【スーパーナチュラル】ファイナル第13話ネタバレ。
チャックは終焉に向け全てを一掃し始めていた。
その計画を阻止するのはサムとディーンだとビリーは言う。
なぜなら、彼ら2人は神の破壊を託された使者だったからなのだった……。
【スーパーナチュラル】ファイナル第13話 序章。
*ファイナルシーズン14話~の配信は未定。
チャックによる異次元崩壊の兆候を探していた時に、不気味な揺れを感じたサムとディーンは、”28”の部屋から光が漏れていることに気づく。
ドアを開けてみるとそこには、異次元の裂け目とこじんまりした可愛らしい車があったのだ。
突然現れた光景に、サムとディーンは目を疑うも、驚いたのはそれだけでは無かった。
なんと、その小さな車から別世界のサムとディーンが降りてきたのだ。
革靴を履き、高級時計を身に着けたおしゃれリッチなサムとディーン。
お互いの存在に驚いたのもつかの間。
異次元の扉が崩壊し始めると同時に強い光を放ち、別世界のサムとディーンは車ごと姿を消した。
【スーパーナチュラル】ファイナル第13話ネタバレ
時空の歪み
サムとディーンは、見たことをそのままカスティエルに伝えたが彼は理解不能という様子だった。
そこにビリーがやって来て事情をを説明する。
彼女によると、別世界のサムとディーンの世界をチャックが崩壊したため、彼らは逃げてきたのだと言う。
さらに、他のすべての別世界はすぐに片が付く、次はこの世界だけだと忠告した。
この世界にチャックの手が及ぶのも間近、そこでビリーは計画を進めると伝えに来たのだ。
ビリーはまずジャックの体力を回復するのを目的としていたが、その準備は整っているとジャックは言う。
次は精神面の回復。
それには”オカルタム”が必要だと言うが、そもそも”オカルタム”がどこにあるのかはビリーも知らないと言うのだ。
サムは、オカルタムが何なのかを調べてみたがどこにも記述がなく探しようがなかった。
そんな中、ディーンは自分たちが置かれている状況を考えていた。
自分たちは神の破壊を託された使者で、ジャックが神を倒す、そうなればこの世界に残るのはアマラだ。
でもジャックなら彼女も倒すことが出来るだろう。
つまりは、チャックを倒せばアマラが残りバランスが崩れる。バランスが崩れれば世界も終わりだ。しかし、彼女も殺せば世界のバランスが保たれるのではないかとディーンは考えていたのだ。
そんな中、カスティエルがオカルタムに関する情報をセルゲイから入手する。
オカルタムを探しに
セルゲイからの情報によると、オカルタムは神に由来するものでずっと古い寺院にあったがモンゴル族の侵略で奪われた。
その後はヤコブソン家にあったがヤコブソン家の子供が不治の病になり、オカルタムと引き換えに手をかざして光を発する”信仰療法”で直してもらったという。
つまり、ヤコブソン家の子供を治療したのはジョーだったのだ。
サムとディーンは、すぐにジョーを訪ねたが、彼女は神を敵に回すのは嫌だと拒否。
それならばと、剣をちらつかせてオカルタムを渡すか死ぬかを選択させた。
するとジョーは、オカルタムはルビーが隠したと言い、オカルタムがルビーに渡るまでの経緯を話す。
要するに、オカルタムはルビーが地獄に隠したが、サムとディーンがルビーを殺したから隠し場所は分からないと言うのだ。
ならば、地獄で探すしか方法はない。
そこでサムとディーンは、ロウィーナの呪術で再び地獄へ行くことに決め、隠れ家に戻って来た。
ところが、2人はカスティエルからある不思議な現象を見せられた。
なんと、壁の中に別世界のディーンとサムがいたのだ。
こちらから彼らは見えるものの、彼らからは見えない様子。
カスティエルの推測によると、扉が閉じる前に彼らの世界が破壊されたため、2人は爆風に巻き込まれて異次元の隙間に残されてしまったのではないかとのことだった。
それでも、彼らは特に苦しんでいる様子もないことから、まずは地獄行きを優先させることにした。
しかし、地獄で待っていたのは刺客だった。
ジョーは、2人を殺せば地獄から出すという条件で、堕ちた天使と取引していたのだ。
その一方で、ジョーの話を疑問に思ったカスティエルは直接ルビーに行くため、仮死状態となって虚無に行くことに……。
カスティエルは虚無に狙われている、それを承知でルビーに会いに行き話を聞いたところ、ジョーの話は全て嘘だと分かった。
さらにルビーは、虚無から出すのを条件にオカルタムについての”真実”をカスティエルに伝えたのだ。
