【月に咲く花の如く】ネタバレ感想(25話・26話)。
鬼畜すぎる悪女・柳婉児にいよいよ制裁が下る!?
今回は、繰り広げられる愛憎劇に引き込まれること間違いなしです!
なお、王世均役(リー・ザーフォン)の俳優情報についてもお届けします。
【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ25話
疑心暗鬼になる孫番頭
孫番頭は帳簿などの証拠を隠滅するため、柳婉児の指示で三原質屋を燃やしました。
その後、孫番頭は隣町の宿へと逃げ込むも、覆面をした何者かに捕らえられ命を狙われます。
覆面男は「柳婉児の指示でお前を殺す」と嘘をつき、孫番頭に柳婉児を疑わせようとします。
そこへ呉家東院の鴻伍が現れて、命を狙われている孫番頭を覆面男から助けました。(これも周瑩の計画)
覆面男が去った後、鴻伍は隠れ家に孫番頭を連れて行きかくまってあげます。
そして、鴻伍は孫番頭を助けるフリをしながら、孫番頭が柳婉児を疑うよう会話を誘導していくのでした。
周瑩たちの狙いどおり、孫番頭は少しずつ疑心暗鬼に陥りますが、それでもまだ柳婉児を信じる気持ちのほうが大きいようです。
孫番頭の決断
孫番頭は、柳婉児が本当に自分を殺そうとしているのかを確かめるために「林(柳婉児の付き人)に会って真実を知りたい」と鴻伍に言います。
しかし鴻伍は、探したけれど林の姿はなかったと答え「それより柳婉児はまだ屋敷にいましたよ」と教えます。
孫番頭と柳婉児が立てた計画では、柳婉児は3日以内に屋敷を出て孫番頭と駆け落ちする予定でした。
それなのにまだ屋敷にいるということは、夫の蔚双に脅されたり軟禁されているのではないか?
そう心配になった孫番頭は、柳婉児の様子を確認するために、変装をして呉家南院に忍び込みました。
すると、蔚双に脅されているどころか蔚双と仲睦まじく過ごす柳婉児の姿があったのです。
その様子を見た孫番頭は、そこで初めて自分は柳婉児に利用されていたのだと確信しました。
柳婉児に20年間のすべてを捧げ、尽くしてきた孫番頭。
それが全て”無意味”なものになってしまった今、孫番頭は柳婉児の罪を告発する決意をするのでした。
その後、孫番頭は周瑩を呼び出してすべての真相(柳婉児が黒幕であること)を伝え、そして役人の趙白石にもすべてを話します。
悪事の終わり
その頃、呉家南院では呉家一同を招き、蔚双の誕生日を盛大に祝っていました。
そこへ、役人の趙白石が現れ柳婉児を捕らえようとします。
罪状は東院の財産を盗み、呉聘の命を奪った罪。
柳婉児は当然のようにシラを切ろうとするも、趙白石には確証がありました。
趙白石は、証人として連れてきた孫番頭にすべての真相を証言させます。
・柳婉児の指示で20年間“三原質屋”の金を横領していたこと
・金がたまったら2人で駆け落ちをする予定だったこと
・三原質屋の不正を隠すために柳婉児が呉聘を毒殺したこと
全てを証言した孫番頭は、それでもまだ柳婉児を愛する気持ちが残っているのか目に涙をためています。
一方、柳婉児と孫番頭が長年密通していたことを知った蔚双は、怒りと憎しみのあまり柳婉児を刺し殺してしまうのでした。
そして蔚双は自らの命も断ち、1人残された息子の呉遇は泣き崩れるのでした。
【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ26話
星移の正義感
沈家が営む薬剤店に、役人の謝が現れて膏薬偽装の疑いで調査をすると言います。
ちょうど居合わせた杜明礼は、何とか言いくるめて調査を阻止しようとしますが謝は一歩も引きません。
すると星移は、剣で自分の腕を切りつけ膏薬を使用し、膏薬が正しい性能(止血)を持っていることを証明します。
それを見た役人たちは、ひとまず膏薬を偽装していないと判断して引き下がりました。
星移の父・四海は「膏薬を偽装しているはずなのになぜ血が止まったのか」と星移に尋ねます。
星移は、高額な“血けつ”の代わりに、同じ止血効果のある“トケン花”を膏薬の材料に加えたと答えました。
