【リベンジ】シーズン1の見どころと感想。
幼いころに父親が無実の罪で逮捕され、人生が一変したアマンダ。
成長したアマンダはエミリーと名前を替え、復讐のために故郷ハンプトンへ戻ってきます。
父を裏切った人々を次々と破滅させるエミリーでしたが、計画を進めていくにつれ新たな真実を知ることになるのです。
【リベンジ】作品情報
作品データ | |
公開 | 2012年 アメリカ |
原題 | Revenge |
俳優 | エミリー・ヴァンキャンプ、マデリーン・ストー、ニック・ウェクスラー、ガブリエル・マン、ヘンリー・ツェーニー、ジェームズ・タッパー、ジョシュ・ボウマン、クリスタ・B・アレン、真田広之、アシュリー・マデクウェ、他 |
オフィシャルサイト |
【リベンジ】シーズン1あらすじ
アマンダ(エミリー・ヴァンキャンプ)は、アメリカ北東部の高級避暑地ハンプトンで、父親デイビット(ジェームズ・タッパー)と幼少時代を過ごしていました。
【リベンジ】シーズン2ネタバレ。復讐に巻き込まれ、あの人が命を落とす!
ある日、突然デイビットが旅客機を爆破したというテロの罪で逮捕され、無実を訴えながら獄中で亡くなってしまったのです。
父親と離されたアマンダは、里親を転々としながらの生活を送ることになってしまいます。
素行は悪く少年院に入れられてしまうほど、荒れた生活を送る少女になっていたアマンダ。
そんなアマンダの出所日に、迎えに現れたのはIT実業家のノーラン(ガブリエル・マン)でした。
ノーランは、デイビットが生前書いたメモや手紙をアマンダに渡します。
それを見たアマンダは、デイビットが無実の罪を着せられていた事を知ったのです。
デイビットの無念をはらすため、アマンダは刑務所内で知り合ったエミリー(マルガリータ・レヴィエヴァ)と名前を交換し、エミリー・ソーンとしてハンプトンに戻ることを決意。
彼女の目的はただひとつ。
父親を陥れた当時の雇用主グレイソン家と、彼と一緒に陰謀に関わった者たちに復讐することでした。
【リベンジ】シーズン1の主要キャスト
エミリー・ソーン(偽名)/アマンダ・クラーク(本名)
アマンダ・クラークは、刑務所で知り合ったエミリー・ソーンと名前を交換。
父親を陥れた人々に復讐するため、エミリー・ソーンとしてハンプトンに戻ってきま。
ノーラン・ロス
IT実業家の富豪。
デイビッドに助けてもらった過去があるので、エミリーの復讐に手を貸しています。
コンラッド・グレイソン
グレイソン・グローバル会社のCEOで、デイビッドの元雇い主。
デイビッドをテロの犯人に仕立てた主犯格。
ビクトリア・グレイソン
コンラッドの妻。
デイビット逮捕前は、デイビットと不倫関係にありました。
ダニエル・グレイソン
コンラッドとビクトリアの跡取り息子。
プレイボーイで知られていましたが、エミリーと恋に落ち、エミリーの復讐に利用されることに。
シャーロット・グレイソン
ダニエルの妹でグレイソン家の長女。
コンラッドとビクトリアの娘として育てられてきましたが、実はビクトリアが不倫した時の子で、後に実父はデイビットと判明することになります。
アシュリー・タベンポート
グレイソン家に雇われ、ビクトリアの秘書のような仕事をしています。
エミリーとは親友関係にありますが、セレブの仲間入りをしたいという野望を持っています。
ジャック・ポーター
アマンダの幼なじみ。
アマンダがハンプトンを離れる時に愛犬サミーを引き取り大切に育てています。
父親が急死し、弟を養うため父の飲み屋ストア・ウエイを引き継いで経営しています。
デクラン・ポーター
ジャックの弟。
シャーロットと惹かれあう関係になります。
リディア・デイヴィス
ビクトリアの親友で、コンラッドの愛人。
タイラー・バロル
ダニエルの大学時代の友人。
グレイソン社で雇ってもらおうとダニエルと共にハンプトンに来ています。
アマンダ・クラーク(偽名)/エミリー・ソーン(本名)
アマンダと少年院で知り合い名前を交換することに同意し、アマンダ・クラークとして生きていきます。
アマンダとしてハンプトンに来たエミリーは、ジャックに好意的な感情を抱くことになります。
【リベンジ】相関図
以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。
【リベンジ】シーズン1の見どころ
殺されたのは誰?殺したのは誰?
