【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】5話・6話ネタバレ。
段々と距離が縮まってきたように見える、トッケビとウンタクの関係に変化は起きるのか……。
ぎこちない死神とそれに戸惑うサニーの進展にも注目してください。
【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】あらすじ
剣が見えることを告白し、正真正銘”トッケビの花嫁”になったウンタクを、トッケビは”花嫁”として認めるのか。
一方で、”ないものが多く”サニーを困惑させるばかりの死神は、何も知らないサニーとは未だにチグハグなやり取りを続けています。
この2人にも果たして進展は起きるのでしょうか……⁉
【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】5話ネタバレ
”2人の神”との不思議な同居生活⁉
トッケビは、ウンタクに見とれながら”何か”に気づいた様子でした。
カナダからの帰り、あまりの車内の空気の重々しさからここで降りると言うウンタク。
トッケビは、ウンタクを降ろした後も何か考えこんでいましたが、家に着くと胸がひどく痛み出しました。
その後、トッケビがウンタクのホテルに訪れます。
ウンタクは、ドクファにホテルの冷蔵庫を空にして叱られたこと、その代金を立て替えて欲しいとトッケビにお願いします。
トッケビはそれには答えずに、「もう呼び出すな、これからは側にいるから必要ない。トッケビの花嫁なのだから家に来い。」と言います。
窓に打ちつける雨音……外はどしゃ降りでした。
「こんなにも嫌なのね。でもいいわ、おじさんが嫌おうが一緒に住む。早く剣を抜けばいいのでしょ。」とウンタクは答えました。
ウンタクはひとまずトッケビの部屋を貸してもらうことになりましたが、そこで彼の日記を見つけます。
古い文字で書かれていたため読むことは出来ませんでしたが、そこに楓の葉が入っていたことに喜びました。
翌朝、ウンタクから同居のルールと連絡先を渡されたトッケビと死神は、ウンタクのペースに呆気に取られるも、ウンタクはそそくさと学校に行ってしまうのでした。
早速、携帯を用意してもらったトッケビは、学校帰りのウンタクに連絡をして必要なものを買いに行きます。
家に戻ったウンタクは、自分の好み通りの部屋が出来上がっていたため大喜び。
直下にはトッケビの部屋があるから、物音には気をつけるように言われましたが、ウンタクはすっかり忘れてはしゃいでします。
トッケビは、真上の部屋ではしゃぐウンタクの様子を感じながら嬉しそうにしていました。
まさかの告白⁉
ウンタクはバイト先の社長サニーに、若くして結婚することをどう思うか相談をしました。
話しているうちに、ウンタクはトッケビから大事にされていると感じたこともないのに結婚するのは変だと気づき腹を立てます。
それからのウンタクは、家でトッケビに会っても知らんぷりをしたり、死神の手伝いばかりするようになったのです。
トッケビは、ウンタクの気を引こうと必死でしたが、自分とだけ話をしないウンタクの態度にケンカ腰になってしまいます。
ウンタクもそれに反撃しだして、言い合ううちに「彼氏ならここにいるだろ。」と思わずトッケビが口走りました。
途端に恥ずかしくなった2人は、逃げるように自分の部屋に戻ったのです。
その後、久しぶりに顔を合わせたトッケビとウンタクは素直に気まずいことを告げ、とりあえずお腹が空いたからと、ステーキを食べにカナダに行くことにしました。
ここでトッケビが29歳になったウンタクを見ます。
誰かと電話をしている様子、”代表こっちです。”と言うウンタク。
死神の悩み……
死神は、たまたま歩道橋で再会したサニーとカフェで話をしました。
サニーは、一向に死神が連絡をしてこないことを悩んでいるようで、最近の様子や名前を死神に聞きます。
しかし、死神には名前がありません。
答えられずにいると、さらにサニーは困惑し……。
それ以来、死神は自分に名前がないことを悩むようになったのです。
ひとまず、以前サニーからもらった連絡先を登録することにしましたが、登録はしたものの中々連絡できず、ウンタクに助けを求めました。
死神は、女性に人気の名前についてウンタクに聞きますが、彼女の口から出るのは有名な俳優の名前ばかり。
さらに、未だに連絡できずにいる死神にとって、”恋人宣言”をしたトッケビ達の様子が面白くない様子でした。
ちょうどそこに、トッケビとドクファがやって来ます。
いつまでも電話が出来ずにいる死神にしびれを切らしたトッケビは、死神の携帯を奪いサニーにかけてしまいました。
心の準備が何もできていなかった死神が何も言えずにいたら、待ちくたびれたサニーが次に会う約束を取りつけてきたのです。
【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】6話のネタバレ
29歳のウンタクの姿
トッケビは、ウンタクとステーキを食べにカナダのいつものお店に入ると、突然29歳になったウンタクの様子が見えてきました。
「初めての海外旅行とは思えないほど満喫しています。今も男性と素敵なレストランに来ました。」
出典:【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】6話より引用
そこにいるウンタクには、これまでのカナダでの記憶がなく、隣に自分の姿がない様子からトッケビは剣を抜いてこの世を去り、ウンタクの記憶を消したのだと理解します。
ある日、ウンタクは家にいた死神にどうやって19歳の自分を見つけたのかを聞きます。
死神によると、
- 9・19・29という完全な数字の前は危険
- 死神の世界では、0を完全な数字としてその前の数字は危険
- 次は29歳の時に再び死神がやってくる
つまり、ウンタクは29歳の時にまた死神に会うことになります。
しかし、その時に出会う死神は別の死神かも知れず、そうなれば”処理漏れ”として容赦ない対応を受けるかもしれないことを意味していました。
続いてウンタクは死神に、人間が死ぬと神様に会えるのか、もし会えるのなら神様に文句を言うのだと言います。
「トッケビが寂しい守護神に見える、人間は知らないけど死にかけたときに守護神が押しとどめてくれるんです。私は知っているから、トッケビの剣を抜いて素敵な守護神になって欲しい。」
出典:【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】6話より引用
それを聞いた死神は、剣を抜けばウンタクの存在価値がなくなり追い出されると、引き留めようとしました。
しかしウンタクは、「ここに来てから毎日が幸せで天国のようだから恩返ししたい、どうなるかはわからないけど死神が味方なら剣を抜くのはいいことなはず」と言います。
トッケビの罰の本当の意味
トッケビは、ウンタクに剣を今抜くように言います。
するとウンタクは何かを察したのか、まだトッケビの前世であるキム・シンの調査が終わってないと言い、以前トッケビが言っていたことについて質問をします。
”あるもの”が見えたらウンタクは自分を恨むだろう。
・この”あるもの”は剣で、私にはそれが見えるけど私はおじさんを恨んでない、ということはまだ何か秘密があるのでは?
