【ポロス】シーズン2第33話・34話のネタバレ感想。
マケドニアでは、ついにフィリッポス王が殺害されました。
一方のパウラヴァでは、ハスティが堂々とバムニ王の前に現れ……!?
ラクシュ・ラールワーニー(プル)のインタビュー内容もお伝えします。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第33話ネタバレ
【パウラヴァ宮殿】
ホーリー祭にて、いまだギクシャクしているバムニ王とアヌスヤ王妃。
バムニ王が「人生は短いのだから、争いで時間を費やしたくはない」と言うと、アヌスヤは「ともあれ、敵に不和を知られないようにしましょう」と答えます。
一方、宮殿でハスティの姿を見つけたプルは、ハスティの後を追いました。
ハスティはバムニ王に近づいていき、計画どおり暗殺するのかと思いきやバムニ王の前でひれ伏します。
追いついたプルは、「ハスティはリプダマンの息子で、俺の兄です」とバムニ王に紹介。
紹介されたハスティは、父リプダマンの遺志を継いで自分もパウラヴァに仕えたいと言うのです。
【マケドニア国】
民衆がクレオパトラの結婚を見守る中、ついにパウサニアスがフィリッポス王を殺害しました。
皆が驚きで言葉を失う中、クレイトスとヘファイスティオンは声を大にして叫ぶのです。
「アレクサンドロス王、万歳!」と。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第34話ネタバレ
【パウラヴァ宮殿】
バルシネは、父のダレイオスが利益のためなら娘の自分さえも犠牲にすると知り、カニシカとの婚姻をとりやめて帰国すると言いました。
ダレイオスは「お前(バルシネ)は私の命だ。夢のために命は懸けられない」と話し、バルシネがペルシャに帰国することを承諾するのです。
そこへカニシカが現れて、バルシネの手を握りながら「今夜、私たちの婚姻が国中に知れ渡ります」と微笑みました。
手を放すバルシネ。
ダレイオスが「バルシネは婚姻を望んでいない」と言うと、カニシカは「ペルシャ人は約束をたがえるのですか!」と怒りダレイオスに詰め寄ります。
さらに「国の協力者であろうとも、約束をたがえるのならば侮辱される覚悟をなされませ」と言い放つカニシカ。
カニシカの怒りを受けて動揺するダレイオスを見たバルシネは、父のために婚姻することを決意するのでした。
【マケドニア国】
アレクサンドロスがフィリッポス王の遺体を納棺している間、クレイトスやオリュンピアスは裏で邪魔者を始末していました。
フィリッポスの側近であるアッタロスや、王妃のクレオパトラとその赤子、側室のフィリナを次々と殺します。
そうして敵対者を一掃したアレクサンドロスは、盤石の状態で即位。
王となったアレクサンドロスは、家臣たちの前で「父が抱いた夢を叶える」と言い、ペルシャへの遠征を宣言するのです。
ラクシュ・ラールワーニー(プル)はパーティが苦手!?
プル役のラクシュ・ラールワーニーは、インタビューで以下のように話しています。
私はパーティーや懇親会に出席するのが苦手です。私にはやりすぎに感じます。
楽しみたい時は、友達と一緒に自宅でくつろぐだけでも十分でしょう。私は非常にシンプルな人間なので、パーティーに向いているとは思いません。
ともあれ、私が実際にどのような人間かは重要ではなく、俳優としての私あるいは役柄を見てほしいと願います。
また、役を選ぶときに主役であるかどうかは重要視しないというラクシュ・ラールワーニー。
大切なのは、演じるキャラクターがどのように描かれているか、だそうです。
たとえば本作ならば、アレクサンドロス役を与えられたとしても同じ熱量と興奮を持って演じたとのこと。
ラクシュ・ラールワーニーの冷酷なアレクサンドロス役も見てみたい気がしますね(笑)
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第33話の感想
ついにフィリッポス王が亡くなってしまいました。
暗殺するのかと思いきや、民の前で堂々と殺害したパウサニアス。
結局パウサニアスは始末されてしまい、アレクサンドロス即位のためにただただ利用されただけの可哀相な人物でした。
史実どおりなら、アレクサンドロスはこれから領土を広げていき、そしてペルシャに向かうと思われます。
ダレイオスvsプルも見ごたえがありますが、ダレイオスvsアレクサンドロスの構図も面白そうで楽しみ。(冷酷vs冷酷ですね)
一方のパウラヴァでは、ハスティが堂々とバムニ王の前に現れました。
父リプダマンの遺志をついで自分もパウラヴァに仕えたいというハスティ。
当然演技でしょうが、もしも本心からの言葉だったなら、リプダマンはさぞ喜んだことでしょう。
いつかプルへの憎しみが薄れ、兄弟としてプルを支える日がくると良いのですが。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第34話の感想
ダレイオスとバルシネのやり取りにウルっときてしまいました。
ダレイオスは利益のためなら娘さえも犠牲にすると思っていましたが、彼にも父親としての心があったのですね。
ダレイオスが「お前(バルシネ)は私の命だ」と言って婚姻をとりやめた時、演技かと疑いましたが、どうやら本心で言っていそうです。
カニシカに激怒されても侮辱されても、ジッと静かに受け入れていましたし。
バルシネも、父のダレイオスに愛されていると感じたからこそ、父のために嫁ぐ決意をしたのでしょう。
一方のマケドニアでは、ついにアレクサンドロスが即位しました!
邪魔者を容赦なく始末するアレクサンドロスたちの冷酷さには、そこまでやるのかとも思いましたが史実ではよくあることですよね。
王位の座を盤石にするためには、反対勢力の粛正もやむなしなのかもしれません。
※次回の35話と36話の記事はこちらになります。
プルの船を乗っ取る作戦は順調で、船上でラチと余裕のおふざけをするプル。
しかしダレイオスは、そう簡単にやられる男ではありませんでした!