【花不棄〈カフキ〉】15話・16話のあらすじと感想。花不棄の告白、その答えは!?

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ15話・16話。花不棄は蓮衣客に思いの丈を告白しました。蓮衣客は告白を拒みながらも心の中では花不棄を案じ……!? 一方で、明月山荘の者たちが一斉に動き出したことでストーリーが大きく進展するのです。この記事では、ネタバレ感想をお届けします。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ15話

再び莫府で暮らす花不棄

莫府に引き渡された花不棄は床に伏せながら、蓮衣客れんいかくに告白したことを思い返していた。

一方で莫夫人は、花不棄が莫府に戻ってきたことを好機と考え、再び花不棄の命を狙うよう莫じいに命じる。

翌日から莫じいは、毒入りの汁ものを頻繁に花不棄のもとへ届ける。

しかし、毒入りであることを知る花不棄は警戒し、届けられた汁ものを決して飲み込むことはしなかった。

いまだ莫府に潜入中の柳青妍りゅう・せいけんは、ぼんやりしている莫若菲ばく・じゃくひの隙をついて殺そうとするが、莫若菲に優しくされたことを反芻しているうちに殺害を思いとどまる。

その頃。

柳青妍の双子の姉である柳青蕪りゅう・せいぶは、花不棄を襲った刺客だとバレて以来 姿をくらましていた。

花不棄のガチ告白

陳煜は、莫府にいるほうが花不棄にとって安全だろうと判断し、このまま花不棄を莫府に置くつもりでいた。

対して信王は、火事の真相(莫夫人が薛菲を殺そうとした)を知っているため莫府が安全とは思えず反対し口論となる。

その夜、花不棄の容態が思わしくないと知った陳煜は、蓮衣客の姿に扮して彼女の様子を見に行った。

花不棄は蓮衣客が会いに来てくれたことを喜ぶが、蓮衣客は「これで会うのは最後」だと言って去ろうとする。

そんな蓮衣客を後ろから抱きしめた花不棄は、改めて告白をした。

しかし、蓮衣客は花不棄の告白を受け入れず、もう2度と会うことはないと告げて去っていく。

陳煜は、表向きは花不棄と距離を置く一方で、花不棄の咳に効くとされる貴重な薬をひそかに莫府に届けさせていた。

碧羅天の予言

数日前。

信王は、明月山荘の刺客が花不棄を殺そうとしたことを知りながら、明月山荘の罪を不問にした。

その理由は、柳明月から「碧羅天へきらてんの入り口にお連れしますよ」と言われたからだった。

一般的には、碧羅天は伝説上の聖地とされている。

だが、かつて「碧羅天の宝を手に入れた者が天下を得る」という予言がなされたことで、碧羅天の地を探そうとする者が少なからずいた。

信王もその1人だ。

♦推測♦

おそらく“碧羅天の聖女“とは、碧羅天の地を探し出すことができる力を持っているのではないかと思われる。

つまり信王は、碧羅天に案内してもらうことを条件に明月山荘の罪を不問にしたのだった。

とは言え、このまま柳明月に主導権を握られたくない信王は、主導権を奪い返すために莫府(莫若菲)を利用しようと考えつく。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ16話

