【ロック&キー】2話のネタバレと考察。キーハウスと呼ばれる屋敷に隠されている不思議な鍵。【ロック&キー】とは、キーを狙う悪魔とロック家の子供たちが、周囲を巻き込みながら闘うファンタジードラマ。キーが放つ不思議な魔力とは!?
【ロック&キー】2話ネタバレ
”どこでも鍵”を取り戻す
ボードがこだまに奪われた”どこでも鍵”を取り戻そうとする一方で、母が閉じ込められた鏡の鍵は勝手に使わないようにと、タイラーが預かることにしました。ある日、ひとりで留守番していたボードは鍵の囁きを耳にし、聞こえる方へと近づいてみると……掃除機から人の横顔を模した鍵を見つけます。
ボードが鍵の合う鍵穴を探していると、キーハウスの敷地内にある小屋でルーファスという青年と出会いました。
ルーファスが、武器に詳しいことを知ったボードは「見えない敵に使える武器はない?」と聞いてみることに。するとルーファスは、それならワナがいいと大きな仕掛け罠を手渡し、ワナにはエサが重要だというアドバイスをくれました。
その頃、こだまは”どこでも鍵”を使って好き放題していました。こだまには、自分よりも大きく力のある男を最も簡単に絞め殺してしまうほどの力があります。
ボードはワナに使うエサを探しに鍵屋を訪れ、店主に横顔の形をした鍵を見せました。これに似た鍵がないかと尋ねたところ、後ろを向いた店主の首に鍵穴が現れたのです。
店主の首の鍵穴に鍵を差し込むことは出来ませんでしたが、店主は誰も必要としないからと、瓶に入った沢山の鍵をボードにくれました。
こだまを捕獲しよう
ルーファスからもらった大きな仕掛け罠、鍵屋でもらったたくさんの鍵。ワナとエサが手に入り、こだまを捕獲する準備が整いました。
ボードは自分の部屋に戻り、布を掛けた仕掛け罠に鍵屋からもらった鍵を1つ置いて窓際に設置します。するとその夜、ボードの部屋にぬいぐるみを手にしたこだまが現れました。
窓際にある鍵に気づいたこだまは鍵を取りに近づきいた瞬間、ワナが閉まる音がしました。しかし、ワナに掛かったのはこだまが持っていたぬいぐるみでした。
こだまより先にぬいぐるみがワナに触れて作動してしまった
こだまはボードに近づき「こんなことをして鍵を取り戻そうとしたの?友達でしょ?」と言いますが、ボードは「自分をだまして母を殺そうとした」と歯向かいました。さらに、他の鍵は見つかってないというボードに「探す努力が足りない、見つけたら私に返せ。次は手加減しない」と、ボードの首を絞めます。
父・レンデルの秘密
ニーナがキーハウスの片づけをしているところに、エリー・ウィードン(シェリー・サウム)という女性が引っ越し祝いを持って訪ねてきました。
ニーナはエリーがレンデルの同級生だと言うことで屋敷に招き入れ、昨日見つけたレンデルの高校時代の写真をエリーに見せます。エリーは懐かしそうに写真を眺めながら、一緒に写っているルーカスという男の子と付き合っていたことや、彼がレンデルの親友であったことを教えてくれました。
その時、タイラーたちの通う高校から授業料に関する電話が入り、ニーナはエリーとの話を切り上げて高校へ向かいます。高校では、ジョー・リッジウェイという国語教師の男性が話しかけてきました。
彼は過去にレンデルやエリーを受け持っていた先生で、エリーやルーカスのことについて彼らはいつもつるんでおり企んでいたと話してくれました。さらに「悲劇的なことはあったが良い子たちだった」と言うので詳しく聞こうとしましたが、事務の手続きで呼び出され話すことが出来ずに終わってしまいます。
ある日、ルーファスの迎えにエリーがキーハウスへやってきました。ニーナは、リッジウェイから聞いた悲劇についてエリーに聞いてみることに。
エリーは高校3年の最後、ここから800メートルほどの場所にある”海の洞窟”で友達3人が溺れて亡くなったと話し始めます。卒業したばかりで潮の干満のことなど考えずバカ騒ぎしてしまったのだと。
なぜレンデルは黙っていたのかと聞くニーナに、エリーは「かつてないほどの辛い出来事だったから。ルーカスもその時亡くなった」と答えます。ニーナはボストンでの仕事から帰ってきたダンカンに事故のことを聞いてみますが、なぜか彼は覚えていませんでした。
ダンカンは、「自分でも不思議だが当時の記憶が抜け落ちてる。それがこの屋敷を嫌いな理由かも」と話しました。
【ロック&キー】2話の結末まで
サム・レッサーと友達になれ
タイラーはふと父の生前に交わした会話を思い出します。それはタイラーの通う高校で、父が働くカウンセリングルームに呼び出された日の記憶でした。
