【スター・トレック:ピカード】シーズン1第6話ネタバレと解説。
ナレクとナリッサはボーグキューブ内にある瞑想室を使ってソージの正体を探る。
一方でピカード達もソージを探し、ロミュラン領域にあるボーグキューブへと惑星連邦の許可を得て侵入する。
ボーグキューブでは最高責任者となっていたヒューがピカードのソージ捜索の手助けを快く引き受ける。
【スター・トレック:ピカード】第6話”不可能の箱”のあらすじを紹介します。
【スター・トレック:ピカード】第6話「不可能の箱」あらすじ。
ナレクと寝ていたソージは夢を見ていた。
少女のソージ/エラ・マッケンジーが長く暗い廊下を歩いた後、扉を開けると花に囲まれた部屋に父親がいて「ソージ」と呼びかけた所で目が覚めた。
その夢はソージにとって心地よく無いらしく、彼女はうなされていた。
ナレクはソージの秘密を知っているようだった。
ナレクは何故かソージがいつも母親と話している事を知っていた。
ソージがなぜ知っているのかと尋ねると、ナレクは「何かと耳に入る」と誤魔化した。
ソージは、ロミュラン人には表向きの名前と本当の名前がある事を知っていて、ナレクに名前を尋ねたが、彼は本当の名前を教えずに部屋を去った。
嘘をつくジュラティ博士。
ラ・シレナ号のデッキでピカードと会話するジュラティ博士とエルノア。
前回「スターダスト・シティ・ラグ」で、マドックス博士を殺害したジュラティ博士だったが、マドックス博士は弱っていたとピカードに嘘をついてマドックス博士の死をごまかした。
ソージの居場所がボーグキューブである事はマドックス博士の発言で判明していた。
エルノアはピカードに「浮かない顔をしている」と言う。
ピカードは、どうやらボーグキューブには過去の苦い経験もあって行きたくない様子だった。
その後、ピカードは彼の自宅を模したホロデッキで遺物、条約、ボーグ、ヒューやロキュータスと化してボーグとなった自分自身を調べた。
一方、船内のデッキで親密に会話するリオス船長とジュラティ博士だったが、ジュラティ博士は心の中に闇を抱えている様子だった。
ボーグキューブ内で。
ボーグキューブ内の部屋で、ナリッサはナレクが触っていたルービックキューブのような物を取り上げ、調査は進んでいるのかナレクに確認する。
するとナレクは「ソージは夢を見る」と姉ナリッサに報告。
ナリッサは、人工生命体であるソージが夢を見るのはバグではないかと考えるが、それに対してナレクはソージが夢を見るのはバグではなく進歩で、自己防衛のためのサブルーチンではないかと考えた。
更にナレクは、ソージが夢を見るのは弱点であって、ソージの夢を辿れば彼女から情報を引き出せると結論付けた。
ロミュラン領内へ。
ラ・シレナ号ではどうやってボーグキューブに入るか皆で話し合っていたが、ピカードは「連邦から外交上の信任を得て私が特使になればロミュランも私と責任者との面会を認める」と言い、更に(惑星連邦の)責任者は私の知り合いだと続けた。
しかしながら、現在のピカードを惑星連邦の責任者が信用するかを船内の皆が危ぶんだので、ピカードに代わってラフィが責任者の説得にあたる事となった。
そして、エミー/バーバラ・イブ・ハリスは渋々、24時間のベータ宇宙域にあるロミュラン領域への滞在をラフィに許可した。
しかし、ボーグキューブに入るのを認められたのはピカードのみで、ピカードに出来る事は最高責任者(ヒュー)に面会する事に限られたため、エルノアに船に残るよう厳命した。
ボーグキューブに入ったピカードは、過去にボーグキューブに潜入した時の記憶がPTSDのようなフラッシュバックとなって彼を襲う。
しかし、そんなピカードをボーグ再生プロジェクト最高責任者ヒューが温かく出迎えた。
ヒューは、何か手助け出来るかとピカードに尋ねた。
