【アフターライフ】シーズン2ネタバレと見どころ。再び”死”がトニーを襲う⁉

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Ojikan

作品情報

【アフターライフ】シーズン2ネタバレと見どころ。トニーは最愛の妻を亡くして自暴自棄だったものの、少しずつ前を向いて生きていこうと思えるようになります。しかし、そんな彼を再び”死”が襲うのでした。”愛すること”の素晴らしさを教えてくれる作品です。

【アフターライフ】シーズン2あらすじ

トニーは最愛の妻を亡くした新聞記者。妻・リサを亡くしてから好き勝手に生きていたものの、そうやって人を傷つけて生きていくのは間違っていると気付き、”せめて自分の周りだけでもマシな世界にできれば”と思い始めるように。

それからのトニーは周囲に対し平気なフリをしてみますが、決して立ち直ったわけではなく……。

リサを失った穴はとても大きいことを改めて感じたトニーは彼女を失うと共に、自分のいいところや楽しみも死んでしまったのです。そんなトニーに、追い打ちをかけるかのように、さらなる悲しいことが訪れます。

シーズン1ではリサを失い自暴自棄に陥っていたトニーですが、今シーズンではリサを失った喪失感を強く感じているように見えました。

「常に悲しく、自分のいいところや楽しみも死んでしまった、”空っぽの気分”だ」というトニー。

確かに今のトニーは愛想笑いばかりで、心からの笑顔を見せることはありません。しかし、リサと過ごしていたころのムービーでは、いつも笑顔で彼女と笑い合う様子が残されています。トニーにとって、どれだけリサの存在が大きかったのかがとても伝わってきました。

さらにトニーは、毎日見るリサとのムービーを通して過去の自分を悔やむようになります。リサにしてあげたかったことや、ダンスを断ってしまったことなど……。

リサがいることが当たり前と思っていたあの頃の自分は、恥じらいからきちんと愛情表現ができていなかったと考えました。

そんな中、リサの遺したムービーから周りの人に感謝を伝えるようにと言うメッセージを見つけたトニーは、今まで周囲に対して強く当たっていたのは間違いだったことに気付き、謝罪と感謝を伝えて回るのです。

ある日、マットの元へ新聞社のオーナーがやって来ました。オーナーはいくつかの地方新聞社を扱っている中でも、利益がなく赤字続きなのはここだけのため廃刊を考えていると伝えます。

オーナーが帰った後、マットはその事実を従業員らに告げましたが、意外にも彼らの反応は薄く「他の仕事を探せばいい」というものでした。ところが、サンディだけは「やりたいことにやっと辿り着いたのに」と泣き出してしまいます。

それを見たトニーは、必ず廃刊を阻止してみせるとサンディに約束しました。早速、従業員を集めて会議をするものの、廃刊を逃れられるような案も浮かばず……。

そこで、トニーはオーナーに直談判することに。オーナーとは会ったこともないトニーが、素直な気持ちを伝えチャンスが欲しいと申し出ますが、果たして彼の思いはオーナーへ届くのでしょうか⁉

ある晩、トニーの元へ父の介護施設の職員のエマから電話がありました。エマはためらいながらも、トニーの父が亡くなったと伝えます。

唯一の家族を失い落ち込むトニー。出社したトニーはマットに父の死を伝え、周囲には「同情は堪えるから触れないように」言って欲しいと頼みましたが、郵便局員のパットに伝えた際、彼の優しい態度についに泣き出してしまうのです。

ただ、トニーの涙は悲しみからではなく、これまで自身が吐いてきた今までの暴言について申し訳なく思っていたからでした。それを知ったパットは、「冗談かと思っていたよ」と優しく返したのです。

リサの死も乗り越えられない中での父の死に、トニーは打ちひしがれてしまいます。リサのムービーを見て感傷的になったトニーは、近くにあった睡眠薬を手に取り全て飲み干そうとしました。

するとその時、玄関のチャイムが鳴ります。やって来たのはエマでした。

2人は前から互いに想い合っていたものの、新たな恋は妻への裏切りと考えるトニーとは関係を進められずにいました。お互いに好きというだけでいいじゃないかというトニーに、エマが歩み寄った瞬間だったのです。

早くもシーズン3の配信が決定している【アフターライフ】。今シーズンは、シーズン1よりも痛いほどトニーの心の痛みが伝わってきて、涙を誘われるシーンが多かったです。

トニーとリサが互いをどれほど想い合っていたのかが、とてもよくわかりました。こんなにも想われていたリサは、とても幸せだったに違いないだろうと思います。

今シーズンは自身との葛藤を経て、周囲に謝罪と感謝を伝えたりとトニーの成長が見られました。

サンディのためにオーナーの元へ直談判したり、人のために動く姿も見られてので、シーズン3ではどんなトニーが観られるのか楽しみです！