父から、サム・レッサーについて聞きたいと言われたタイラーは「知らない、変な奴だと思う」と答えます。するとレンデルは、「サムは友達が少なく助けが必要な子だから友達になってやってくれ」とタイラーに言います。
タイラーは変に思われるのは嫌だと断りますが、父は「社交的なお前なら大丈夫、これは命令だ」と半ば強引にタイラーとサムを引き合わせようとしました。
顔の形をした鍵
人の横顔のような鍵を人の首の後ろ側に近づけると鍵穴が現れることに気づいたボードは、自分の首に差し込んでみました。すると、鍵を差し込まれた自分はそのままで、もうひとり自分が現れます。
鍵を差し込まれた方の自分は人形のように動かず、別の自分には意識があり動くことが出来ました。部屋の隅には”ボード”の名前が書かれたおもちゃ箱のような箱があり、中を覗くとキラキラと光り楽しげな音楽が鳴っています。
ちょうどボードの部屋の前を通りかかったタイラーとキンジーが部屋に目をやると、立ったまま動かないボードに気づき声を掛けましたが、いくら話しかけても動きません。2人が焦っている時、部屋の隅の箱からボードが声をかけます。
「2人とも見てよ。ついてきて」と、箱から顔を出して呼びかけます。その様子に、タイラーとキンジーは驚きで言葉を失うも、2人はボードに言われるまま箱の中に入っていきました。
人の横顔を模ったキーとは?
新しく見つかった”人の横顔を模ったキー”は、首の後ろにキーを差し込んだ人の脳内に入ることが出来るものです。キーを差し込んだ人物は2人に分かれますが、幽霊のようなものではなくれっきとした肉体が存在し脳内の入り口も出てきました。
*ボードの脳内への入り口はおもちゃ箱です。
また、キーを差し込んだ人の性格などによって脳内が変化するようで、子供のボードはおもちゃ箱のような雰囲気になっていました。キーを抜いた瞬間、肉体はひとつに戻り入り口となったおもちゃ箱も消えます。
【ロック&キー】2話の考察
井戸の女・こだまの目的
ボードの元に再び現れたこだまは、キーハウスの鍵を探し、見つけたら自分に返すように言いました。よこせではなく、返せと言っているということは、元々キーハウスの鍵はこだまの物だったのだと考えられます。
こだまはボードに鍵を探し差し出すよう言っていることから、前回1話で考察したようにやはりこだま自身からは奪えない理由があるのでしょう。”どこでも鍵”を手にしたこだまは、今はあちらこちらに移動していますが、前に自分が見たことのある扉としか繋がらないとボードに言っていました。
以前、キンジーがエッフェル塔に行きたいと言った時、扉が繋がらないことがありましたが、それはボードがエッフェル塔の扉を見たことがなかったからだったのです。しかし、こだまはTVで見たお店の扉にも繋がり行けてることから、直接見ただけではなくなく見たことさえあれば行けるのではないかと思われます。
きっと、何らかの理由で井戸に囚われ、自身からは鍵を手にできないため、言うことを聞く駒が来るのを待っていたのでしょう。こだまを井戸に捕らえたのは一体誰なのでしょうか?
新たな”顔の形をした鍵”とは何か?
ボードが新たに見つけた”人の横顔を模した鍵”は一体どんなものなのか。鍵屋の主人の首にも鍵穴が出てきたことから、恐らくロック家の人間以外にも顔の形の鍵をしたカギを近づければ鍵穴は現れるのだと思われます。
ボードが自身の首に顔の形の鍵を差し込むと差し込まれた自分は動かなくなりましたが、その代わりに意識もあり動ける自分が後ろに現れました。恐らく鍵を差し込んだ自分は”側だけ”になり、”中身”にあたる意識のある自分が実体化したのではないかと考えます。
そして、部屋に現れた箱の中身が何なのかも気になるところ。ボードが箱をのぞき込み、歓喜していた様子から彼にとっていいものであるのは間違いないでしょう。
横顔の形をした鍵の脳に当たる部分に、不思議な装飾がしてあることが何かを意味しているのではと思いました。例えば、鍵を差し込まれた人にとって楽しかった記憶や、その人が望む願望を具現化したところなのではないかと推測します。
【ロック&キー】2話まとめ
新しく見つけた顔の形の鍵については、次回3話で明らかになってきそうです。
こだまの正体についても、鍵を返してほしいことや、強力な力があることなど徐々にわかってきましたが、一体彼女になにがあったのか注目していきたいです。
顔の形の鍵とはどんなものなのか、次回3話もお楽しみに!
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