【ポロス~古代インド英雄伝~】シーズン3第51~55話。パウラヴァでは、アヌスヤとバムニが窮地に陥っていました。2人を助けたいプルでしたが、今はアレクサンドロスの侵略を防ぐことを優先するべきだと判断するのです。
【ポロス~古代インド英雄伝~】51話~55話
51話のあらすじネタバレ
シヴダットは、溜まりに溜まったアヌスヤへの怒りやタクシラ国への恨みを晴らすため、アヌスヤに水をぶっかけるなどして辱めた。
そして「今日からこの女(アヌスヤ)は娼婦だ」と言い捨てて娼館を去ろうとする。
だがアヌスヤは、いくら侮辱されようとも誇りは揺らがないと毅然な態度を崩さない。
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プルは、アンビ王子とアンビ王が言い争っているのを目にする。
2人は戦略の話をしていたらしいが、プルが尋ねてもアンビ王は詳しく話したがらない。
その後プルは、アレクサンドロスとの戦いを有利に運ぶために戦象を使うことを思いつく。
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ルクサナは、熱い眼差しで自分を見つめてくるアレクサンドロスに言い放つ。
「その瞳で愛を語っているなら大きな間違い。気障りです」と。
それに対してアレクサンドロスは、瞳に思いを込めても別の作用が働くこともあるようだが、そなたの感情を引き出せただけでも幸いだと言葉を返す。
そこに、ヘファイスティオンからの報告が。
タクシラ国の使者(チャーナキヤ)がやってきたらしい。
アレクサンドロスは初め、使者には会わずに書状を誰かに代読させるつもりでいた。
するとヘファイスティオンは、そんなアレクサンドロスの行動を使者がすべて言い当てていたと驚く。
それに興味を持ったアレクサンドロスは、使者のチャーナキヤと直接対峙した。
52話のあらすじネタバレ
アレクサンドロスと対峙したチャーナキヤは、巧みな話術で興味をひいてアレクサンドロスに気に入られる。
天幕内に案内されたチャーナキヤは、これまで他国は戦で制したのに、なぜインドに限って和睦を求めるのかとアレクサンドロスに尋ねた。
アレクサンドロスはプルが目的だと答える。
すると、チャーナキヤは和睦の証にプルの身柄を引き渡すことを約束した。
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アレクサンドロスとの戦で象を使用するつもりのプルは、ラチとハスティが見守るなか象を手なづけようと奮闘し、やがて象に乗ることに成功した。
53話のあらすじネタバレ
タクシラに戻ってきたチャーナキヤは、アンビ王とアンビ王子の口論を聞いていた。
プルを差し出すと決断したのはアンビ王なのだが、アンビ王子はそれに異論があるらしい。
プルには「翌日アレクサンドロスと戦をする」と伝えているが、実はそれはプルを引き渡すためのアンビ王の策なのだ。
それを知ってか知らずか、プルはアレクサンドロスとの戦の準備を着々とすすめている。
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意識を取り戻したバムニは、母と国の間で揺れるプルの葛藤を見抜き、「アヌスヤもきっと、母より国を選んだことを誇りに思うはずだ」とプルを励ました。
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戦の準備をするアレクサンドロスのもとに、剣を携えたルクサナがやってくる。
ルクサナは、プルとの対峙で動揺するアレクサンドロスの顔が見たいから自分も同行すると言う。
アレクサンドロスは言葉を返した。
「そなたには首を贈る趣味があったな。ダレイオスの首の返礼として、プルの首を贈ってやる」
54話のあらすじネタバレ
タクシラのアンビ王は、アレクサンドロスとの戦の場でプルを引き渡して和睦を結ぶつもりだ。
そうとは知らないプルは、戦場の林の影で潜伏待機していた。
まずはタクシラ軍が到着。
反対方向から現れたアレクサンドロス軍は、プルたちを横切ってタクシラ軍のほうへと進んでいく。
アレクサンドロス軍の弓矢がこちらに届かなくなる距離まで進んだのを確認したプルは、林の影から数体の巨大象を放った。
アレクサンドロス軍は意表をつかれ、なす術もなく象になぎ倒されていく。
敵が混乱しているところに、プルはここぞとばかりにラチに合図を送り落石攻撃→弓矢攻撃という手順で攻撃をしかけさせる。
一方のアレクサンドロスは、象に踏まれそうになっているルクサナを体を張って助けた。
そこに、象に乗ったプルが現れる。
55話のあらすじネタバレ