蓮衣客の正体

莫若菲を呼び出した信王は、かつて莫夫人が菲薛を殺そうとしたことを責め立て、当時のことを詳しく調べるつもりだと話す。

そして、次の入札会では莫府ではなく朱家(&柳明月)に流通権を与えるつもりだと伝えた。

納得のいかない莫若菲に、信王は「だからと言って簡単に柳明月に流通権を与えるつもりはない」と言う。

信王は、柳明月に全財産を吐き出させるために、莫府が最大限まで値段を吊り上げてほしいと莫若菲に頼んだ。

蓮衣客は数日前に「もう2度と会うことはない」と言ってしまったものの、花不棄の体が心配になりこっそり様子を見に行った。

それに気づいた花不棄は部屋の外に出ると「近くにいるんでしょ。姿を見せてくれるまで部屋に戻らない」と口にする。

近くで見守っていた蓮衣客は、倒れそうになった花不棄に駆け寄り体を支える。

部屋に運ばれた花不棄が意を決して蓮衣客の仮面をとると……彼の正体は陳煜だった。

正体を知った花不棄はショックで泣き出してしまう。

「あなた以外なら、誰でも良かったのに」と。

その後、友人の元崇げんすうのところへ足を運んだ陳煜は酒を飲んで荒れた。

朱家の使い

花不棄に料理を運んだ新人侍女の小蝦しょうかは、会話の中でそれとなく「朱家」という言葉を口にする。

彼女が朱家の使いだと気づいた花不棄は、侍女の秀春を下がらせて小蝦と2人きりに。

やはり小蝦は朱家の使いだったようで、朱福が計画したとおり仮死状態になる薬を持ってきたのだと言う。

小蝦の話では、これを飲んだ花不棄が埋葬された後で、朱家の者が棺を掘り起こして花不棄を復活させる算段らしい。

話を聞いた花不棄は、莫府で飲むと莫若菲に迷惑がかかってしまうから王府で飲むつもりだと小蝦に伝えた。

柳青蕪との駆け引き

逃亡中の柳青蕪は、陳煜にとって花不棄が大切な存在であることを見抜いていた。

以前に花不棄が危ない目にあったときに、陳煜がとっさに彼女を守ったからだ。

柳青蕪は自分の正体が刺客だとバレているにもかかわらず、大胆にも陳煜を呼び出し、花不棄を盾にして取り引きを持ちかけた。

「現在花不棄のもとに刺客を向かわせている。花不棄の命を助けたければ、私が荘主になれるよう手助けをしてほしい」と。

具体的には

柳青蕪が陳煜を碧羅天の入り口に案内する

碧羅天で宝を手に入れた陳煜が天下を得た暁には、自分を皇后にしてほしい

とのことだ。

さらに柳青蕪は、柳明月と自分は親子ではないことや、柳明月の出自に関すること、そして柳明月の復讐についても全てを話す。

それらを聞いた陳煜は、一時的に柳青蕪と手を組むことにした。

入札会の日が近づいていた。

そんな中、仲間といっこうに連絡が取れない柳青妍は焦ってしまい、迷いながらも莫若菲の殺害に踏み切った。

殺意に気づいた莫若菲は応戦するが、柳青妍の剣には毒が塗られていたらしく毒に侵されてしまう。

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【花不棄〈カフキ〉】15話の感想

前回の花不棄の告白はうわ言だったので、花不棄本人は覚えていないパターンかと思いきや、しっかりと覚えていました。

意外だったのは、花不棄が改めて蓮衣客にガチ告白をしたこと。

これまで陳煜のほうは、花不棄が好きなのだろうと思えるシーンが何度もありました。

しかし、花不棄の蓮衣客への恋心は今まで描かれてこなかったので、いつの間にそんなに想いを募らせていたのかという疑問が拭えませんでした。

もう少し花不棄の恋心を描いてくれていれば、今回の告白シーンはもっと感情移入できた気がします。

ともあれ、2人の恋愛模様が今後切なくなっていくのは間違いなさそうです。

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【花不棄〈カフキ〉】16話の感想

ついに花不棄が、蓮衣客と陳煜が同一人物であることを知りました。

今のところ、花不棄も陳煜も自分たちが血のつながった兄妹だと思い込んでいるため、たとえ両想いでもこれ以上先には進めない切なさがあります。

まだ16話ですし、2人の愛が実るのはもっと先かもしれませんね。

ストーリーは相変わらず面白く、“花不棄が仮死状態となって朱家へ行く“というトンデモな計画が着々と進んでいます。

莫府での暮らしも王府での暮らしもそれぞれに面白みがありましたが、次の朱家ではどんな暮らしが待っているのかと期待が高まります。

一方で、柳青妍の毒剣によって毒に侵された莫若菲の体は心配なかぎり。

2日後に開かれる入札会の結果もどうなるのか、見逃せないエピソードが盛りだくさんです。

*次回17話・18話のネタバレ感想はこちら。