【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】7話ネタバレと解説。パーシーとアイリスは次第に仲良くなるが、アイリスに好意を寄せているサイラスはそれを快く思わない。そして明らかになるハックの過去。アポカリプスの日に海兵隊員だったハックに一体何が起きたのか……。
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第7話「真実か挑戦か」あらすじ。
死体からブーツを漁るハックに、トラックに乗ったフェリックス達が合流。
エルトンに手品を披露するトニー、トラックから積荷を降ろすパーシーと会話するアイリス。
そしてサイラスは明らかにパーシーに嫉妬していた。
トニーは集まった皆に地図を見せ、更にスライドを地図に投影して燃料集積所の場所を教えた。
アイリスは、クーブリック中佐から渡された地図にスライドを重ね、二重螺旋が浮かび上がった地点が父親のいる場所に違いないと確信する。
その後、いつものティーンエージャー4人にパーシーを加えた5人は、”真実か挑戦か”ゲームをした。
フェリックスとトニーも別の部屋で語り合った。
ホープはパーシーから”今までにした一番悪い事”を話すようにせがまれたが、もちろんエルトンの母親を殺した事などと話せるはずもなく怒ってその場を後にした。
【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】第7話ネタバレ
燃料集積場で。
その後、一行はトニーの案内でCRMの燃料集積所に到着した。
燃料集積所には誰もいないと思われていたが、そこに潜んでいた男にホープが人質に取られてしまう。
男は足をエンプティーに噛まれていた。
ハックが問い詰めると男はウォルターと名乗る。
ウォルターはハックに市民共同体のマークがあるため信用することが出来ないでいた。
そんなウォルターに対して、ハックは「助かる、私達なら治療出来る」と言ってホープを解放させたが、ハックはホープを解放したにも関わらずウォルターを殺害する。
フラッシュバックするハックの過去とは?
ハックは海兵隊員として勤務していた。
6話でハックは「川から拾い上げられた時、ハックと呼ばれていた」と語っていたが、ここでは彼女の本当の名前はジェニファーだと判明する。
アポカリプスの日、ハックは建物内でエンプティーに対処していたが、停電で赤外線暗視装置を使用するもエンプティーと生存者の区別が出来なくなり、サーマル(温度感知)に切り替える。
それでも停電下に変わりなく、生存者とエンプティーの区別は困難だった。
彼女は「動く者は生きているかどうかに関わらず殺せ」という命令が下ったが従わず、逆に海兵隊員達を銃でなぎ倒し、生存者達を助けることを選択したのだ。
その後、ハックは仲間を殺した事に対する後悔のためか、ナイフで自分の頬に傷を付けた。
サイラスがパーシーに嫉妬? 第7話の結末。
パーシーはアイリスを誘いトラックで待つように言った。
サイラスはその会話を聞いていた。
アイリスはパーシーから招待を受けたものの、いつまで経っても彼が現れないため探しに行く。
そこで惨殺されたトニーの遺体を発見。
トニーの傍らにはレンチのような物が見える。
ここでカメラが移動し、トイレのような場所で震えているサイラスの姿を写す。
サイラスがトニーを殺害したのか?状況は不明なまま話は終わる。
(サイラスが嫉妬でパーシーを殺害しようとして仲裁に入ったトニーを殺害?)
原題Truth or Dare 邦題 真実か挑戦か 2020年11月13日配信
第7話の感想と考察。
ほのぼの学園ドラマは前回までで終わり、第7話に来てようやく視聴者が望んでいた【ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド】になったのではないでしょうか。
トニーは第6話から引き続き登場しますが、ドラマの鉄則通りで急に登場シーンが増えたと思えば死亡フラグが立ちまくり、大方の視聴者の予測通りあっさり死亡。
手品師だけに引田天功やデビッド・カッパーフィールドのように、今回はイリュージョンで次回また復活するという穿った見方をする人もいますが果たして?
Entertainment Weeklyによると、ショウランナーのマット・ニグリートは死体はトニーだとしています。
同記事によれば、クリフハンガーはすぐ解決してファイナルに向けてストーリーが展開するのだとか。
他にも、前半の気だるいみんなで和気あいあいの部分に対して、最後には皆別れ別れになるとも。
これは残り3話は期待して良いのか?
また、予想していた人も多いと思いますが今回はハックを語る回となりました。
ハックの性格ですが「助ける」と言いながらウォルターを殺すところは、本家のリックそのもの。
本家では何回もこういうシーンがありました。
足を切断しなければならないウォルターを仲間に加えても足手まといなだけ、などと思っていましたが、ハックはアイリスとは違ってハッキリとリアリストとして設定されている。
更に、海兵隊員だったハックに「動いている者は皆殺せ」という命令が下るシーン。
これは【フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】シーズン1で、州兵がナパームで街を焼き尽くすという設定とシンクロ。
軍隊で上官の命令は絶対なのですが、一般市民を守るはずの軍隊が市民を無差別に殺戮するのでは、もはや何のための存在か分かりません。
ハックの行動にも一理あると思います。
余談ですが、National Guard は普通は州兵とするのが慣例となっていますが、プライムビデオの【フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】の字幕では国家防衛隊となっていました。
また、ホープはエルトンの母親を殺してしまったため彼に対して親切に振る舞っていましたが、ついに勘違いされて告白されてしまいました。
これは笑える。
一体どうなるやら。
✓ワシが地球を掴んでいるマークは海兵隊のシンボル。
✓ハックが見つけてフェリックスが飲んでいるドリンクはマウンテン・デュー、最近日本ではあまり見かけません。
視聴者の意見は?
Imdbのレビューを見てみると、今回の方針展開に好意的な意見が多いようです。
もっとも、シーズン1を全部撮影後に配信しているのだから、学園ドラマの部分を引っ張りすぎた、というべきか。
Finally an episode that doesn’t drag! None of the characters really annoyed me like the previous episodes before this one. I also liked the Huck backstory we got, made me appreciate her presence more
スローテンポやイライラが解消された感じが伝わってきます。
またハックのストーリーに好意的な意見が多いようです。
For the first time, I actually enjoyed this, and the show is heading in the right direction. I was fearful after reading the synopsis but things finally get interesting here. The flashbacks for Huck offer the devestating origins of her scar, plus Hope (I think, I still get confused between which ones called Hope and which ones Iris) torturing herself over her secret is an interesting watch. The real strong point comes with the ending that showcases a relatively thrilling cliffhanger that makes us want more for the first time since the show began. I struggle to rate this any higher because the performances are still poor and the dialogue is still questionable, but I hope this is a sign that the show is now on the right track.
こちらは完全には肯定してないものの、やはり方向転換を歓迎しています。
トニー惨殺のクリフハンガーパートに関心が集まっているようです。