【ポロス】シーズン2第35話・36話のネタバレ感想。
プルの作戦が成功したと思いきや、今回はダレイオスが一枚うわてでした。
ダレイオスはプルの行動を先読みし、事前に策を仕込んでいたのです。
一方のハスティは、なぜかカニシカの命を狙っており!?
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第35話ネタバレ
【ペルシャ船】
パウラヴァ国の財宝が積まれたペルシャ船が出航したため、プルは1人で乗り込みペルシャ兵を倒していきます。
その後多くのペルシャ兵に囲まれてしまうプルでしたが、そこへラチが現れて助太刀してくれました。
ラチの他にもダスユの皆が援軍として駆けつけ、見事ペルシャの船を乗っ取ることに成功。
プルは「遅いじゃないか、この俺を待たせるなんて」とおふざモードでラチに文句を言いました。
ラチも「早くついたからプルが1人でどこまで兵を倒せるか見ていた。今日もお前は私を必要としていた」と冗談で返します。
「そうだ。ラチを必要としてた。戦闘以外で」
2人がおふざけモードでやり取りをする中、ダスユの王妃たちはハスティの話を切り出しました。
話を聞くうちにハスティの真意(バムニ暗殺)に気づいたプルは、慌ててパウラヴァ宮殿に戻るのでした。
【パウラヴァ宮殿】
パウラヴァ宮殿は、まだまだホーリー祭の真っ最中。
遅れてやってきたダレイオスは、バムニ王と顔を合わせお互いの幸福を祈ります。
その後バムニ王は、カニシカ王子とバルシネが婚姻することを民の前で発表。
同席したハスティは、カニシカとバルシネのやり取りを恨めしそうに眺めるのです。(かつてハスティは、バルシネに一目惚れをした)
一方のアヌスヤは、ハスティとペルシャのファルスが意味ありげにアイコンタクトをしているのを見て不信に思い……。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第36話ネタバレ
ダレイオスの策略が巧い
ダレイオスは、ダスユ族がペルシャの船を乗っ取ったと報告を受け、満足そうな表情を浮かべます。
実は、ダスユが乗っ取った船には樽が積まれており、樽の中にはペルシャ兵が潜んでいるのです。
さらに、積まれているはずのパウラヴァの財宝は積まれておらず、すべてはダレイオスの策略でした。
つまりダレイオスは、パウラヴァの財宝をペルシャに運ぶとプルに思い込ませ、プルが船を略奪するであろうことも読んでいたのです。
その上で、ダレイオスはプルを嵌めるための策を事前に仕込んでおいたのでしょう。
このダレイオスの策により、ダスユ族はプルに嵌められたと勘違いしてしまいます。
樽に潜んでいたペルシャ兵たちは一斉にダスユに襲いかかり、さらに援軍の小舟がダスユを取り囲みました。
状況を飲み込めず、呆然と立ちすくむラチ。
ダスユの王妃は、ひとまず撤退して逃げ切ることを優先するのです。
荒ぶるカニシカ王子
カニシカは、バルシネと婚姻関係になれたことがよほど嬉しいのか、バルシネの後をついて回りインドの風習をあれこれと教えてあげました。
ところが、カニシカが何を勧めてもバルシネに拒否されてしまい、“バルシネに軽んじられている”と感じてしまいます。
カニシカは酔った勢いで、バルシネが夫の自分を軽んじていることを非難しました。
一方のハスティは、バルシネに気があるからなのかバルシネとカニシカをひたすらに尾行。
ハスティが2人の様子を覗き見していると、ハスティを尾行していたらしいアヌスヤに見つかり声をかけられました。
ハスティは宮殿内を見物していたと誤魔化しますが、アヌスヤはハスティを信じていない様子。
そこでハスティは開き直り、邪魔をしないでくれと言ってアヌスヤに剣を向けるのです。
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第35話の感想
ダレイオスの顔の演技が相変わらず冴えています。
幸福を祝う際、アヌスヤに対してだけ目が笑っていなかったり、婚姻計画がうまくいった瞬間にはドヤ顔をしたりと、その多彩な顔芸に笑ってしまいました。
パウラヴァとペルシャの婚姻が決まったことがよほど嬉しかったのか、ダレイオスはいつも以上の熱量で演説をしていたように思います。
一方のプルとラチは、船でおふざけモードになるシーンがとても良かったです!♥
ふざけながらも随所に愛の言葉を挟むプルが素敵すぎました。
ですが2人のほっこりシーンもつかの間で、ハスティの真の狙い(バムニ暗殺)に気づいたプルはパウラヴァ宮殿へ戻ることに。
すっかり忘れていましたが、そう言えばハスティはバルシネに一目惚れをしていましたよね。
バルシネがカニシカ王子と婚姻したものだから、恨めしそうに2人を眺めるハスティ。
いっそのこと、バルシネに気を取られて“バムニ暗殺”の任務を忘れればいいのに、と思いました(笑)
【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン2第36話の感想
ダレイオスとの戦いでは、今回もプルがうわてだと思い見ていましたが、どうやらダレイオスに軍配が上がりそうです。
おそらくダレイオスは、「プルがペルシャの拠点に乗り込んだ」と報告を受けたときからプルの行動を読んでいたのでしょうね。
プルなら必ず船を略奪すると。
前々から樽の中にペルシャ兵を仕込んでいましたし、今のところダレイオスの策略が勝っている印象。
さすがのプルも、ここから形勢を盛り返すのはかなり厳しいのではないでしょうか。
何より、和解しかけていたダスユと再び溝ができてしまったことが辛いです。
一方のハスティは、バルシネに気をとられすぎて“バムニ暗殺”の任務が後回しになっています(笑)
予告では、ハスティがカニシカを殺そうとしていました。
プルはその場に居合わせるようなので、何とか殺害を止めて欲しいですし、止めたのをきっかけにカニシカとの兄弟仲が改善して欲しいです!
※次回の37話と38話のあらすじ感想は以下です。
プルへの憎しみがおさまらないハスティ、そんなハスティをかばおうとするプル。
2人は以前のような関係に戻ることはできるのでしょうか!?