【月に咲く花の如く】ネタバレ感想(23話・24話)。
周瑩の反撃開始で面白い展開になってきました。
日に日に存在が大きくなっていく王世均の熱演ぶりにも要注目!
ここではあらすじの他、呉聘(ピーター・ホー)が中国で人気を得た理由をお届けします。
【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ23話
宝来の自白
呉家東院の奥様は、周瑩がいなくなって以降は柳婉児の言いなりとなり、柳婉児の息子である呉遇を養子として迎えることに……。
その頃、呉家では周瑩の幽霊が出るという噂が広まっていました。
周瑩が池に沈められる直前に「宝来に復讐をする!」と言っていたことから、一番最初に呪われるのは宝来だろうと使用人たちは話します。
肝心の宝来は、幽霊に怯えるあまり夜も眠れていない様子。
ある日、呉家一同が集まった場で「呉遇が奥様の養子になる」という発表がなされます。
そこで、宝来がふと視線を横に動かすと、カーテンの隙間から周瑩の幽霊が見えました。
恐怖に耐えられなくなった宝来は、呉家一同の前で「あなたを陥れたのは指示を受けたからです、許してください」と周瑩の幽霊に懇願。
それを聞いた呉家次男の蔚武が問い詰めると、宝来は柳婉児に指示されて周瑩を陥れたことを白状するのです。
宝来に真実をバラされた柳婉児はシラを切ろうとしますが、そこへ役人の趙白石がやって来て柳婉児と蔚双を捕らえるのでした。
周瑩と星移の勝負はいかに
周瑩が呉家で幽霊騒動を起こしている間、星移と周老四は酒屋で待機していました。
周瑩が潔白を証明できたかどうか、心配でそわそわする星移たち。
しばらくすると、周瑩が現れて「無事に潔白を証明できた」と2人に報告しました。
周老四は「さっそく旅に出よう」と周瑩に声をかけますが、周瑩は呉家東院に残って商いで再建するつもりだと話します。
星移は「女が商いなんて無理」と呆れ顔。
それでも商いをすると言って譲らない周瑩に、星移は商いで勝負をしようと持ち掛けます。
もしも俺が勝ったら、周瑩を侍女にして言いなりにさせると言う星移。
対して周瑩は、もしも自分が勝ったら、星移に女の衣を着させて「女に負けました!」と言いながら町を歩かせると言うのでした。
王世均、永遠の忠誠
柳婉児の罠にかかり町から追い出されてしまった王世均ですが、命からがら戻ってきて周瑩に詫びました。
孫番頭に母親を人質にとられてしまったこと、周瑩を追い出すだけだと聞いていたこと。
だから嘘の証言をしてしまったと言い、死んで償うこともいとわないと言う王世均。
周瑩が「水に流そう」と言って許すと、王世均は永遠の忠誠を周瑩に誓うのでした。
その後、王世均は周瑩の意向により、呉家東院に残って再建の手伝いをすることになりました。
とは言え、呉家東院は財産も商いもすべてが没収された状態です。
周瑩と王世均は、再建のためにひとまず町を見物して策を練ることにするのでした。
【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ24話
釈放された柳婉児たち
一度は役人に捕らえられた柳婉児と蔚双でしたが、証拠不十分により釈放され呉家南院に戻ってきました。
今までは柳婉児の言いなりだった蔚双も、今回の件では「さすがにやりすぎだ」と柳婉児を叱ります。
ただ、叱ってはいるものの、蔚双は役所で柳婉児をかばって代わりに罰を受けるほど柳婉児を愛しており、今もその愛情は変わっていません。
場所は変わり、杜明礼のもとに詠梅が訪問し「父(胡志存)を助けてください」と懇願しました。
普段は冷静な杜明礼も、突然の詠梅の訪問に動揺。
「父を助けて頂いたらどんなお礼でもします」という詠梅に、杜明礼は優しい表情を浮かべ助けることを約束するのです。
三原質屋が火事に!?
