【武則天-The Empress-】ネタバレ感想11話・12話。如意が韋貴妃を倒すと決意!?

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【武則天-The Empress-】11話・12話。

大朝会が開かれることになり、恩赦によって如意は掖庭から解放されました。

後宮に戻った如意は、殺された羅玉珊の仇を討つために韋貴妃と敵対することを決意!

この記事ではネタバレ感想をお届けします。

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【武則天-The Empress-】ネタバレ解説11話

大朝会

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近々 “大朝会”が開催されることになりました。

大朝会とは、3年に1度の盛会のことで、諸国からの使節が集まる。

陛下の威光が示される場でもあるので、皆それぞれ準備に余念がない。

李世民り・せいみん(陛下)は家臣たちを集めた会議の場で、大朝会の催し物について話し合います。

結果、昨年と同様に“馬球”をするという結論に。

次に立后の話になり、韋源承い・げんしょう(韋貴妃の伯父)が「妃の中から皇后を選んではどうか。韋貴妃がふさわしいと存じます」と発言。

李世民は立后は賛成だとした上で、宰相の長孫無忌ちょうそんむきに意見を聞きたいから今は保留にすると答えました。

韋一族が衰退する予感!?

古株妃たちも大朝会の準備に余念がありません。

中でも、瑠璃宴の主催を任されるであろう貴妃は、半年も前から着々と準備をすすめていたという尽力ぶり。

韋貴妃は、瑠璃宴のために用意した数々の芸術品を、よう淑妃といん徳妃に見せました。

楊淑妃が貴重な宝がはめ込まれた扇子を見て感嘆の声をあげると、韋貴妃は意外にも「扇子はそなたにあげる」と太っ腹。

かたや、殷徳妃はいつものように韋貴妃のご機嫌とりに徹します。

そんな中、韋貴妃のもとに侍女がやってきて「今年の瑠璃宴の責任者は、韋貴妃ではないそうです」と報告をしました。

いつも任されていた責任者の座をおろされるということは、韋一族の勢力が弱まっていることを意味しており、韋貴妃は内心穏やかではありません。

韋貴妃の代わりに瑠璃宴の責任者となったのは、楊淑妃でした。

如意が後宮に戻ってくる!?

♦皇太子の寝殿♦

皇太子の師となった徴は、足に障がいを負って投げやりになっている皇太子のもとを訪れました。

訪問を煩わしそうにする皇太子に、遠慮なく進言する魏徴。

「あなたには2つの道しかない。帝位か破滅、どちらかです」

魏徴は、どちらの道に進むことになるかは今回の大朝会にかかっていると皇太子を諭すのでした。

♦掖庭(えきてい)♦

大朝会の影響は、掖庭にも及びました。

大朝会の開催に伴い、掖庭の労役者たちは恩赦によって解放されることになったのです。

ところが羅玉珊らぎょくさんは、日頃の行いが悪いことと、春盈しゅんえいを襲ったことが原因で掖庭に残ることに……。

すっかり羅玉珊と親しくなっていた如意は、残された羅玉珊を不憫に思いながらも別れを告げ、掖庭を出ていきました。

掖庭の外では、親友の徐慧が出迎えてくれて、これからは清寧宮で一緒に暮らすことになったと教えてくれます。

また、如意の世話役だという瑞安ずいあんが、如意に挨拶をしました。

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【武則天-The Empress-】ネタバレ解説12話

扇子の持ち主

羅玉珊は、如意の顔を傷つけろという韋貴妃の命令に背いたため、韋貴妃に殺されてしまいました。

それを知った如意は、韋貴妃に対抗するために楊淑妃サイドにつくことを決心します。

後日。

瑠璃宴の責任者となった楊淑妃は、妃たちを集め、瑠璃宴の際に着用する衣装を分け与えます。

「宴では唐の女子おなごの美しさを見せつけましょう。各々、気に入った布を選びなさい」と。

しかし如意は、楊淑妃の話よりも彼女が手に持っている扇子が気になって仕方がない様子です。

如意の目線に気づいた楊淑妃は、扇子を如意に譲ることにしました。

それぞれの思惑

皇子たちの一覧

母親 備考
皇太子 亡き皇后 落馬により足に障がいが……
李泰(魏王) 亡き皇后 韋貴妃と組む
李恪(呉王) 楊淑妃 母親思い
李祐(斉王) 殷徳妃 辺地にいる
稚奴 亡き皇后 世継ぎ争いとは無縁

大朝会まで残り1か月を切り、宮廷の者たちはそれぞれに思惑を抱きます。

殷徳妃:息子の斉王に会うことだけを考えている。そのためには誰サイドにつくべきか思案中。

斉王:「母の愛情はホンモノだが、母は私の欲するものを理解していない」

皇太子:馬球隊長に選ばれてみせる!(大朝会では馬球が催される)

魏卿:皇太子の師になった以上、彼には何としても皇太子の座を守り抜いてもらわなくては……。

楊淑妃:「息子(李恪)よ、馬球隊長を選ぶ際の腕比べでは、わざと皇太子に負けなさい」

李泰:どんな策を用いても自分は腕比べでは勝てない。だから……。

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【武則天-The Empress-】感想11話

韋貴妃が“貴妃”という高位なのも、寵愛されている(ように見える)のも、朝廷での韋の勢力が強いから。

しかし、今回の瑠璃宴の件といい、韋貴妃は後宮で力を失いつつあるので韋一族の没落の日も近いのかもしれません。

一方の如意は、掖庭を出て後宮に戻ることになりました。

今までは、(掖庭にいたというのもありますが)如意は後宮での争いには関与していませんでした。

しかし、今後は古株妃たちと関わっていくことになりそうなので、後宮での如意の活躍が見られそうで楽しみです。

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【武則天-The Empress-】感想12話

第4皇子の李泰は、韋貴妃と手を組むぐらいですから、今後は悪役キャラになっていきそうな予感。

彼は皇子たちのなかでは1番策謀に長けているようですが、「どんな策を使おうとも、腕比べでは他の皇子に勝てない」と言っていたことから、あまり武術は得意ではないのでしょう。

逆に、皇太子の剣さばきは見事で、足に障がいを負っているとは思えないほどの華麗な武術に見惚れました。

次回は、馬球隊長を決めるための腕比べが行われるようなので、各皇子たちの武術に期待。

大朝会は一大イベントゆえに、そこで結果を残せるかどうかで各自の行く末が変わってくると思われます。

特に、一家が衰退ぎみの韋貴妃と、皇太子の座を維持したい皇太子は、今回の大朝会に“並ならぬ意気込み”を抱いていることでしょう。

楊淑妃サイドにつくと決めた如意の今後も気になるところです。

※次回13話・14話のネタバレ感想はこちらになります。

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