【グッド・プレイス】シーズン2の見どころ・ネタバレと感想。シーズン1で自分たちの連れてこられたところがいい所ではなく、悪い所だと見抜いた主人公エレノア。マイケルは再度記憶を消して、もう1度初めからやり直しを始めました。ところが何度も繰り返しやり直しをするもマイケルの思い通りには全くいかず結果エレニアたちにバレてしまい逃げ出す4人。終わりの見えないストーリー展開が面白いファンタジーコメディドラマ【グッド・プレイス】シーズン2を紹介します。
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【グッド・プレイス】シーズン2のあらすじ
1度目の失敗に文句を言う悪い所のキャストを説得し、打ち合わせをしたマイケル。
さあ、2度目がはじまりました。
今度はソウルメイトを別々にし、エレノアとチディを離れ離れにしてからスタート。
ところが、今度のソウルメイトは自分が間違えていい所に来てしまったことを話そうとすると「ジムに行ってくる」と、逃げ出すので話が出来ずエレノアは1人で混乱します。
そこに、再起動したジャネットが現れエレノアにメモを渡しました。
エレノアは自分の字で書かれているメモを見ますが、「チディを見つけろ」が何のことか全くわかりません。
歓迎パーティでチディを見つけたエレノアは、自分が間違っていい所へ来たことを説明。
チディは混乱するも、メモによって自分たちは記憶にはないが面識があることを確信します。
タハニは自分と不釣り合いのソウルメイトに取り乱して失態を犯し、お詫びをしにエレノアの所へやってきました。
ジェイソンも同様に、ソウルメイトが気に入らず逃げ出してジャネットに相談すると、ジャネットは彼をエレノアの家に連れて行きます。
マイケルとそれぞれのソウルメイトたちは、エレノアの家で皆を引き離そうとするも、エレノアが「ここが何処かは分からないが、いい所ではない」と、またもや見抜いてしまいました。
自分たちはマイケルに騙されている、しかもメモを見せこれが初めてじゃないと気づきます。
マイケルは大笑いし「どうしてうまくいかないのか分かった、次はメモがないからうまくいく」と言って指をならしてリブート。
そして、何度も繰り返しとうとう802回目になった時、同じことの繰り返しに嫌気がさした悪い所のキャストにストライキをされてしまいます。
エレノアとチディは、路地裏でサボっているキャスト同士の話から真実を知ってしまい、慌てて中立に逃げ出しました。
中立にやってきたエレノアにミンディは、既にここには15回もやってきていること、今までの失敗した作戦などを説明しました。
そしてとんでもないことに、エレノアとチディのベッドシーンを盗撮していたミンディは、そのテープを見せ「エレノアとチディは心から愛し合っている」と言います。
エレノアは信じられないと動揺し悩みましたが、中立にいても結局解決しないのでマイケルの元に戻ることにしたのです。
*
その頃、ヴィッキー(悪い所のキャストの1人)は「今回失敗したら自分が街を設計し、今までの失敗の詳細をまとめたレポートを上に報告する」と、マイケルを脅しました。
追いつめられたマイケルはエレノアたちとチームを組むことを思いつき、さっそくエレノアたちを説得することに。
ただ、初めはエレノアだけがチームを組むことに納得をしませんでした。
マイケルから、何回繰り返してもエレノアがチディに助けを求め、チディが合意すると、それまでうまくいっていても必ず失敗していたことを聞かされます。
自分には仲間が必要だと理解したエレノアは、チディを大切に思っていたことに気付きマイケルの提案を受け入れました。
そしてリブートされたふりをし、記憶を残したままヴィッキーの作戦にのり、拷問を受けていると思わせることで日々を過ごします。
その間にもエレノアは、マイケルに倫理観を学ぶよう条件をつけていたので、マイケルはチディの授業受けました。
授業のおかげでマイケルには倫理観が芽生え、心からエレノアたちを助けたいと思うようになっていきます。
そんな日々を過ごすなか、マイケルの地区にショーン(マイケルの上司)がやってきました。
ショーンはマイケルの功績が認められ昇進したこと、街を壊しエレノアたちは通常の悪い所へ送るよう伝えます。
街の破壊で混乱しているのに乗じて4人は逃げ出し、マイケルと合流しましたがいい所に行く方法を知らないマイケルたちは途方に暮れてしまいました。
そこでタハニの提案で判事に助けを求めることにしたのです。