夜の海辺で、何者かが射殺されたところから物語は始まります。
そこから遡って、そこに至るまでのストーリーになるのですが、シーズン最後に冒頭と同じ場面になり、色々な疑惑がクリアになってくるというのはよくあるパターンです。
しかし、このドラマではエピソードの半ばくらい海辺でのシーンに至るという構成となっています。
なぜなら、それが今シーズンの一番の山場ではないからです。
もちろん、この事件は後まで大きく影響するひとつですが、とにかく後半はエミリーの復讐劇が加速しハラハラドキドキの連続です。
海辺で撃たれた男性はダニエルではないかと思わせる流れとなっていますが、実は撃たれた人はタイラー。
そして、銃を片手に立っていたのがダニエルだったのです。
タイラーは、コンラッドの会社に雇ってもらおうと、野望に満ちた青年なだけだと思っていましたが、実は精神疾患を患っているという裏の顔を持っていたのです。
現行犯で逮捕されてしまったダニエル。
実際、一発目はダニエルが撃ったのですが、トドメを刺したのはエミリーの師匠で復讐の手助けをしているタケダでした。
更に運悪くジャックがそこにやってきたものだから、事態は複雑化していってしまう展開となっていくのです。
謎の男、タケダ
日本の投資会社CEOのサトシ・タケダ。
デイビットの友人で、エミリーに武術や復讐するにあたっての心構えなどを教えている人物で、真田広之さんが演じています。
エミリーは、ハンプトンに来る前、タケダから武術を教えてもらっていました。
映画【ラストサムライ】(2003)をはじめ、多くの海外映画やドラマに出演している真田さんが演じているだけに、日本語はもちろん英語のセリフも素晴らしいです。
違和感のある日本語をはなす日本人がでてくる海外ドラマもありますが、日本でも超一流俳優の真田さんが演じたことで、ストーリーから外れることなく見ることができます。
次々と復讐していくエミリー
タイトルにあるように”リベンジ(復讐)”がこのドラマのメインテーマです。
父親を陥れる陰謀に加担した人物をリストアップしていたエミリーは、前半からサクサクと復讐に手を染めていきます。
ヴィクトリアの親友リディアが、コンラッドと不倫関係にあることを暴く細工をし、テロリストと広めた人物の財産を失わせます。
また、事件に関わった当時の検察官や精神科医までも失脚させるという非情さは、エミリーの復讐心がどれだけ深いものかが伺い知ることができました。
この復讐劇に利用されたダニエルは少し不憫に思ってしまいますが、エミリーも単なる復讐心からダニエルと付き合っている感じでもなさそうな気も。
【リベンジ】シーズン1の感想
1シーズンが22話という長いシーズンですが、全く飽きさせるどころか、次々に観たくなるほど引き込まれていくストーリーでした。
復讐劇といえば、暗殺などといった命を絶つことを目的にしているドラマもありますが、エミリーは命を狙うというより社会的地位や財産を破滅させていく方法をとっているので、そこが面白いポイントです。
図らずも命を落としてしまう人物もでてきますが……。
デイビットと不倫関係にあったにも関わらず、陰謀に手を貸してしまったヴィクトリアの苦悩も徐々に強くなっている様子。
とはいえ、飛行機事故に巻き込まれてしまったヴィクトリア。
このまま今シーズンでお別れとなってしまうのでしょうか?
さすが全米で1,000万人以上の視聴者を虜にしたドラマです。
次のシーズンは更にパワーアップしていること間違いなしですね。
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