【スーパーナチュラル】ファイナルシーズン第13話結末まで
別世界の僕ら
カスティエルがルビーから聞いた情報によると、オカルタムは”この世界にある安全な場所”のことであることが分かった。
隠し場所も聞いたとのことで早々に向かおうとしたが、チャックに動きを知られたら計画が終わってしまう。
そこでディーンは考えた。
チャックは隠れ家を探りに来るかもしれないから、隠れ家にいる自分たちを見せておこうと。
そこで別世界のサムとディーンの登場となった。
キャスの恩寵で異次元の扉を開き、彼らをこちらの世界へ連れてきた。
同じ顔×2組で向かい合う奇妙な光景が映し出される。
サムとディーンは、別世界のサムとディーンにビールを出し彼らの世界での2人の状況を聞いてみた。
・別世界のサムとディーンは、ハンターであり実業家。
・酒は父親の主義で、父のブランドのスコッチを飲み息子にも贅沢させているからビールは慣れない。・父親は健在で、息子たちに超甘。
・一緒に世界を出たが、はぐれてしまい、今はどこにいるか分からない。
・父は立派で最高の男・サムは小指を立ててビールを飲む
・狩りにはパイロット2組待機させた自家用機で世界中を回る
・狩りにはハンター社から報酬が出る(父親が起こした大企業)
あまりにも違いすぎる生活環境にサムtディーンは一瞬言葉を失くす。
とはいえ、今は彼らの世界はない。
ディーンは、今この世界で起こっていることを2人に説明し、代役として隠れ家で留守番してほしいと頼んだ。
ジャックが魂を取り戻す
ルビーから聞いた隠し場所には、サム、ディーン、カスティエル、ジャックの4人で向かった。
場所は小さな教会だったが、ルビーは万が一のことを考えて”地獄の番犬”を見張りにつけていた。
急いで教会に入るとルビーから聞いた”十字架が示す所”を探す。
すると、キリストの十字架に光が当たり床に十字架の影が表れた。
床をはいでみると、青い袋に入った球体が出て来た。
球体にはエノク語で「オカルタムに入るにはオカルタムを自らの中に」と書いてあったため、ジャックが飲み込んだ。
ところがその直後、ジャックの体内から光が発すると同時に彼の姿が消えてしまう。
ジャックは、美しくピュアな自然の中にいた。
実は、その場所こそが人間が誕生したガーデン=エデンの園だったのだ。
そこには少女がひとり。
彼女は、アダムとイブは罰を受けてガーデンを追放され、その後、神がここを隠したのだと言う。
さらに、ジャックが変わる運命ならそうなる、すぐにわかると言ってどこかへ行ってしまった。
その直後、白いヘビがジャックに”本当の姿を見せて見せろ”と近づいてきた。
ジャックの脳裏には、これまで自分に起きた映像が物凄いスピ―ドで流れ、そのまま倒れ込むと同時に涙が流れた。
その後、ジャックは光となってディーンたちの元へ戻って来た。
彼はオカルタムで魂を取り戻していたのだ。
隠れ家に戻った4人は、別世界のサムとディーンに別れを告げた。
一方で、ジャックは魂が無かったとはいえ、サムとディーンの母メアリーを殺してしまったことを深く悔いて、涙を流しながら2人に謝った。
【スーパーナチュラル】ファイナルシーズン第13話の感想
オカルタムがエデンの園であったとは……という感じでした。
今回、ジャックが魂を取り戻すことはビリーの計画の一部だったのか?ということです。
ジャックの魂があるかないかで、今後の流れが決まると言うのであれば、神とアマラがいなくなった世界では、ジャックが神になる可能性もあるということですね。
冒頭で、サムとディーンがこの事について話していましたが、その時点では「まさか」という感じでしたが、予想に近づいてきたような気がします。
さらに、サムとディーンが別世界の自分たちと顔を合わせているシーンにはクスッときました。
裕福なサムとディーンの話を聞いて、張り合おうとするディーンが可愛らしいというかディーンらしいと言うか。
それでも結局、凹まされてしまいましたが。
ただ、別世界の彼らがミニクーパーのような小さく可愛らしい車でやって来たのも、違う2人を見られたような気がします。
ワイルドさが抜けたディーン、髪を束ねて素足の革靴+小指立ててビールを飲むサム。
留守番なんて嫌だよ、なんて言いながらも押し切られちゃう弱い部分は、この世界の2人とは正反対。
どちらもサムとディーンですが、やはりこの世界のワイルドな兄弟の方が”ぽい”です。