悪い所に行ったエレノアたちはスタッフに見つかって追われるも、マイケルが自己を犠牲にして何とか判事のもとへ辿り着き、いい人間であることを証明するためテストを受けさせてもらうことになりました。
全員が合格しないといい所にはいかないと自分たちで決め、テストに挑むエレノアたち。
しかし、エレノア以外は皆不合格になってしまったのです。
そこにジャネットに助けられたマイケルがやってきて判事を説得。
「死ぬまでのポイント制に問題がある 4人は死後に成長しいい人間になった これは想定外だ」
その意見に感動した判事は、当面の間は中くらいのところを用意して4人バラバラで過ごしてもらい、その間にマイケルが上を説得し続けることを提案しますが、エレノアたちはバラバラにされることに納得がいきません。
すると判事は、現世でポイントも稼げず試験にも合格できない、死後もいい所へ行くというご褒美があったからこそいい人間になれたエレノアたちに、いい所へ行く資格はないと怒ります。
そこでマイケルは判事に異例の要求をし、ご褒美がなくてもいい人間になれることを証明するため、エレノアたちの記憶を消して死ぬ直前に戻したのです。
戻された直後、事故に合いそうになっているエレノアをマイケルが救います。
エレノアは死に直面したことによっていい人間になろうと自分から思い立ち、生活を変えていこうとしますが、上手くいかずまた元のエレノアに戻ってしまいました。
マイケルはエレノアの背中を押すため判事に隠れて現世に行き助言します。
またいい人間になろうとを思い直したエレノアは、ネットでチディの講義を見つけ思い切って会いに行くことにしたのです。
再び出会うエレノアとチディは……。
【グッド・プレイス】シーズン2の見どころ・ネタバレ
繰り返すこと802回
1回目が失敗に終わり、2度目もエレノアの残したメモによって失敗してしまいました。
マイケルは文句を言う悪い所のキャストに「3度目の正直」と説得し、上司には2回目の失敗を報告せずに3回目がスタート。
初めはマイケルの思い通りに事は進みます。
しかし、エレノアは自分からいい人間になるためにジャネットに相談してチディを紹介され、3回目の128日目には1回目と全く同じ結果になってしまいます。
11回目はソウルメイトに長時間 愛の歌を聞かされて嫌気がさし、ここが悪い所と気付きました。
32…57…99と失敗し続け、108回目には始まりの説明をテープに吹き込んでる最中にエレノアが入ってきたため数秒で終了。
109…127…149…218…291…333回と、ソウルメイトを入れ替えてみても全てエレノアに悪い所と見抜かれ……。
484回目には、あまりにも失敗が続くのにやさぐれて酒をあおるマイケルは、酔っ払いながらエレノアに「ここは悪い所だ」と話して終了。
649回目には何とジェイソンにまで悪い所だと気付かれてしまいます。
そしてとうとう802回目には悪い所のキャストがストライキを初め、そこでマイケルはリブートをやめエレノアたちとチームを組みことに。
不死身のマイケル倫理を学ぶ
マイケルは不死身で人間の体を模した人物のため、チディの授業を受けても人間の倫理についてはまったく理解することが出来ません。
「行動の責任を取る必要がない、嘘をついても1兆年も経てば罪悪感は薄れていく」と、チディは人間の命には限りがあるので行動に責任がでてくるが、マイケルにはそれがないとエレノアに説明。
善悪についてよりも命について考えさせないといけないと思い、チディはまず死についてマイケルに問いかけます。
するとマイケルは、自分たちには死の代わりに引退があることを話したのです。
チディが「この世界から自分だけがいなくなることを想像して」と話すとマイケルは、死や倫理について理解をしはじめます。
それと同時に奇声を発し、思い切り落ち込んで寝込んでしまいました。
マイケルはこれが倫理の第一歩で、「チディが成功した」とエレノアに話したのです。
【グッド・プレイス】シーズン2の感想
3度目の正直ならぬ、802回目の正直でした。
アメリカでは批評家協会テレビ賞を受賞しました。
1話20分程度の見やすさに加え登場人物が多いにもかかわらず、ほぼ主要メンバーの6人に注目していればいいので一気見してしまうと評判も上々。
ネットでの書き込みも「予想を斜めにいく」や「面白い」との声も多く、802回という途方もない回数を繰り返すも、展開の速さと様々な相違点の世界はまったく飽きがきません。
シーズン3では現世に戻されたエレノアたちですが、本当にご褒美なしにいい人間になってポイントを取得することが出来るのか、また新たな世界観から目が離せません。