こす計画を練る!
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第8話あらすじ
船長ら上層部の計画を知ったジョンやモーリンたちは、仲間を置き去りにする計画を阻止するために反乱を企てます。
今回、ドクター・スミスの正体には言及せず、一家×スミスという今までにない協力体制ができあがりました。
反乱を起こす前にまず計画詳細を確認。
・ロボットが残り時間は、エンジンを取り付けるまで
・目指す場所は、唯一船を操ることが出来る司令室
・障害物は、18名の警備員。でも倒すのは武装しているネイルただひとり。
ジョンは、足に監視機器が取り付けられるため動き回ることは出来ません。
そこでドクター・スミスは指1本触れずにねじ伏せる方法を提案しました。
誰にでも必ずひとつはあるという弱みを握ればいいというのです。
するとジュディが「サマンサの父親が警備員だったから、彼女の母親に聞けば何か知っているかも」と言いますが、その瞬間スミスにある記憶が蘇りました。
スミスは、”一緒にいるところを見られたくない”と言う理由で、サマンサの母から聞き出すことを拒否しました。
そこでジュディが直接、サマンサの母親に尋ねることにします。
そんな中、ウィルとロボットがエンジンルームに到着する時間が刻々と迫っていました。
次にジョンは、ペニーにドンの脱獄を手助けするよう指示します。
ドンは、ペニーが運んできたバーナーでセンサーがついている壁の一部を焼き切って、装置ごと脱走しました。
センサーと装置が離れなければ司令室では脱走と認識できません。
そしてついに、エンジンルームに到着したロボットはエンジンを設置し、レゾルート内部に張り巡らされていきました。
そしてドンは整備士仲間に事情を説明し、モーリーンとジュディらは司令室へと向かったのです。
以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第8話ネタバレ
交渉取引
モーリーンは、船長に「500名の入植者とクルーを見捨てないでほしい」と直談判しますが、船長は「コロニーに着いたら迎えを送る」と返答しましたが、この時点で星の場所は特定していませんでした。
そんな中、エンジン4が停止したとの報告があり、船長が確認するとスラスター1から168と予備がオフになっているとのこと。
そして、それらを起動するには”モーリーン”の命令が必要となっていたのです。
船長はモーリーンたちを拘束するよう指示を出しますが、モーリーンはそのままネイルに近づき「アントンはまだ惑星にいる」と伝えます。
その恩人が惑星に置き去りにされようとしていると、ネイルの”弱み”を突きつけたのです。
命の恩人を見捨てるか、それとも救うのか。
ネイルは近づきつつある警備員たちの足音を聞きながら悩みました。
「船長、ムリです」
ネイルは、船長の命令に背き命を救うことを選んだのです。
警備員が到着する直前にネイルは司令室を封鎖し、一時的にモーリーンが指揮を執ることになりました。
その話はすぐにウィルたちにも届けられ、モーリーンはウィルとロボットをジュピターの乗せるようベンに指示します。
何も知らずにいたウィルは、500名が置き去りにされることを知りベンを批難し、ロボット共々その場を立ち去りました。
希望
船長は、「500名を連れ戻したらみんなが死んでしまう」とモーリーンに詰め寄りますが、モーリーンは船長に”ガス惑星”のことを伝えました。
その星では水素、ヘリウム、アンモニアを発生していて、嵐が吹き荒れてアンモニアがイオン化されてアンモニウムになっていると説明。
モーリーンは、このアンモニウムを利用して、すでに砂漠の星から採取した106万リットルの水を浄化しようと考えていたのです。
*アンモニアの層に飛び込んで吸気口からガスを取り入れて沈殿物を排出する
しかも、飛び込むのはジュピターではなくレゾルートで行うというモーリーン。
さらに、アンモニウムで人間も機械も浄化されるから、新世界で新生活を始められるとのことでした。
何の確証もない計画に、船長が心配するのはただひとつ。
レゾルートは大気圏に突入したことがないことでしたが、モーリーンは「この船は失わない」と反論し、計画を強制的に進めましたがその結果成功に至りました。
一方で、モーリーンの同僚の科学者・ヘイスティングは、ジョンに「モーリーンを止めろ」と脅迫。
モーリーンがかつてウィルのテストを改ざんしたことを暴露した上、500名の仲間を置き去りにすることや、エアロックを解除して作業員を宇宙に放り出そうと画策していたのです。
ドクター・スミスが走る!