呉家次男・蔚武のもとを訪れた周瑩は、呉聘の死について相談しました。
呉聘は誰かの恨みを買うような人物ではなく、だとすれば呉聘を邪魔に思った者が殺したのではないかと推測する周瑩。
周瑩は、生前の呉聘が三原質屋を調べていたことを蔚武に話し、三原質屋と呉聘の死にはきっと関連があるはずだと言いました。
周瑩に相談されて心が動いたのか、その後、蔚武は三原質屋を訪れます。
蔚武は店番の者に激怒したフリをして「帳簿を持ってこい!」と指示します。
店の金を横領している孫番頭は、帳簿を見せるわけにいかず何とか時間を稼ぎました。
しかし、蔚武は強引に帳簿を調べると言い、そのために西院の帳簿係を連れて明日再び三原質屋を訪れると言うのです。
蔚武が去った後、孫番頭はすぐさま このことを柳婉児に報告しに行きました。
横領の証拠が見つかれば、無事ではいられないから一緒に逃げようという孫番頭。
柳婉児はしばらくの間悩んでいましたが、一緒に逃げることを決意し、孫番頭に先に逃げるよう言うのです。
そして孫番頭は、逃げる直前に三原質屋を燃やして証拠隠滅をはかるのでした。
ピーター・ホー(呉聘役)は中国でも人気を獲得!?
【月に咲く花の如く】では、呉聘役のピーター・ホーの声はアフレコではなく本人の声がそのまま使われています。
監督の話では、ピーター・ホーの台湾なまりが呉聘の優しさを表現するのにより適していると判断したのだとか。
温かい言葉遣い、話す速度、声の感覚、そしてトーン。それら全てが呉聘という人物像にマッチしていると監督は話します。
実際、中国ではドラマの放送後に、呉聘の優しくて温かい人柄に夢中になる女性視聴者が続出したとのこと。
もともとは、スン・リー目当てで本作を見はじめた中国視聴者が多いであろう中、わずかなエピソードが放送されただけで、ピーター・ホーは多くのファンを獲得したそうです。
【月に咲く花の如く】感想23話
呉聘の優しさはきっと奥様ゆずりなのでしょうね、奥様は本当に人がよくて気の優しい女性です。
奥様が泣き崩れながら周瑩に詫びるシーンは、心から申し訳なく思っている様子が伝わってきて胸が痛みました。
また、王世均がここにきて大きな存在感を放ち始めています。
王世均は、母親を人質にとられたとは言え、結果として周瑩を裏切る形になってしまい心から苦しんでいるように見えました。
周瑩に許しを請うシーンで、鼻水を垂らすこともいとわないリー・ザーフォン(王世均 役)の熱演がすごかったです。
「周瑩が殺されると知っていたら、家族を犠牲にしてでも裏切らなかった」という王世均の言葉からは、忠誠心以上の感情があるようにも受け取れますね。
以前から、王世均は周瑩が好きなのかな?と思えるシーンがいくつかありましたが、仮に好きだとしても、周瑩が若奥様になってしまった以上その思いを伝えることはおそらく無さそう。
王世均の永遠の忠誠を、これからも見守りたいところです。
それから、星移と周瑩のやり取りも見どころのひとつ。
顔を合わせればケンカばかりの2人ですが、それでも以前よりは友人のような近い関係に変わってきているように感じます。
【月に咲く花の如く】感想24話
杜明礼の動揺した顔を初めてみました。
いつもは策略家で冷酷な杜明礼も、詠梅には優しい表情を見せたり動揺したりと、ウブな様子がとても意外です。
詠梅の手に触れた杜明礼が、その後、触れた部分の匂いを嗅ぐシーンは笑ってしまいました。
また、意外といえば孫番頭もその1人。
ただの悪人かと思っていましたが、彼は愛する柳婉児のために20年もの間尽くしてきたようです。
孫番頭が呉聘と周瑩にしたことは決して許せませんが、柳婉児に利用され続けたことは気の毒に思えます。
今回の24話は、周瑩側のストーリーはあまり進んでいません。
ですが、周瑩の反撃開始でさらに面白い展開になってきたので、今後の展開に期待ですね!
※次回の25話と26話のネタバレ感想はこちらです。
キャスト相関図はこちら