【エレメンタリ―ホームズ&ワトソンinNY】シーズン3あらすじとネタバレ。数々の事件の捜査の為、常に行動を共にしていたワトソンでしたが、ホームズとの探偵業だけの生活になることを懸念していました。ワトソンはホームズの家を出る決心をしますが、ホームズはワトソンが居なくなる事で再び薬物依存になる事を恐れていたのです。ホームズはワトソンが出て行くのを必死に止めようとしますが、ワトソンの意思は固く、いは叶いませんでした。ワトソンを失うことで、薬物依存症になることを恐れたホームズは、MI6の依頼を受けて、イギリスに渡ります。シーズン3では、ホームズの新たな弟子キティとの関係も見どころです。
【エレメンタリ―ホームズ&ワトソンinNY】シーズン3のあらすじ。
ホームズがNYから居なくなってから半年後、ワトソンはNY市警の顧問として働いていました。
ワトソンは、グレックソン警部らとともに麻薬カルテルのイラナ・マーチの逮捕に成功。
しかし、イラナ・マーチの犯罪の証人となる麻薬カルテルの女性スタッフが、護衛の警察官と共に密室のエレベーター内で射殺されてしまいます。
エレベーター内での密室事件から2カ月たった後も手掛かりは掴めず、ワトソンはいかに犯行が行われたのか解決できずに悩んでいたのです。
捜査中、モンクリフ・エキュバンと名乗る人物から、容疑者と思える人物の情報提供がありました。
ワトソンは、モンクリフ・エキュバンの名に見覚えがあり、以前ホームズが住んでいた家を訪れます。
ところが、そこにイギリスに居るはずのホームズが現れます。
ホームズはNYに戻って来ていたのです。
ある日、ワトソンは若い女性に尾行されているのに気付きます。
若い女性はワトソンに「ホームズのパートナーだ。」といいましたが、実際はパートナーではなく、ホームズの新弟子のキティだったのです。
8カ月前、イギリス警察でホームズが顧問をしている時に彼と出会ったというキティ。
キティに探偵の素質があることを見抜いたホームズは、自分の弟子として育てたいと思ったのです。
シーズン3の新キャラ・キティ・ウィンター役・オフィリア・ラヴィボンド
キティは、MI6の仕事をするためイギリスのロンドンへ戻ったホームズと出会い弟子になりNYにやってきました。
5年前の経歴は不明ですが、グレックソン警部とホームズだけが詳細を知っています。
しかしその後、ジョーンもキティの過去について知ることになります。
最初は、ジョーンとの能力差を比べられライバル視していましたが、次第にジョーンのサポートを受け入れていくのです。
【エレメンタリ―ホームズ&ワトソンinNY】シーズン3のネタバレと見どころ
ホームズの新弟子・キティの存在
ホームズはワトソンから離れ、イギリスでMI6で働いていた時にキティと出会いました。
キティの洞察力が鋭い事に気付いたホームズは、彼女が自分に似ていることを理由に弟子にしようと考えたのです。
キティはベル刑事が話しかけても反抗的な態度をとり、ホームズにもワトソンと比べられるたび、嫌悪感を顕わにします。
また、キティの5年前の経歴がないのは、拉致監禁の被害者だったことが理由だと後に分かります。
ある日、遺体発見現場で殺害された女性の背中には、キティが拉致監禁されていた時に背中にあったものと同じ焼印が押されていたのです。
キティを拉致監禁した犯人は今NYに存在していることが分かりました。
ある日、偶然にワトソンの上司のデル・グル―ナーの声を聞き、キティは恐怖に襲われ声が震えるほど怯えてしまいます。
デルの声は、キティが拉致監禁されていた時と同じ声だったのです。
犯人は、デル・グル―ナ―である可能性が高くなりました。
デルの証拠を探すため、ホームズやワトソンは捜査を始めます。
キティは、ホームズ達から離れてロンドンに帰ると伝えますが、本当はデルを殺害しようとNYに残っていたのです。
キティは、デルを拉致し何処かの廃屋に運び、拷問をしようとしたときホームズが廃屋までやってきました。
ホームズはキティがまだNYに残っていることに気づいていたのです。
ホームズは、自分はキティに救われたこと、特別な存在であること、そして友人だということを彼女に伝えます。
キティは、デルを殺害し、遺体をドロドロに溶かし消し去ろうとしましたが、ホームズの言葉に思いとどまったのです。
6か月前、まだロンドンにいた頃の回想シーンでは、キティに探偵として重要と思うべき技術を習得させようとしていました。
しかし、強気な態度のキティはできないと一点張り、しまいには連絡しないでと言い去ってしまいます。
1週間後、キティが再びホームズの元を訪ねると、泣いていたのか涙を拭うホームズ。
キティは嫌な去り方をしたことを詫びて、また探偵の事を学びたいといいます。
ホームズが明日の正午に来るよう伝えると、いつからか盗んだ違法薬物の包み紙を暖炉に入れ燃やしてしまいました。
キティの存在が、ホームズにとって薬物に手を出さずに済む理由だったのです。
麻薬の売人オスカーとの再会
ある事件でホームズが殺人の容疑者としてあげられました。
当時、ホームズは薬物依存症中で被害者と接点をもっていたことが分かったものの全く記憶が無かったのです。
ホームズは、薬物依存中に違法薬物の売人オスカーから薬を買っていたため、彼から”自分が記憶を無くしてしまった時の手掛かり”がないか問い詰めます。
オスカーはホームズにまた薬物依存症側に戻るよう誘いますがホームズはきっぱりと断っていました。
シーズン3最終話では、ホームズの薬物依存症の支援者のアルフレードが、オスカーに拉致されてしまいました。
アルフレードを見つけ出すには、連絡が取れくなっているオスカーの妹を探し出したら、居場所を教えると言っています。
調べていくと、オスカーの妹オリビアは2日前から死んでいました。
オスカーは、オリビアが薬物の過剰摂取ですでに死んでいたことを知っていたのです。
ホームズは、アルフレードの救出を知ると、オスカーを痛めつけた後、オスカーの所持していた薬物を持ち帰ってしまいます。
家に戻ったホームズの目はうつろで、椅子に腰かけたまま黙っていました。
どうやら薬物に手を出してしまったようです。
このシーンでシーズン3は幕を下ろしました。
【エレメンタリ―ホームズ&ワトソンinNY】シーズン3の感想。
今まで主にワトソンと事件解決のシーンが多かったのですが、シーズン3では新弟子のキティが登場したことでホームズは新たな心境地を見つけたように思います。
ホームズが、事件の捜査中にキティの考えが役に立つこともあり、ホームズがキティを褒めていた事も弟子に対する愛情を感じます。
キティが空港からホームズに別れの電話をしているシーンでは、もう会えない辛さがとても伝わってきましたが、シーズン3の最終話ではオスカーの影響で薬物を使用してしまう所は少し残念。
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