【瓔珞(エイラク)】59話・60話のあらすじとネタバレ感想。

瓔珞(エイラク) アジアドラマ
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【瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~】ネタバレ感想59話・60話。3年ぶりに瓔珞が延禧宮に戻ってきました。乾隆帝は以前よりも怒りがおさまっているとは言え、まだ完全には瓔珞を許しきれていない様子。そんな中、瓔珞はどのようにして再起をはかるのか!?

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【瓔珞(エイラク)】ネタバレ59話

陛下が一番聞きたいこと

延禧宮を訪れた乾隆帝は、入り口で鉢合った侍医から瓔珞が体調を崩していると聞く。

部屋に向かうと、瓔珞は血の写経を終えた後だった。

乾隆帝は「決して心配はしていない」と前置きした上で、今後は血の写経をやめるように言う。

だが瓔珞は、80巻を完成させると皇太后と約束したからやめることはできないと答えた。

瓔珞は、去ろうとする乾隆帝を引き止め、このまま帰られては後宮での立場がなくなると訴える。

そう言われた乾隆帝は、仕方なく延禧宮の偏殿で泊まることにした。

夜になると、瓔珞は乾隆帝の布団にもぐりこんだ。

気づいた乾隆帝は出ていけと言うが、彼女は「自分の部屋は鼠が出るから怖い」などと適当なことを言ってここに留まろうとする。

だが3年前のこと(避妊薬の服用)をまだ許していない乾隆帝は、無理やり瓔珞を追い出そうとした。

すると瓔珞は、乾隆帝に口づけをしたかと思うと強く抱きつき、避妊薬を服用した本当の理由を話しはじめる。

「母のようにお産で命を落とすのではないかと怖かったのです。まだ母親になる準備もできていない」

それを聞いた乾隆帝は、「分かった。望まぬなら無理強いはしない」と避妊薬のことは許したものの、他にもまだ怒っていることがあると言う。

瓔珞はそれが何なのかは聞かず、強く口づけをした。

瓔珞が眠った後、乾隆帝は彼女の顔に触れながら「朕が一番聞きたいことをなぜ答えぬ」と呟いた。

翌朝。

瓔珞が目覚めると、乾隆帝はすでに延禧宮を去っていた。

そこに小全子がやってきて、乾隆帝は順嬪の宮にいると報告をする。

順嬪へのジェラシー

瓔珞が妃嬪の集まりに顔を出すと、そこにはかつて幽閉されたはずの嘉妃もいた。

どうやら、皇后をはじめとする妃嬪たちは、結託して順嬪と対抗しようと考えているようだ。

瓔珞も表向きは彼女たちに協力するフリをする。

順嬪は瓔珞の宮で歩き方の練習をしている。(瓔珞は順嬪の教育係)