アレクサンドロスの前に現れたプルは、ペルシャでは生かしたが今日はそうはいかないと言う。
対するアレクサンドロスは、誰にもわが軍の常勝を破らせないと言葉を返した。
2人が睨みあう中、アンビ王子は「アレクサンドロス軍が弱っている今のうちにプルに加勢しましょう」と父アンビ王に提案する。
しかし、アンビ王は静観するつもりのようだ。
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アレクサンドロスの反撃が始まった。
火をつけて象を怯えさせ、自らはプルの乗っている象を槍で突き刺して倒す。
そして、兵士の士気が持ち直したところでアレクサンドロスは進軍を命じる。
プルは即座に撤退を命じ、馬に乗り換えて逃亡した。
プルが向かった先は、タクシラとパウラヴァを繋ぐ川に架けられている細い橋だった。
その橋は2~3人しか通れないため、たとえ大軍に追われたとしても一気に襲われることはない。
プルに追いついたアレクサンドロス軍の兵たちは、橋で待ち構えるプルに立ち向かっていくが、ことごとく返り討ちにされる。
【ポロス~古代インド英雄伝~】感想51話
耳を塞いでいるように言われたマラヤは、一体いつまで言う通りにしているのだろうと、ストーリーに関係ないところがつい気になってしまいました。
そしてアヌスヤがどんな屈辱を受けることになるのだろうと心配でしたが、今のところ水をぶっかけられただけで済んでいるのは幸いかもしれません。
一方、アレクサンドロスとルクサナのカップルは進展しそうでしない感じが良いです。
あのアレクサンドロスに対して「眼差しが気に障る」とまで言う強気なルクサナには笑えました。
【ポロス~古代インド英雄伝~】感想52話
本作は、たびたび少年漫画っぽい展開が繰り広げられるのですが、今回のプルが象を乗りこなすくだりも漫画チックでした。
プルは戦象を使ってアレクサンドロスと対うつもりのようですが、ただ自分が乗るだけなのか、それとも象兵の軍隊を作り上げるつもりなのかが気になるところ。
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どうやらタクシラは、アレクサンドロスと和睦する条件としてプルの身柄を引き渡すつもりのようです。
アンビ王は昔から裏切りグセがあるので、「やっぱりか!」という気もします。
ただ、思慮深そうなチャーナキヤまでその作戦に賛同したのは意外でした。
もしかするとチャーナキヤは、プルを引き渡す裏で、アレクサンドロスに対抗するための別の作戦を用意しているのかもしれませんね。
【ポロス~古代インド英雄伝~】感想53話
シーズン3の初めの頃は、プルとラチのお熱いシーンがたくさん描かれましたが、最近はめっきりなくなりました。
それはきっと、プルに王族としての自覚が強く芽生え始めたからではないかと思われます。
母アヌスヤの救出よりもインドを守ることを選んだぐらいですし、今はラチとの恋愛はお預けといったところなのでしょう。
一方のアレクサンドロスとルクサナの夫婦は、日に日に面白さが増しています。
ついこの間も「眼差しが気障り」と言い放ったルクサナですが、今回も「あなたの不安な顔が見たい」とアレクサンドロスに言いたい放題。
アレクサンドロスもアレクサンドロスで、「そなたは首を贈るのが趣味であろう」と勘違いしているのが笑えました。
もしかしたら勘違いではなく嫌味かもしれませんが、どちらにしろ言葉に捻りが効いてて最高です。
【ポロス~古代インド英雄伝~】感想54話
象を使った戦法は実際にもあるようですが、本作の象はCG感がすごくてストーリーにあまり集中できませんでした(笑)
でも、あのアレクサンドロスを相手に象で意表をつき、その後も戦況を有利にすすめていったプルは流石。
もともとプルを差し出すつもりだったアンビ王も、インドが有利となった今は意を翻してアレクサンドロスとの和睦をとりやめるかもしれません。
シーズン3は残り12話となりましたが、このままタクシラでの戦が続くのか、後半の展開も気になるところです。
【ポロス~古代インド英雄伝~】感想55話
プルもアレクサンドロスも次の一手がさすがで、どちらも簡単には負けません。
2人が瞬時に繰り出す戦術が見事だからこそ、戦争シーンはもう少し気合いを入れて描いてほしかった気もします。
予告を見ると、タクシラでの戦はこれで一旦 区切りがつくようです。
ただ、プルが爆発で飛ばされてしまったのでどうなることやら……。
*次回56話~60話のネタバレ感想はこちら。
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