ジュディとジョンは、ヘイスティングにより部屋に閉じ込められ、通信も切られてしまいました。
部屋から出ることも、誰とも連絡を取ることが出来なくなっていたのです。
そこで、窓越しからドクター・スミスが声を掛けてきました。
ジョンは、ヘイスティングに作業員が殺されると伝えると、すぐにモーリーンのいる司令室に知らせるよう言います。
スミスは、走って司令官室に向かいますが、時すでに遅し。
司令室でも通信不能、操作不能となりドアも開錠できなくなっていたのです。
そして、ついにヘイスティングはエアロック解除のボタンを押しました。
大勢の作業員たちは一堂に避難しましたが、最後まで避難を促していたドンと他1名が取り残されてしまいます。
仲間が必死に鋼鉄のドアを開けようとしますがビクともしません。
その頃、ロボットは「きわめて危険、友達。危険…友達」と言いながら、どこかに向かっていました。
ロボットが通りがかり作業員がドンの救助を求めましたが、ロボットはウィルの言うことも聞かず立ち止まることもしません。
「友達って誰!?」
ウィルには、ロボットのことが分からなくなっていたのです。
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第8話結末
緊急事態にモーリーンは、危険と分かりながらも外側からエアロックを閉じることにしました。
ポッドに乗車して操作しますが、機体が揺れて思うようにはかどりません。
ドンの意識も薄れ始めた頃……危機一髪でエアロックを閉じることに成功します。
その後、優先操作は解除され通信も回復。
すると船長も、500名全員でアルファ・セントリーに向かうと考え方を変えました。
これで面白くないのはヘイスティング。
さらに、ロボットが言う友達というのが、レゾルートを動かすために”捕えられていたスケアクロウ”だと判明。
スケアクロウは、兵士から拷問のような仕打ちを受けていたのです。
仲間がボロボロになっている姿を見たロボットは顔を真っ赤に変化させ、その場にいた兵士を弾き飛ばし、スケアクロウを檻から救い出しました。
ロボットは、仲間のスケアクロウが死にそうなのを察知したようです。
ロボットの顔を赤いままで怒っていましたが、ウィルはそっと近づいていきます。
「君の友達…残念だったね。悲しいよ」
そう声を掛けると、ロボットの顔は白くなり仲間を悼んでいることがわかりました。
ロボットが、動けなくなった仲間を抱えながらどこかに向かおうとした時、ウィルが「出て行くの!? 僕たちには君の助けが必要なんだ」と訴えましたが、ロボットの答は……。
「断る、ウィル・ロビンソン」
【ロスト・イン・スペース】シーズン2第8話の感想
ウィルが少し離れていた間に、ロボットはすっかり自我を持ってしまったようで、友達という意味もしっかりと理解していたようです。
モーリーンも、ジュディもペニーもみんなが「ロボットの雰囲気が違う」と言っていましたが、きっとこのことなのだと納得。
今までウィルの後ろについて守っていましたが、命令を聞かないこともあったり、何よりもウィルの前を歩くようになっていました。
それにしてもロビンソン一家の無謀さは計り知れないですが、宇宙空間で危機的状況⇒結果的にクリアする。
この危機感はスペースものならでは。
また、ドクター・スミスも変わりつつあるような感じがしました。
彼女は彼女なりに、自分のせいで犠牲にしてしまった命を悼んでいるようで、サマンサとその母親をかなり避けていますし、ある意味トラウマになっているようです。
何だかんだ裏切り続けてきたものの、ほんの少しでも良心があるようですね。
ロボットが離れてしまったら……!?
まだまだアルファ・セントリーへの道のりは長そうです。