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【キングダム】シーズン2第5話・最終回(6話)のネタバレ感想(韓国ドラマ)

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韓国ドラマ【キングダム】シーズン2第5話・6話。

最終回というだけあって、ゾンビとの死闘は映画並みのクオリティでした。

増殖するゾンビをどのように処理するのか、その解決法は必見です!

この記事では、ネタバレ感想とゾンビの全貌についてお届けします。

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【キングダム】シーズン2第5話ネタバレ

増える味方たち

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チャン世子の味方についた者や、王妃に逆らった者やその家族たちが処刑されることになってしまいました。

処刑の当日。

チャン世子の側についていたキム・テフン隊長は、役人のところへ行き密告をします。

「世子の隠れ場所を教えるから、私の家族は処刑しないでほしい」と。

密告を聞いた役人は、大勢の兵たちを連れて隠れ場所へ向かいますが、到着するとそこはもぬけの殻でした。

実はキム・テフン隊長の密告は、多くの兵を引っ張りだすためのウソ。

兵たちが移動している隙に、チャン世子は手薄になった漢陽ハニャン(都)の関所をくぐり抜けていたのです。

処刑場についたチャン世子は、処刑をやめさせて処刑者たちを全員助けます。

それにより、助けられた者たちが続々とチャン側につき、一同は宮殿に向かいました。

王妃の覚悟

♦宮殿♦

もともと王妃に反感を抱いていた官僚や、情勢が不利だと察した者たちが、続々とチャン世子に寝返りました。

結果、王妃は孤立して逃げ場もなくします。

このままでは玉座を守り切れないと悟った王妃は、手下に「牢にいるゾンビを解放しろ」と命じました。

彼女は、どうせ玉座が手に入らないのなら、自分もろともチャン世子を道連れにするつもりなのです。

王妃が正殿(政治を行う場所)の玉座で堂々と待ち構えていると、チャン世子たちが現れました。

「玉座は誰にも渡さない」と言う王妃。

直後、宮殿内が悲鳴に包まれます。

牢から放たれたゾンビが人々を襲い始めたのです。

チャン世子は、宮殿の門をすべて封鎖するように命じ、自身はゾンビを処理していきます。

しかし、ゾンビの数は増えるばかりで……!?