順嬪の口から陛下の話が語られるたびにイライラが募る瓔珞は、「疲れたから帰って」と順嬪に言う。

順嬪は転んだ拍子に、“乾隆帝が自ら彫った玉佩”を落とした。

それを目にした瓔珞はますます不機嫌になり、強制的に順嬪を追い出すのだった。

生まれ変わり

皇太后の娘(公主)の法要が行われることになった。

どうやら皇后は、法要の場で順嬪を陥れるつもりのようだ。

このまま黙っていれば順嬪は消え、瓔珞が寵愛を取り戻せるはずだと明玉は言う。

だが瓔珞は、順嬪を助けることに決めた。

法要当日。

順嬪が祭壇に写経を供えた瞬間、仏花が燃えた。

それを見た皇太后は順嬪を捕らえるよう命じるが、よく見ると順嬪の口の下に針を刺した痕があることに気づく。

それを見た皇太后は、順嬪を公主の生まれ変わりだと思い込んだ。

なぜなら、かつて公主が生きていた頃「体に印をつければ転生できる」と僧に言われ、公主の口の下に針を刺したからだった。

それと同じ痕が順嬪についていることから公主の生まれ変わりだと思い込んだ皇太后は、自身の宮に順嬪を連れていく。

実はこの針の痕は、瓔珞が順嬪を助けるために授けた

瓔珞は皇太后の宮を訪れ、そのすぐ後に乾隆帝もやってくる。

乾隆帝は瓔珞を一顧だにせず、皇太后の前で順嬪をかばい順嬪の手を握る。

それを見た瓔珞はショックを隠せない様子だ。

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【瓔珞(エイラク)】ネタバレ60話

朕が一番じゃないことが許せぬ

順嬪は法要での出来事を乾隆帝に話す。

誰かの策略により仏花が燃えて処罰されそうになったが、事前に瓔珞が策(針の痕)を授けてくれたおかげで助かったのだと。

それを聞いた乾隆帝は、「やはりな」と初めから分かっていた様子だ。

乾隆帝の心に瓔珞がいることを見抜いた順嬪は、瓔珞の本心を探ると申し出る。

「私を寵愛したのも、令妃(瓔珞)の本心を知るためなのでしょう」

「朕は決して令妃を重視しておらぬ。だが彼女の中で朕が一番じゃないことが許せぬのだ」

間接的に瓔珞を助ける陛下

皇后は瓔珞を許せずにいた。

結託して順嬪を始末する算段だったのに、瓔珞が裏切って順嬪を助けたからだ。

延禧宮を訪れた皇后は、なぜ裏切ったのかと瓔珞を問い詰めるが、殺すのはやりすぎだと返ってくる。

皇太后から呼びだされた瓔珞は「順嬪に針のことを入れ知恵したのは瓔珞ではないか」と疑いを向けられる。

瓔珞は否定をするが、皇太后の疑いは晴れない様子だ。

同じく皇太后に呼び出された順嬪は、瓔珞でさえ知らない公主の話を披露し、自身が公主の生まれ変わりであると皇太后に信じ込ませた。

公主の話は、実は乾隆帝が順嬪に教えた内容。

明玉の体を蝕む銀針

瓔珞は、海蘭察と明玉の婚儀を進めていた。

海蘭察のもとを訪れた明玉は、勝手に婚儀を進めたことを怒りつつも、真剣に「嫁いでほしい」と言われて受け入れる。

「海蘭察。あなたの妻になりたい」

しかし、無情にも体内の銀針が明玉の体を蝕んでいた。

胸の苦しみを感じはじめた明玉は、以前 葉先生に「銀針がみぞおちに達したら助からない」と言われたことを思い出す。

死が近づいていることを悟った明玉は、瓔珞に「嫁がない」と告げた。

ちょうど居合わせた順嬪は、その後に明玉の部屋を訪れる。

すると突然明玉が苦しみ始めたため話を聞くと、体内にある銀針が臓腑に達してしまったとのことだった。

ある夜、瓔珞の寝床に順嬪が忍びこんできた。

順嬪は、「陛下への本心は隠したままなのでしょう」と言ったり「冷たいように見えて心は温かい」と瓔珞の本質を見抜く。

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【瓔珞(エイラク)】感想59話

瓔珞は、避妊薬を服用していた理由を陛下に打ち明けました。

陛下は避妊薬のことは許したけれど、瓔珞の口から一番聞きたかったことは「陛下を愛しているかどうか」なのではないでしょうか。

それを聞きたかったということは、陛下もまだ瓔珞を愛している証拠。

であれば、陛下が順嬪を寵愛しているのは愛情からではなく、瓔珞の気を引くためなのかもしれません。

(わざわざ瓔珞を順嬪の教育係に指名していましたし)

一方の瓔珞は、妃嬪の集まりに出席したり 妃嬪たちの前で笑顔を張り付けたりと、とにかく彼女らしくありませんでした(笑)

でも、自分らしくないことをしてしまうほど順嬪のことが気になるということなのかも。

前回に引き続きヤキモチを焼く瓔珞は可愛いですし、瓔珞が陛下を追いかけるといった展開は新鮮みがあって面白いです。

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【瓔珞(エイラク)】感想60話

どうやら、陛下が順嬪を寵愛していたのは瓔珞の本当の気持ちを知るためだったようです。

かつて瓔珞も、陛下の心をつかむために傅恒との過去を利用していたので、お互い様といえばお互い様なのかもしれません。

ただ、利用された人間が少し可哀想な気もします。

明玉の体内の銀針が、ついに心臓付近に達してしまった予感……。

海蘭察との幸せな結婚が待っているというタイミングでこんなことになってしまうなんて、あまりにも辛すぎる展開です。

明玉が「海蘭察、あなたの妻になりたい」と笑顔で言うシーンや、そのすぐ後に、明玉が体内の針に苦しまされるシーンは涙なしには見られませんでした。

本作の癒しである海蘭察と明玉の2人には、絶対に幸せになってほしいと願う視聴者も多いはず。

どうか明玉が助かってほしいと願わずにはいられません。

*次回61話・62話のネタバレ感想はこちら

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Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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