【瓔珞(エイラク)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃】3話・4話。瓔珞は、宮中で姉の元恋人と遭遇しました。さらに、姉の形見も見つけた瓔珞が死の真相を暴く日も近いかも!?また、3話ではついに傅恒が登場!
【瓔珞(エイラク)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃】ネタバレ3話
姉の形見
霊柏(木)を殴りつけた瓔珞は乾隆帝に咎められたものの、なんとか言い逃れをすることができました。
その後。
衣を運んでいた瓔珞は、途中で何者かに空き部屋に誘い込まれます。
瓔珞が顔を確認すると、相手は姉の元恋人・慶錫でした。
瓔珞は「姉に支えが必要なときにいなかった」と慶錫を責め立て、姉を娶る気なんて最初からなかったのでしょうと怒り心頭。
そんな彼女に、慶錫は5日ごとに侍衛の当直をしているから困ったことがあったらいつでも訪ねてくるよう言いました。
その時。
玲瓏から報告を受けた方女官が現れ、部屋の扉を思いきり叩きます。
男性といるところを見られたらマズいため、瓔珞はとっさに方女官の顔に籠をかぶせてその隙に慶錫を逃がしました。
さらに瓔珞は、方女官を棒で叩きまくり「厠(トイレ)を覗く不審者だと思った」と弁解したのです。
そうして密会の罪からは逃れたものの、瓔珞に叩かれて腰を痛めた方女官の怒りはおさまりそうにありません。
方女官が去った後、瓔珞がふと下を見ると姉の形見(飾り結び)が落ちていました。
傅恒(ふこう)が初登場!
霊柏を傷つけた女官(瓔珞)を見つけ出すよう乾隆帝に命じられている李総管は、繍坊の女官全員を並ばせました。
張女官は瓔珞のことだと感づいて瓔珞を逃がします。
逃げた瓔珞は、錦繍とともに衣を運びますが道中で人だかりができていました。
どうやら、皇后の弟で侍衛だという傅恒(シュー・カイ)をひとめ見ようと女子が集まっているようです。
錦繍も傅恒のファンらしく、衣を運ぶ仕事を放り出して傅恒の気を引こうとあれこれ試みますが……!?
【瓔珞(エイラク)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃】ネタバレ4話
復活した皇后
錦繍は、傅恒の気を引くために目の前でわざと転んだりしてみるも相手にされません。
それを見た瓔珞は、「仮に彼の目に止まったとしても密通がバレたら命はない」と錦繍に忠告します。
さらに「畜生で恥知らずな男どもと同じ考えね」と言うと、錦繍は怒って去っていきました。
直後、瓔珞の言葉が聞こえていたらしい傅恒が現れ瓔珞の行く手を阻みます。
「畜生?恥知らず?男に偏見があるようだが、私や陛下も同じか?」
瓔珞はとっさに弁明し、逃げるようにその場を去りました。
その後、傅恒は姉の皇后の住まいを訪れます。
皇后は3年前に息子の永璉を亡くして以降ふさぎ込んでおり、皇后としての務めをまったく果たせない状態。
そんな彼女が心配で見ていられなくなった傅恒は、立ち直るように諭したあと、乾隆帝から預かったという贈り物を置いていきました。
その贈り物は乾隆帝の詔で、“永璉を皇太子に冊封する”と書かれていたのです。
(詔が書かれたのは永璉が生きていた頃)
詔を読んだ皇后は、子を愛していたのは自分だけではなく、乾隆帝も子に大きな期待と愛情を抱いていたことを知りました。
共に苦しんでくれない乾隆帝を恨んでいた自分を恥じ、これからは皇后の務めをはたそうと決意したのです。
翌日。
悲しみから立ち上がった皇后は、集まった妃たちの前で後宮の管理を再び仕切ると宣言します。
瓔珞の演技
女官の玲瓏は、高貴妃の侍女である芝蘭に取り入るため(あるいは瓔珞をハメるために?)枇杷膏の話をしました。
「瓔珞が枇杷膏に毒があると言っていたんです」と。
するとその後、芝蘭は瓔珞を高貴妃のもとへと連行しました。
瓔珞は危機を感じたのか、高貴妃の部屋に入るなりわざと転んだり大声を出しバカな子を演じます。
【瓔珞(エイラク)】感想3話
霊柏の件はわりと苦しい言い訳でしたが、何とか逃れることができました。
瓔珞という女性はとにかく一瞬の機転が素晴らしく、どんなピンチでも切り抜けられそうだという安心感があります。
姉のことで感情を封印しているのか無表情なことが多い瓔珞ですが、そんな彼女の心を揺さぶるような人が今後現れるのか、そのあたりも楽しみです。
そして、今回は傅恒が初登場!
本作は大物キャストはあまり起用されていないのですが、本作がきっかけでブレークした俳優が多数で、傅恒役のシュー・カイもそのひとりです。
辮髪でこのカッコ良さなら、きっと現代姿の彼はもっと素敵なのでしょう♥
【瓔珞(エイラク)】感想4話
今回は瓔珞はあまり出てこず、皇后にスポットライトが当たった回でした。
子を亡くしてから3年間悲しみに暮れていた皇后。
自分と同じように乾隆帝にも悲しんでほしかった、共に苦しんで欲しかったという皇后の痛切な心情に涙しました。
もしも普通の夫婦ならば、皇后が望むような“一緒に苦しんで乗り越える”という生き方ができたかもしれません。
でも相手は皇帝。
乾隆帝は国の主ゆえにそういう生き方はできないでしょうが、それでも常に皇后への愛を感じます。
皇后を無理やり立ち直らせようとはせず、彼女が自分の意志で立ち直るまで見放さずに待つといった乾隆帝の接し方に静かな愛を感じるのです。
今回、ようやく皇后が悲しみから立ち上がったことで、高貴妃の独断場だった後宮にも変化が起きそうですね。
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