・最も信頼していた人に刺された剣なら歴史から消されるほどの悪人なのでは?
・その剣が罰なら抜いてあげることはできない。
と言うウンタクにトッケビが答えました。
「生き残ることに必死で力の限り尽くしたが不名誉な死に方をしたから歴史には残らなかった。だからこの剣こそが自分への罰なのだ。」
涙を流しながら話しを聞いていたウンタクは、トッケビにこう伝えました。
本当の悪党なら神様は剣を抜ける花嫁を作らず、トッケビだけを作ったはずだからそれは罰ではないと。
900年も罰だと思って生きて来たトッケビは、ウンタクの言葉を聞いて涙を流しながら、再び剣を抜いてくれるかと聞きます。
「ただでは抜いてあげない、ステキな人になりたいなら努力をするべきよ。私も悲惨だったから分かるの。悲惨な時には同情より確かなものがいいのよ。」
出典:【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】6話より引用
私が何を望んでいるのか、考えてみてと言い残して去ってしまうのでした。
ついに剣を抜くとき……
トッケビは、今までのウンタクへの態度や、酷い発言をしたことを後悔し悩んでいました。
ある日、ウンタクはトッケビに今までのことを謝罪した上で、いい人の頼みなら悪い結果にはならないはずだから剣を抜くことにしたと言います。
トッケビは、あまりにも突然のことに驚き、電話に出るふりをして逃げ出してしまったのです。
そのまま死神の仕事場に向かったトッケビは、死神にウンタクが剣を抜く気になったことを相談しました。
*ウンタクは剣を抜くとどうなるかをまだ知らないのです。
それを聞いた死神は、今までウンタクなしで生きていたから大丈夫だと言いますが、トッケビは何故か昔が思い出せないのだと言うのです。
それからというもの、ウンタクはトッケビを見つける度にいつ剣を抜くのかを聞くようになるものの、トッケビは何かと理由をつけては断るようになりました。
そして、ついに心を決めたトッケビは身の回りの整理を始め、死神には自分がいなくなった後にウンタクが悲しまないように、死神の力で記憶を消して欲しいと頼みます。
そして最後に、トッケビはウンタクにプレゼントを渡して剣を抜くように頼みました。
トッケビは剣を抜くために、自分自身がトッケビになったソバ畑にウンタクを連れて行きます。
剣を抜く前に、これを見て欲しいとノートを手渡すウンタク。
それは誓約書でした。
トッケビが誓約書にサインすると、不思議なことに初雪が降り始めました。
さらに、ウンタクが剣を掴もうとしましたが、剣は見えているのに掴むことが出来ないのです。
何度やっても剣に触れることさえできませんでした。
その時、ウンタクは何が必要かに気づいたと言うと、不思議そうにするトッケビにキスをしたのです。
【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】5話の感想
ウンタクを家に迎え入れることにしたトッケビ。
なんだかんだ言いながらも、ウンタクのために好みの部屋を用意してあげたりと、トッケビはウンタクを喜ばせるのを楽しんでるように感じます。
ウンタクも、トッケビと死神との同居生活を楽しんでいるように見えました。
一方で死神は、”名前がない”ことからサニーの質問に答えられなかったり、”名刺がない”から自分から誘えなかったりと大変な様子。
ないものばかりの死神が、これからどうやって切り抜けていくのかが気になります。
【トッケビ~君がくれた愛しい日々~】6話の感想
トッケビには29歳のウンタクの様子が見えました。
そこには自分の姿がないことから、自分がこの世を去ったことを悟ります。
一体この先、2人の未来がどうなっていくのか気になります。
ウンタクの、死神に追われる悲しい運命が変わらないのも悲しいですね。
ウンタクには、剣が見えているのに触れなかったのは何故なのでしょうか?
今後明かされる”理由”に注目です。