【瓔珞(エイラク)】あらすじ29話・30話。意識を失った皇后は助かるのか!?

瓔珞(エイラク) アジアドラマ
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【瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~】ネタバレ感想29話・30話。乾隆帝は、辛者庫にいる瓔珞が哀願してくるのを待ちますが、一向にその気配はありません。イラついた乾隆帝は、泣かせろと太監に命令!?その後も、なにかと瓔珞が気になって仕方がない様子!?

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【瓔珞(エイラク)】ネタバレ29話

袁春望、瓔珞に心を開く

傅恒に「情を返せ」といわれた瓔珞は、衣を脱いで体で返そうとする。

しかし傅恒は彼女に服を着せて「私に嫁いでから埋め合わせをしろ」と言い、瓔珞の額にキスをして去った。

瓔珞が辛者庫しんじゃこで労役して半月が経った。

乾隆帝は、太監に「泣いたか?」と瓔珞の様子を尋ねるが、哀願すらしてこないという答えが返ってくる。

それを聞いてイラついた乾隆帝は、「仕事量を増やして泣かせろ」と命じるのだった。

瓔珞の働きぶりに感心したちょう管事は彼女を楽な職場に移そうとするが、乾隆帝からの命令を耳打ちされて態度を一変させる。

それはさておき、この張管事は男色で、以前から袁春望の尻を狙っていた。

それを感づいている袁春望は、張管事に会うのを避けるため食堂にも顔を出さず、溝を流れる残飯や雨水で腹を膨らませている。

それに気づいた瓔珞は、毎日 袁春望に食事を運ぶのだった。

そんなある日、瓔珞から受け取った饅頭を口にした袁春望は意識が遠のき、張管事に襲われそうになる。

おそらく、張管事の部下が饅頭に薬を仕込んだ?

