【スター・トレック:ピカード】第8話。ジャット・ヴァッシュとは何か? モヤモヤがスッキリな事実が明らかになる。

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【スター・トレック:ピカード】第8話ネタバレと解説。

ナリッサはボーグの連鎖反応を止めるべくエルノアを捜索するが、エルノアの救援に駆けつけたセブンオブナインによってエルノアは救われる。

一方、ラ・シレナ号ではピカード達がロミュラン人達の陰謀を暴き出していた……。

シンスによる火星の反乱の真実が明らかになる【スター・トレック:ピカード】第8話を紹介して行きます。

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【スター・トレック:ピカード】第8話”真実の断片”のあらすじ。

14年前、嘆きの地アイアにて。

【スター・トレック:ピカード】シーズン1全エピソード一覧。
【スター・トレック:ピカード】全エピソード一覧。【ネメシス/S.T.X】の舞台から20年後となる24世紀を舞台に【スター・トレック】の主人公ジャン=リュック・ピカードを中心に描いたSFドラマシリーズ。全10話で構成された本作は、シーズン2の製作も決定している人気作品です。

ジャット・ヴァッシュの女性達が警告の輪と呼ばれる光線で出来た円環を掴んでいる。

ナリッサ、オウ、ナリッサの叔母ラムダ達は円環から共通のビジョンを見ていた。

それはオウがジュラティ博士に見せた物と同じビジョンで、彼女達はビジョンが描く悲劇を止めようとしていた。

エルノアを助けに駆けつけたセブンオブナイン。

ボーグキューブでは、第3話「終わりの始まり」で意識を失ったまま横たわっている叔母ラムダに、ナリッサが話しかけているところで「侵入者を見つけた」と連絡が入る。

ロミュラン人達は、閃光弾を放ってエルノアに目眩ましをして捕らえようとしていたが、前回第7話「ネペンテ」でエルノアが押したフェンリスSOSのシグナルに応じて、セブンオブナインがボーグキューブにやって来て彼女を助けた。

その後、ボーグキューブ内ではセブンオブナインがロミュランから逃れる術を模索していた。

セブンオブナインは、ロミュラン人達を同化して支配下に置く事を考える。

そして、眠っていたボーグ達を再起動するが、大部分はナリッサがボーグキューブを部分的に宇宙空間へと解放した事により、宇宙空間へと放出されてしまう。

だが、残ったボーグ達によりゾンビに集たかられた人間のように追い込まれたナリッサは、転送でボーグキューブを脱出。

こうしてセブンオブナインは、ボーグキューブをロミュラン人達から取り戻す事に成功した

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【スター・トレック:ピカード】第8話ネタバレ

ラ・シレナ号で語られる様々な事実。

惑星ネペンテからラ・シレナ号に再乗船したピカードとソージ。

ピカードは亜空間リンクを繋いで艦隊司令とコンタクトを取り、嫌がるクランシー艦隊司令を何とか説得し、彼女から「DS12に1艦隊送るから現地で待機して」という言質を引き出した。

一方、ラフィはリオスが落ち込む原因を探ろうと、リオスを模したホログラム達をホロデッキに集めて会話させた。

しかし、どうやら肝心な情報はリオス自身によって機密扱いとされ隠されてしまっていた。

場面は変わって、前回の話で薬物を飲んで倒れたジュラティ博士が目を覚ましたので、ピカードは彼女に「(DS12に)着いたらマドックス殺害の罪で自首してもらう」と言った。