とは言え、本来は“血けつ”を使わなくてはいけないので、トケン花の代用も厳密に言えは偽造になります。
ゆえに星移は、高額であっても血けつを使用するべきだと主張し、さらに杜明礼とも手を切るよう四海に進言するのでした。
星移の言葉が響いたのか、四海は縁を切るつもりで杜明礼のもとへ赴きました。
ところが、杜明礼の口添えで“星移と大奥様の位が昇格した”と知った四海は、結局これからも杜明礼と手を組むことにするのです。
まだまだガサツな周瑩
いまだ礼儀作法がなっていない周瑩は、呉家東院の奥様にそれとなく注意されてしまいます。
その後、話は呉家南院のことに。
奥様いわく、柳婉児と蔚双を亡くした呉遇は南院の財産をすべて持ち逃げして呉家を去ったとのことでした。
別の日。
呉家西院の呉漪が周瑩のもとにやって来て、色々なものを差し入れしてくれました。
蔚武からは援助金、西院の奥様からは高額な薬剤、呉漪本人からは手作りの料理をもらう周瑩。
その後周瑩は、西院の奥様からもらった薬剤を持って徳さんの妻を見舞うことにしました。
ところが、周瑩が訪ねるとすでに奥さんは亡くなっていたのです。
王世均(おう・せいきん)役の俳優は誰?
名前:李泽锋(リー・ザーフォン)
生年月日:1983年6月22日
身長:180cm
国籍:中国
代表作:【乱世丽人行】(2017)、【伏击】(2016)、【一代枭雄】(2014)など
(代表作は原題での記載となります)
王世均は、出番やセリフは少ないながらも、周瑩の数少ない味方であり安心できる登場人物のひとり。
20話あたりから存在感を放ち始め、23話で“永遠の忠誠”を誓うシーンは王世均の見せ場だったと言えます。
♦撮影の裏話♦
21話で王世均が床に額を打ちつけるシーンがありましたが、熱演するあまり実際に彼の額が擦りむけてしまったのだとか。
演じるリー・ザーフォンは、中国版ツイッターで擦りむけた額の画像を投稿しているそうです。
そんなエピソードからはリー・ザーフォンの演技に対する本気度が窺えますし、実際に中国でも彼の演技力は評価されています。
「王世均を演じるのはリー・ザーフォンでなければならなかった」と監督に言わしめたほど。
【月に咲く花の如く】感想25話
蔚双の誕生日祭で繰り広げられた愛憎劇は非常に見ごたえがありました。
柳婉児が主犯だとは言え、彼女に従っていた孫番頭も決して許せない存在だけれど、それでも孫番頭の名演技にはついウルっときてしまいました。
最後の最後まで柳婉児を信じようとしたけど結局信じ切れず、柳婉児の罪を証言した孫番頭。
その時の表情はまさに愛憎といった感じで、迫真の演技に引き込まれました。
悪の根源である柳婉児は死亡しましたが、まだスカッとする感覚はなく、どちらかというと虚無感が残っています。
あっけなく死にすぎて、これが本当に“報い”といえるのかどうか、正直わかりません。
柳婉児には、もっとちゃんとした報い(罰)を受けて欲しかった気がしなくもないです。
何にせよ、最後は蔚双が柳婉児を殺して自らの命も絶つという、なんとも壮絶な幕の下り方でした。
【月に咲く花の如く】感想26話
ここのところ、正義感の強い星移が見られて喜ばしい限りです。
星移は膏薬の偽装が許せず、偽造を指示した杜明礼とは手を切るべきだと父親に主張しました。
仕事にも真面目に取り組んでいるようですし、星移は少しずつ成長しています。
一方、趙白石は公正で清廉潔白な役人ですが、それゆえに目上の人から怒りを買ってしまうことも。
今回もベイレ様の怒りを買い、四品から七品へと降格させられてしまいました。
逆に星移は五品に昇格し、趙白石よりも一気に位が高くなりました。
わざわざ趙白石に五品の衣を見せびらかして嫌味を言う星移がお子様すぎますが、そこが可愛くもあります。
五品は役人にひざまづかなくてもいいという説明があったことから、きっとそれなりに高い位なのでしょうね。
※次回の27話・28話の感想記事はこちらです。
キャスト相関図はこちら