するとピカードは、「見た目は人間の女性、ソージを探している」とヒューに言うと、ヒューは「ソージ・アッシャ博士?」と即座に返答した。
更にヒューはソージに危険が迫っていると言い、それに加えロミュランのスパイであるナレクとナリッサが潜入しソージを密かに探っている事にも気付いていて、ピカードにその事を教えた。
その後、ヒューは同化から開放された人々をピカードに見せながら「現在はボーグクィーンがロミュランに取って代わっただけ」だと言う。
ヒューはピカードに同化から開放されたボーグへの協力を要請しながら、ソージの居場所が特定できたのでピカードに教えた。
一方、ラ・シレナ号ではラリスとラフィは、なぜソージが生かされているのか疑問に感じ、タル・シアーが必要としているのではないかと疑った。
場面は代わって、自分の存在に疑問を感じたソージは自分の身の回りにある物を全てスキャンし、作成時期が全て37ヶ月前だと判明する。
ソージの記憶は全て作られたものだったのだ。
ソージはその事をナレクに相談すると、ナレクはロミュランの瞑想ジャル・マク(Zhal Makh)で真相を究明しようと提案する。
ナレクはソージと共に瞑想室に入ると、フライ・ヤン(Hrai Yan)というナレクの真の名前をソージに教えて安心させる。
そして、ソージを瞑想させて少女時代の彼女が見た自分自身の木の人形と、血のように赤い2つの月という情報を引き出すと、ナレクのみ瞑想室を抜け出してソージを瞑想室に閉じ込め、四角形の立方体を作動させた。
*立方体はルービックキューブのように回転した後、赤い気体を緩やかに噴出した。
それは人工生命体(シンス)の陽子脳(ポジトロニックブレイン)を破壊する放射能だった。
しかしソージは怪力で瞑想室の床を手で殴って破壊して落下し、窮地を脱出する。
一方で、ヒューとピカードもソージの行方を探っていたが、ソージの部屋にいたピカード達はボーグキューブ内を逃げ回って自分の部屋に辿り着いたソージは鉢合わせる。
ピカードはダージが助けを求めてピカードを訪ねて来たが、救えなかった事などを矢継ぎ早にソージに伝える。
「一緒に逃げよう」というピカードの誘いにソージは少しためらった後について行く。
ピカード、ソージ、ヒューが逃げた先はかってのボーグクィーンの部屋だった。
ヒューはピカードが去った後に部屋に作られた投射装置について説明した。
するとピカードは、ラ・シレナ号と連絡を取りリオスにネペンテに向かえとリオスに言う。
一方、ラ・シレナ号でリオスはエルノアが消えている事に気付いた。
エルノアはピカードの命令を無視してボーグキューブ内に現れ、ロミュラン人の警備員を倒してピカード達を助けた。
ピカードとソージは、ボーグクィーンの部屋の投射装置(spatial trajector)でボーグキューブから脱出しネペンテに向かう。
エルノアとヒューはボーグキューブに残り、ヒューはコンソールを触って部屋の存在を隠し、2人は追撃してきたロミュラン人警備員らに立ち向かうのだった。
【スター・トレック:ピカード】 第6話「不可能の箱」を見た感想。
前回でマドックス博士を殺害したジュラティ博士ですが、今回では真相がハッキリしないですね。
また、セブンオブナインがどうなったかも気になる所。
第7話の予告編ではいよいよライカーが登場するようなのでそちらも楽しみ。(既に見てしまった方もおられると思いますが)
今回は配信にトラブルがあり2月28日に全世界に先駆けて第7話が配信されてしまったようです。
その後、修正が入って第7話は見れなくなったのですが第6話をクリックすると第5話が流れる状態となっていて2月29日の朝になってようやく第6話が見れるようになりました。
【スター・トレック:ピカード】のファンにとって実に長い一日となり、2度と同じ事が起きないように願うばかりです。