その現場を目撃した瓔珞は、張管事を殴って気絶させ、袁春望を助けた。

それまで心を閉ざしていた袁春望だが、これをキッカケに瓔珞に心を開くようになる。

翌日。

寄りかかってくる袁春望に、瓔珞は「他の女官に嫉妬されるからやめて」という。

だが袁春望は、ここは汚物処理場で誰も近寄らないのをいいことに、瓔珞に寄りかかるのをやめなかった。

そのうえ「傅恒のことは諦めて私を愛せ」などと言い出す。

愛はさておき。

袁春望と瓔珞は、似た者同士で協力しあい共に紫禁城で生き抜くことを誓った。

嫻妃の狙い

高貴妃は、頬紅を作るために花を摘んでいた。

そこにかん妃が現れて、なぜか強気な態度で高貴妃に盾をつく。

「皇后様が皇子を生めば、高貴妃様の威光も潮時です」

それを聞いた高貴妃は激昂し、このままでは後宮での自分の立場が危うくなると感じ、一刻も早く皇后を失脚させなくてはと考えるようになる。

だが、それこそが嫻妃の狙いだった。

乾隆帝と傅恒は政治の話をしている。

乾隆帝は「政治力と同じぐらい女子おなごを見る目が確かなら、朕も安心なのだがな」と、それとなく瓔珞の話を切り出し、いつか瓔珞の化けの皮を剝がしてやると言う。

鹿の血豆腐

皇太后主催の宴では、妃たちが勢揃いしている。

テーブルに鹿の血豆腐が運ばれるが、あまりの臭いのキツさに誰もが顔を歪める。

そんな中、血豆腐は流産を引き起こすらしいと聞いた皇太后は、すぐに下げるよう命じた。

直後、ひとりの女官が血豆腐の皿を床に落とし、その匂いに誘われたコウモリの大群が部屋に押し寄せる。

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【瓔珞(エイラク)】ネタバレ30話

意識を失ってしまった皇后

コウモリの大群が押し寄せ、宴はパニックになった。

騒ぎの中でケガをする者もいる中、嫻妃はまっ先に皇太后を守り冷静に対処する。

一方で高貴妃は、混乱に乗じて皇后を突き落として自分もわざとケガを負った。

転落の際に頭を打った皇后は意識を失い、宮に運ばれたあとも回復の兆しはない。

乾隆帝は心配そうに皇后を見守っている。

明玉も心配でたまらず泣き出してしまうが、陛下の前で泣けば罰せられると爾晴じせいに言われて部屋を出た。

明玉は急いで瓔珞に会いにいき、宴での出来事を話す。

皇后を一番最初に見つけたのが高貴妃だと聞いた瓔珞は、高貴妃のしわざに違いないと見当をつけた。

すぐに明玉とともに長春宮に向かう瓔珞だったが、到着した途端になぜか「私には関係ない」と言い始め、辛者庫に引き返す。

追ってきた傅恒にも悪態をついて突き放した。

コウモリ大量発生の原因が、“鹿の血豆腐”の臭いによるものだと判明する。

誰かのしわざかもと疑う傅恒は、血豆腐の皿を落とした女官の話を聞こうとするが、その女官はすでに死亡していた。

乾隆帝、無意識の好意

瓔珞は、高貴妃の宮に牛乳を運ぶ役目を引き受けた。

かねてより瓔珞に恨みを抱いている高貴妃は、手を踏みつけたり牛乳をぶっかけるなどして、ここぞとばかりに瓔珞を痛めつける。

そこへ突然、乾隆帝の来訪が告げられた。

高貴妃は、乾隆帝が来るなり急に態度をしおらしくして甘え口調になる。

乾隆帝はそんな高貴妃をよそ目に、去ろうとする瓔珞に目をやった。

瓔珞の手が腫れて震えていることに気づいた乾隆帝は、大雨なのも構わずに外へ出て瓔珞を探しまわる。

すると、人気ひとけのない場所で瓔珞がうずくまっていた。

その姿を見た乾隆帝は「哀れなフリはやめろ!」と言いつつも、傘を与えてその場を去った。

だが、宮に戻ってからも瓔珞のことが頭から離れない乾隆帝は、もう一度同じ場所に足を運んだが、瓔珞はおらず傘だけが残っていた。

大雨に打たれた瓔珞は倒れてしまう。

偶然通りがかった嫻妃は、瓔珞を侍医に診せるよう配下に指示をした。

その後、瓔珞が目を覚ますと袁春望がいた。

一方、付きっきりで袁春望が看病するのを見た錦繍は、瓔珞への憎しみを募らせる。

敏腕をふるう嫻妃

誕辰たんしん・・・誕生日祝いの宴のこと。

皇太后の宮を訪れた高貴妃は、皇太后の誕辰の準備を任せてほしいと申し出る。

そこへ嫻妃がやってきた。

皇太后は、嫻妃が発案したという“堀の運用”を褒める。

現在、堀で育てた蓮根と菱の実は、後宮での消費はわずかのみで残りは捨てている。

それを捨てずに売り、魚と鳥の育成をして銀子を得ようというのが嫻妃の考えらしい。

皇太后はこの発案だけでなく、嫻妃がコウモリ事件の際に冷静に対処したことにも感心しており、彼女の敏腕ぶりをかなり気に入ったようだ。

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【瓔珞(エイラク)】感想29話

袁春望は初めは頑なに心を閉じている感じでしたが、一度心を開いたら態度がコロリ。

瓔珞に対して密着&ベッタリで驚いてしまいました。

瓔珞も心を開いた相手にはボディタッチが激しいので、2人はやはり似た者同士なのかもしれませんね。

それにしても乾隆帝は、瓔珞のこととなると途端に子供っぽくなります。

特に「泣かせろ」とかいう、小学生が好きな子をいじめる時に使うようなセリフには笑ってしまいました。

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【瓔珞(エイラク)】感想30話

意識不明の皇后も心配ですが、お腹の子も無事に生まれるだろうかと心配が尽きません。

おそらくコウモリ事件は、高貴妃と舒貴人が仕組んだものだと思われます。

でも、皇后を始末させるために高貴妃を挑発したのは嫻妃なんですよね。

嫻妃は、自分の手を汚さずに人を操るタイプなので、まさにラスボスといった感じです。

今回の高貴妃は、瓔珞への今までの恨みを晴らすが如く、手を踏みつけたり牛乳をぶっかけたりとやりたい放題。

それなのに、乾隆帝が来た途端に態度を変えまくるのが面白かったです。

そして乾隆帝は、瓔珞の手が腫れているのに気づいたり、雨の中で瓔珞を探したりと、その行動は完全に“好き”という感情にしか見えません。

普段が毅然として強気な瓔珞だからこそ、彼女の弱りきった姿を見てより一層心配になったのかもしれませんね。

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Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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