【ベター・コール・ソウル】シーズン4ネタバレ。
ヘクター・サラマンカは心臓発作を起こして倒れてしまう。
どういう理由かガスはヘクターに救命措置を施す。
ヘクター殺害は未遂に終わったにも関わらず、ガスにヘクター殺害に関与した事を気付かれてガスに利用されるようになるナッチョ。
弁護士業務再開に腐心するジミーなど見どころ満載の【ベター・コール・ソウル】シーズン4を紹介します。
【ベター・コール・ソウル】シーズン4のあらすじ。
何かを目論むガス・フリング。
自分の父親をサラマンカに運び屋にされそうになったナッチョは、サラマンカが常用しているニトログリセリンのカプセルを調達し、中身をすり替えてサラマンカを殺そうとする。
幸いにもサラマンカは、ナッチョが薬をすり替える前に心臓発作を起こして倒れた。
しかしながら、ガスの手下ヴィクターがナッチョが薬を川に捨てるのを目撃してしまい、グスタボ”ガス”フリング(以下ガス)はナッチョの陰謀を知る。
ヴィクターとタイラスはナッチョと相棒を捕らえ、ヴィクターがナッチョに数発銃弾を撃ち込んだものの命は助けた。
リオネルとマルコの双子が瀕死のナッチョを救出。
ナッチョはその後、獣医の手によって弾丸を摘出され事無きを得る。
一方、心臓発作で倒れたサラマンカはガスが救急車を呼んで助けた上に、医療措置を施したので、一命を取り止めた。
しかし、女医がリハビリを続ければサラマンカは歩行と会話が出来るようになるとガスに助言したにも関わらず、彼はサラマンカにさらなる治療はしなかった。
ガスは一体何を企んでいるのか?
薬物工場の建設を監督するマイク。
ガスは、マドリガル社の社員を使ってクリーニング工場Lavanderia Brillanteの地下に大規模な薬物製造工場を建設しようとしていた。
マイクは作業を統括する役目に就く。
マイクは作業に従事するドイツ人達を頭に袋を被せ、どういうルートを通って建設現場に来たか判らないようにした上で、ひとりひとり作業現場に連れて来ていた。
その後、従業員のストレス対策に地下の作業現場内に従業員の寮を建設。
寮は通常のビールと黒ビールが飲み放題な他、生活に必要な物はマイクが買い揃えるという手厚い従業員手当だった。
爆破技術者のひとり、カイは時折マイクに悪態をついたが、ワーナー・ジーグラーがその都度に庇った。
ワーナーはマイクに休暇を願い出るが、マイクは早く仕事を終わらせろといい、電話の回数を増やすという。
だがワーナーは、監視カメラにライトを当てて目くらましをして地下工場の作業場から脱走する。
脱走したジーグラーは、ラロ・サラマンカに尾行されてしまった。
ラロは、ジーグラーが立ち寄った旅行代理店で店員フレッド・ウェーレンを殺害して、旅行代理店の監視カメラを調べ、ジーグラーに電話でコンタクトを図る事に成功した。
マイクの方も何とかジーグラーを探し出し、ラロがジーグラーにかけた電話はマイクによって途中で切られた。
マイクは、ジーグラーはどうしても奥さんに会いたかったのだろう、とジーグラーを庇う。
しかしながらガスはジーグラーを許さず、マイクは仕方なくジーグラーを射殺した。
ジミーの再就職から弁護士業再開まで。
商才を発揮するジミー。
ジミーは携帯電話販売会社に再就職する。
しかし、ジミーは彼が配置された店舗にいるだけでは満足出来ずに、自ら出歩いてプリペイド携帯電話を街の不良達に販売していた。
持ち前の才能で携帯電話を上手く販売していたジミーだったが、金を沢山受け取っているのを見ていた不良達に売上金全てを巻き上げられてしまった。
ジミーは後日、彼から金を巻き上げた不良達をヒューエル・バビノーを使って上手く罠に嵌め、ジミーに2度と近づかないように脅す事に成功した。
ジミーは、ヒューエルを用心棒にして上手くプリペイド携帯を売り捌いていたが、ある日、ヒューエル・バビノーが勘違いで警官を殴ってしまう。
軽く殴っただけにも関わらず、ヒューエル・バビノーに想定された刑事罰は、懲役3年という重い物だった。
そこでジミーは、判事に大量にヒューエルは善人だという手紙を送りつけ、偽サイトや偽電話を用意して騙しヒューエルを保護観察処分に持ち込む事に成功した。
弁護士業務を再開したいジミーがとった行動とは!?
第9話『おさらば』で、ジミーの弁護士業の業務停止期間が終わり弁護士業再開の申立は却下されてしまい、審査員のひとりから「また来年来い」と言われてしまう。
却下の理由は”不誠実”(insincerity)。
ビルの屋上でキムと会話したジミーは、キムに兄チャックの話をしないから不誠実と指摘された。
そこでジミーは、兄チャックの遺産で新設されたニューメキシコ大学の法律関係の図書室の開設パーティの場で、ジミーが雇ったアルバイトの撮影クルーに、実はこの図書室はジミーが小切手を寄付して作った、と吹聴させた。
ジミーは、聴聞会でチャックがジミーに宛てた手紙を読む事にする。
しかし、それにはジミーが考えた作戦があって、ジミーは兄の手紙を呼んで審査員を感動させようとした、と予め審査員に告げておいて自分と兄チャックの関係を語り始めた。
兄のようになりたがったが自分(ジミー)は成れなかったと話し、審査員の共感を得た。
だが共感してジミーの話を聞いていたキムは、彼から全て演技だったと聞かされて顔をしかめた。
弁護士再開の審査が通ったジミーは、グッドマンに名前を変えると話すシーンでシーズン4は終了。
【ベター・コール・ソウル】シーズン4のトリビアと感想。
✓カイのジャンパーにはBVB(香川選手が以前所属していたドルトムント)のマーク付いている。
✓フンメルはドイツ語でロブスターの意味ですが、フンメル人形とはロブスターではなくフンメルというドイツ人が発案したマイセンの人形。
ドイツ人というとビールなのか、職場にビールの飲み放題設置とか【ベター・コール・ソウル】のドイツ人観がベタ過ぎませんか?
また、ガス・フリングの行動が謎です。
ガスはなぜヘクターを中途半端に助けるのかが不明。
現状では、サラマンカファミリーを抹殺すると不都合な何かが有って、ヘクターを生かさず殺さずという状態に置いているのだとは思いますが。