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【キングダム】シーズン2最終回(6話)ネタバレ

チャン世子の作戦

宮殿内のゾンビがあまりに増殖しすぎて、これ以上は手に負えそうにありません。

チャン世子の部下たちは「世子様だけでも、裏の庭園からお逃げください」と提案をします。

庭園という言葉を聞き、チャン世子は思い出しました。

「そうだ、庭園にはがある」

ゾンビは水が弱点なので、ゾンビたちをに沈めることができれば状況を打開できるかもしれないとチャン世子は考えたのです。

とはいえ今は冬。

庭園の池は表面が凍っているため、どうにかして割らなくてはいけません。

チャン世子は凍った池の表面に何度も銃弾を打ち込み、ゾンビたちを待ち構えました。

ゾンビとの戦いが終わるとき

♦正殿♦

ついに扉を破られ、ゾンビが正殿にも侵入してきます。

王妃らと正殿にいたソビは、ゾンビの弱点である火をつけるなどして何とかゾンビを遠ざけました。

その間に、王妃はついにゾンビの餌食となり、そのうえ王妃もゾンビ化するのです。

ソビは、近くに置かれていた赤子を抱き、火のついた衣をまといながらゾンビの群れをかいくぐります。

そのまま一室に逃げ込んだソビがふと赤子の手首を見ると、ゾンビに噛まれた痕がありました。

ソビは、赤子の手首を水につけて虫を取り出します。

♦庭園♦

チャン世子の狙いどおり続々とゾンビがやってきますが、氷った表面はなかなか割れてくれません。

ゾンビとの死闘を繰り広げる中で、チャンの味方も次々に噛まれていき、やがてチャン本人も噛まれてしまいます……。

絶体絶命に陥ったその時、ようやく池の表面が割れました。

一斉に池に沈んでいくゾンビたち。

もちろんチャンたちも落ちていきます。

ゾンビに噛まれながらも死に至らなかったチャン世子、ヨンシン、ボムパルは命が助かりました。

傷口を水に浸けたことで、体内からが抽出されたためです。

逆に、死んでゾンビ化した者たちは池に沈んだままで、生き返ることはありませんでした。

チャン世子とソビの旅

ゾンビとの戦いが終わり、生き残った官僚たちはチャン世子が王位につくことを望んでいるようですが、同時に懸念もありました。

それは、王妃が産んだ(本当は産んでないけど)赤子の存在です。

「赤子を生かせばいつか謀反が起こります。災いの種は、今ここで殺すべきです」

その言葉を聞いたチャン世子は、悩んだ末に言いました。

「確かに、王位継承者はひとりであるべきだ」

チャン世子は、王様の首をはねた自分は後継者にふさわしくないと言い、王宮から去ることを決意するのです。

私は死んだことにしてくれ……と。

7年後。

赤子は成長し、幼き王となっていました。

ある夜、王の手首の傷跡に異変が起きます。

の形をしたものが手首から肩→額→脳へと王の体内で移動していったのです。

手首の傷跡は、かつてゾンビに噛まれた時のもの

一方でチャンは、ソビ女医とともに生死草の謎を解明する旅を続けています。

なぜなら、ゾンビ化は完全にはおさまっておらず、今でも各地でゾンビが現れるからです。

ある日、生死草の売人の情報を得たチャンは、売人に会うために北へと向かいます。

北の地で生死草を見つけたチャンとソビは、奥にある建物が気になり入ってみると……。

足首に鈴をつけたゾンビが飼われていました。

そして、ひとりの女性(チョン・ジヒョン)が振り返ってこちらを見たところでシーズン2は幕を下ろしました。

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ゾンビの全貌/ソビの記録日誌

女医のソビがまとめた記録日誌に、シーズン2までのゾンビの全貌が記されています。

疫病=ゾンビ化する病のこと。

化け物=ゾンビ。

持律軒ジユルホン=診療所。

疫病は死者を生き返らせて起こりました。
生死草に付いた虫の卵が体内で孵化して脳を操るのです。
生き返った者は理性を失い、痛みを感じず、人の血や肉を求め始めます。

本来は彼らにかまれても化け物になることはありませんでした。
体が冷えて苦しんだ末に亡くなるだけだったのです。

病状が広がり始めたのは 東菜の持律軒でした。
患者にかまれた遺体を調理して食べた人々が、発作で亡くなり化け物になりました。
この時から、かまれた者も化け物に変わるように。

中には化け物にならない者もいます。
死に至る前に水につかれば、病原の虫が脳にたどり着けず体内から出てくるのです。
脳が十分に発達していない赤子にも病はうつりません。

冷たい性質を好むため、春や夏には発病せず、秋や初冬は日の出ていない間だけ発病し、最も寒い冬至から立春の間は昼夜を問わず発病を。

いまだに解けない謎が一つあります。
病原の虫は冷たい性質を好みますが、なぜか熱を加えると病が広がりました。

生死草には更に大きな秘密が隠されています。

出典:【キングダム】シーズン2第6話より引用

生死草の謎がすべて解けたかのように思わせておいて、最後の一文で大きな謎を匂わせているところが秀逸です。

さらなる秘密とは何なのか、次シーズンへの期待が高まります。

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【キングダム】シーズン2第5話の感想

いまだにチャン世子は、王様の首をはねた大逆人という立場ではありますが、ハクチュが死亡したことでかなり動きやすくなりました。

やはり敵としては、王妃よりもハクチュのほうが手ごわかった印象です。

ただ、王妃が自分の死もいとわずに牢のゾンビを放つという暴挙にでるとは予想外。

玉座を手に入れられないのならばいっそ全員で心中する!という王妃の思考には、深い闇と歪みが感じられます。

宮殿内でゾンビと戦うアクションシーンは素晴らしく、映画並みのクオリティでした。

とはいえ、ゾンビは倒しても倒しても増えるばかりで、第5話はチャン世子が大ピンチに陥ったところで幕を下ろしました。

ゾンビは水が弱点なので、ここで大雨でも降ればピンチを免れると思うのですが……結果はいかに!?

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【キングダム】最終回(6話)の感想

ピンチを救ったのは雨ではなく、(凍っていた)池でした。

ドラマ内で庭園と池が何度も映ったのは、最終話に向けての伏線だったのかと感心しきりです。

予想の上をいくゾンビの解決法(池)が素晴らしかったですし、これまでの謎や伏線がしっかり回収されたことにも大満足。

これはかなりの良作です。

一度おさまったはずの疫病(ゾンビ化)が、数年後になって再び起こるといった展開も、次シーズンへの繋ぎとしては無理のない自然な展開と言えます。

生死草にはまだ謎が残されているようなので、シーズン3以降もかなり期待できそうです。

最終話のラストシーンで、超人気女優のチョン・ジヒョンが登場したことも、韓ドラファンにとっては嬉しいサプライズと言えましょう。

おそらく、シーズン3ではチョン・ジヒョンもメインキャラのひとりになると思われます。