【グッド・プレイス】シーズン1のあらすじ・ネタバレ。死後にいい所に送られた主人公は、実は手違いで送られていたことに気付きます。間違えで送られてきた人間だったため主人公の行動・言動のせいで様々なところにしわ寄せがいき、在りえない事態が次々と……。今いるいい所に居続けるために奔走するファンタジー・コメディ。
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「グッド・プレイス」公式サイト
【グッド・プレイス】キャラクター紹介
エレノア・シェルストロップ/クリステン・ベル
この物語の主人公、とにかく生きている時には他人のことにも興味がなく、非人道的で道徳観の全くない人間。
間違いで送られた。
いい所に在り続けるために道徳観を身に付けようと奮闘。
チディ・アナゴンエ/ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
エレノアのソウルメイト。
生きている時は倫理学を教える大学教授だったため、死後はエレノアの説得により道徳観を教える先生になる。
優柔不断過ぎて他人に迷惑を掛けることもしばしば。
タハニ・アル=ジャミル/ジャミーラ・ジャミル
エレノアの隣人。
大きな屋敷に住み、見た目もゴージャスなお金持ちのお嬢様。
生きている時は慈善活動やモデルなどをしており、悪気もなく人に嫌味が言えてしまう無神経さの持ち主。
ジェイソン・メンドーサ/マニー・ハシント
タハニのソウルメイト。
仏教の修行僧で、沈黙の誓いのため全く話をしない。
実はエレノアと同じで、ジャニュという人と間違えられていい所に送られてきており、生きている時はドラックに強盗と、おおよそいい所に来れる人物ではない。
ジャネット/ダーシー・カーデン
宇宙のあらゆる知識を持って、皆の要求に答えるサポート役。
空間を移動でき、プログラムで動いている。
マイケル/テッド・ダンソン
いい所を作った建築家。
エレノアのやってきた地区を、200年の下積みを経て初めて設計させてもらえたために、通常は作った地区に建築家は住むことがないが、自分の目で確認したいがために同じ場所で暮らしている。
しかしその実態は……!?
【グッド・プレイス】シーズン1のあらすじ
主人公エレノアは、死後の世界にやってきました。
いい所の設計士のマイケルから自分が死んだこと、生前に行っていた善行について説明されこの場所はいい所だと説明されます。
いい所には、それぞれにソウルメイトがいます。
エレノアはソウルメイトのチディに、自分は本当はいい所に来れる人間ではないことを全て話しました。
しかし、エレノアの行いが悪いため、様々なエレノアの発言・行動に関連するような酷いことが起こっていきます。
エレノアは間違いでいい所に来たことがバレると悪い所に送られるために善人になることを決意。
ところが、「自分に道徳を教えてほしい」と嫌がるテディを説得し何とかいい人間になろうとするも、街が崩壊していったりとまったく改善されませんでした。
そんな中、隣人の僧侶も実は人違いで送られてきていたことが分かりジェイソンはエレノアの前で全てを話します。
崩壊の原因をマイケルが探し初め、チディに迷惑が掛かるとエレノアは自ら間違いでいい所に来てしまったことを皆の前で告白。
すると、悪い所から本物のエレノアを連れて迎えがやって来ました。
何とかいい所にそのままエレノアがいれるよう画策するも解決できず、とうとう判事を呼んで解決することになったのです。
エレノアは、ジェイソンとジャネットと共に中立へ逃げ出します。
しかし、判事から戻って来ないと代わりにチディとタハニを悪い所へ送ると脅され、エレノアたちは再びいい所へ戻りました。
判事から「誰でもいいので2人選べ、30分以内に」と、悪い所に行く人間を自分たちで選ぶよう言われ、皆自分が行くべきだと言い合いを始めてしまいます。
すると、エレノアはいきなり「自分とチディが行く」と、マイケルと判事にきっぱりと宣言しました。
全員が戸惑う前で、エレノアは「言い合いばかりでそれこそ拷問だった。それで気付いたの!ここはいい所ではなく、ここが悪い所なの‼」と言ったのです。
マイケルが大笑いしだし、エレノアの言ったことが正しいことを認めました。
実はマイケルが普通の悪い所の拷問ではない、人間関係の複雑さからくる苦しみを受けるための拷問を作り出す新たな試みだったことを説明します。
「間違えた点を修正し再度、はじめからやり直す」と言うマイケル。
エレノアはマイケルたちに気付かれないように、慌ててメモを書きジャネットの口に入れました。
そしてマイケルが指をならし再スタートです。
全く別の人のソウルメイトに出会い、新たにスタートしたエレノアの元にジャネットがメモを届けにきました。
メモには「エレノア チディを見つけろ」とだけ書かれていました。
【グッド・プレイス】シーズン1の見どころ・ネタバレ
「いい所」とは
いい所はいくつかの地区に分かれていて、それぞれの地区にきっかり322人づつ割り当てられています。
至福の調和を以って皆と暮らせるようにと完璧に選ばれた住人たちです。
地区ごとに個性は様々で、暖かい所・寒い所・都会・農地などありますが、どの地区でも草の葉一枚・てんとう虫一匹の細部に至るまで住人のために考え抜かれて作られていました。
フローズンヨーグルトの店がいっぱいで、これはどの地区にも置いています。
エレノアの死に方
エレノアは買い物帰りのスーパーの駐車場で、寂しい女のお供マルガリータミックスの瓶を落とし、拾おうとしていました。
そこに、ショッピングカートを重ねて長い列を作っていた店員が定位置に戻そうとしていたところ、ショッピングカートの列がみだれエレノアに激突。
先頭のショッピングカートにつかまるも勢いあまって道路に投げ出され、そこを勃起不全の広告車に轢かれたあげく、最初に到着した救命士が元彼という恥ずかしい死に方でした。
とにかく口が悪い、人に思いやりなどない生前のエレノア
✓週に一度の友人との飲み会で、帰りの運転手はいつもくじ引きで決めていましたが、エレノアはズルをして一度も運転手にならないので当番制にすることに。しかし、飲み会仲間を裏切ってバーテンダーと消えてしまったため、週一度の飲み会から追放されてしまいました。
✓友人から家の留守番と病気の犬の世話を引き受けるも、行きたかったコンサートに誘われ遊びに出かけてしまい、放置して出て行ったせいで犬の病気が重症化。
✓友人から高いワンピースを絶対に貸さないと言われたのに、勝手に着たあげくファスナーを壊し破いてしまい、それをクリーニング屋のせいにしてしまう。後にクリーニング屋は訴えられ賠償金で倒産。
✓友人がネットで攻撃されていたネタを「写真付きのTシャツが作られるかも」と話した相手が本当にTシャツを作ってしまい、それが飛ぶように売れたためエレノアはマージンを受け取ります。
✓募金活動をしている人に毎回悪態をつく。
✓とにかく団体行動が嫌いなため、学生時代も会社でも悪態をつきまくり人を遠ざけます。
【グッド・プレイス】シーズン1の感想
天国と地獄ではなくいい所と悪い所と表現されているのは、宗教ごとに天国と地獄の呼び名も違うためにざっくりとした表現にしているのではないかと感じました。
生前の善行をポイントにするのですが、いい所にいる人はあまりにも善人過ぎる人ばかりでそれ以外は全て悪い所へ。
過去の偉人たちも全て悪い所行きというのはすごい発想で、とても面白かったです。
ラストは奇想天外な展開に驚きを隠せません。
そして2回目のマイケルの計画が始まりました。
自分からのメモを受け取ったエレノアはチディを見つけ、いい所へ行けるのかシーズン2が楽しみです。