そして、何故マドックス博士を殺したのかというピカードの問いに対してジュラティ博士は、オウ准将にされた事を泣きながら伝える。

ロミュランの陰謀について語り合うピカード達。

ピカード、ラリス、ラフィ、ジュラティ博士、そしてソージはラ・シレナ号のデッキに集まり、それぞれジャット・ヴァッシュについて語り始める。

20万年か30万年前に、何者かが8つの太陽を集めて真ん中に惑星を置き、人工生命体に対する警告を発した。

人工生命体は警告の輪を設置した文明に災害をもたらしたので、ロミュランは人工生命体を抹殺する為の組織ジャット・ヴァッシュを作った

そして、ジャット・ヴァッシュの1人であるオウは、惑星連邦に潜入してシンス(人工生命体)の火星での反乱を引き起こし、惑星連邦がシンスを禁止せざるを得ない状況に持ち込んだと。

更に、マドックス博士が逃げ込んだ惑星からやって来た2人の使者”美しい花”と”ジャナ”は、マドックス博士が作り出したソージに類似したシンスであったが、オウ准将の圧力でイブン・マジート艦長アロンゾ・ヴァンダミアが殺害する。

イブン・マジート艦長アロンゾ・ヴァンダミアを父のように慕っていたリオスは、アロンゾ・ヴァンダミアが2人のシンスをフェイザーで殺害した後に自決した事、リオス自身がアロンゾのシンス殺害を隠すために協力した事を悔いていて、これまでピカードのシンスであるソージを救うという目的に反対だった事も明らかとなった。

その後、話を聞いていたソージはシールドをあげて誰も侵入出来ないようにした上で、ラ・シレナ号をソージの故郷へと導こうとしていた。

ソージはソージ・アッシャー博士として、ボーグキューブに勤務していた間に彼女の故郷や故郷に到達する航路に関する知識をいつの間にか(どこから吸収したかは不明)吸収していたのだった。

しかし、リオスがスペイン語で子守唄を歌うとシールドのロックが解け、リオスはソージの操船を一旦止める事に成功。

リオスは自分の船ラ・シレナ号をソージに勝手に操られる事を嫌ったのだ。

リオスはソージが「私をジャナの故郷へ連れて行って」とリオスに頼むと、リオスはソージの願いを快く承諾し、ラ・シレナ号は血のように重く赤い2つの月と思われるソージの故郷へと向かった。

結局は、ソージが操縦していたラ・シレナ号はピカードとリオスが語り合っている間に、亜空間トンネルを抜け目的地に到着した。

しかし追跡を振り切ったはずのナレクの宇宙艇がまたもラ・シレナ号を追尾するのだった。

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【スター・トレック:ピカード】第8話の感想とトリビア。

【スター・トレック:ピカード】も今回で第1シーズンの第8話目となり、それぞれのエピソードがひとつに繋がり出します。

ソージをデータ少佐の娘として助けようとするピカード、それに対して破滅的な未来はシンス(人工生命体)がもたらすとして、ソージを破壊しようとするジャット・ヴァッシュ。

一体どちらが正しいのか?

などと思いつつ【スター・トレック:ピカード】を見ていましたが、破滅的な未来ではなく今回の話でナリッサ、オウ達が見て、ジュラティ博士に伝えた映像はロミュランの先祖が発見した滅んだ文明の過去

※指摘がありましたので修正、追記します。 警告の輪(Adomonition)惑星アイアで20万年から30万年前の文明が残した記憶。人工生命体への警告として設置された物でロミュランの先祖が発見。

ジャット・ヴァッシュもイマイチどういう組織なのかモヤモヤしていましたが、今回のピカードの説明でスッキリ。

更にバルカン人なのかロミュラン人なのか良く判らなかったオウ准将はバルカンとロミュランのハーフと判明。

また、ワープ中のラ・シレナ号ではピカードの過去の一端が明らかに。

ピカードの友人マルタ・ベタニディーズ(【新スター・トレック】シーズン6第15話に登場)はアロンゾ・ヴァンダミアの友人だった。

新たに確認出来たリオスの蔵書
アルベール・カミュ 『異邦人』、『反抗的人間』
アーネスト・ヘミングウェイ 『午後の死』
セーレン・キェルケゴール 『不安の概念』
スラク(伝説的バルカン人) 『スラクと実存主義』