【花不棄〈カフキ〉】あらすじ37話・38話。花不棄・東方炻・陳煜の3人は盗賊のアジトから逃げ出すことに成功しました。ところがその後、東方炻にハメられた朱寿が賭博で大負けをしてしまい……!? この記事では、ネタバレ感想をお届けします。
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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ37話
アジトからの逃亡
花不棄を探すために砂漠に向かった陳煜は、倒れている東方炻を見つけて起こした。
“花不棄は盗賊にさらわれたに違いない”と判断した2人は、盗賊をおびき出してアジトを案内させる。
*
盗賊のアジトでは、柳明月が主として盗賊たちを仕切っていた。
彼女は明月山荘の荘主という立場を柳青蕪に奪われ居場所がないため、盗賊のアジトで生活しているのだ。
盗賊の頭が令嬢(花不棄)を人質にとったと聞いた柳明月は、その令嬢を呼ぶよう部下に命じる。
花不棄は柳明月と面識があるのだが、顔に泥を塗って変顔することで正体がバレずに済んだ。
その後。
花不棄が部屋に戻ると、陳煜が助けに現れた。
2人はアジトから逃げようと試みるが、途中で盗賊たちに見つかってしまい包囲される。
それに気づいた東方炻は、すぐに柳明月のところへ行き「花不棄を解放し、陳煜だけを殺せ」と命じる。
アジトの地図
盗賊をふりきった花不棄と陳煜は、頭の部屋でアジトの地図を手に入れた。
ところが、そこに柳明月が現れたため陳煜がひとりで盗賊たちを引きつけることとなり、花不棄とは離れ離れになってしまう。
1人取り残された花不棄のもとに、東方炻が助けに現れる。
【花不棄〈カフキ〉】あらすじ38話
陳煜の救出
東方炻は花不棄だけを連れてアジトから逃げ出し、楚州へと向かった。
楚州には、陳煜の配下である韓業と小六も来ていた。
韓業たちと遭遇した花不棄は、盗賊のアジトの地図を渡し「陳煜を助け出してほしい」と頼む。
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東方炻は花不棄を小六に預けたあと、すぐにアジトに戻って「官兵(韓業)が来るからすぐにここを離れろ」と柳明月に命じた。
東方炻のその言葉どおり、ほどなくして韓業たちがアジトに現れ、陳煜は助け出された。
賭博の申し入れ
楚州に滞在中の朱寿は花不棄の情報を集め続けていたが、いまだに花不棄の居場所が分からず絶望していた。
そんな時に東方炻が現れ、花不棄の居場所を知っているかのような口ぶりで「助けてやってもいい」と言い、助ける条件として100万両を要求してきた。
朱寿は東方炻に頼るのは本意ではなかったが、他に手がないため仕方なく東方炻の条件を飲むことに。
まずは手付金として50万両を払うよう言われた朱寿は、お金を工面するため王夫人から申し込まれた賭博を引き受けることにする。
だが実は、王夫人には東方炻の息がかかっており、彼女が朱寿に賭博を申し込んだのも東方炻の命令だった。
賭博場での再会
花不棄は小六に、“迎えにきてほしい”という朱寿への伝言を頼んだ。
ところが、花不棄の前に現れた代理の者は「朱寿は現在 王夫人と賭博をしている」と話す。
それを聞いた花不棄がすぐに賭博場へ向かおうとすると、目覚めた陳煜も同行するという。
*
花不棄と陳煜が賭博場に到着すると、朱寿はかなり負け越していた。
花不棄は、なぜかこの場に東方炻が居ることから、この賭博は東方炻が仕組んだことなのだろうと見抜く。
【花不棄〈カフキ〉】37話の感想
前回まではギスギスやり合っていた陳煜と東方炻が、花不棄を助けるために一時的に協力しあう姿は感じ入るものがありました。
と言っても、結局 東方炻は盗賊に陳煜を殺させようとするのですが。
一方の花不棄は、柳明月に正体がバレないようにと、彼女の前でずっと口をしゃくれさせていたのがコントのようで笑えました。
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東方炻と配下の会話で「皇帝との決戦」というワードが出てきたことから、やはり東方家は謀反を起こすつもりのようです。
以前に考察したとおり、おそらく蕭九鳳は碧羅天の宝を手にいれて誠王を皇帝に立てようとしているのではないかと思われます。
【花不棄〈カフキ〉】38話の感想
蕭九鳳が謀反を企てているのはほぼ間違いないでしょうが、東方炻は祖父の蕭九鳳に従っているだけで彼自身に逆心があるかは分かりません。
ところで、蕭九鳳はけっこうな重要人物であるはずなのに、ここ最近は出演シーンが全くなく存在感が薄れつつあります。
出番が少ないといえば、莫府や朱家のメンバーも同じ。
ストーリーを広げて登場人物を増やしすぎると、こういったデメリット(全然出てこなくなる人がいる)が生じてしまうのが難点ですね。
*次回39話・40話のネタバレ感想はこちら。